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下條医院

脳神経外科・内科・小児科 / 長野県伊那市

ご予約・お問い合わせはお電話で
0265-76-5353
電話受付:9:00〜11:30 / 15:00〜17:00
下條医院 外観

頭痛、めまい、しびれ。
どの科に行けばいいかわからない症状も、
まずご相談ください。

当院は脳神経疾患を中心に、内科・小児科を含めて総合的に診療する
地域のホームドクターです。

私たちができること

🔍診断する

MRI検査が必要と判断した場合には、連携医療機関にて速やかに検査を受けていただける体制を整えています。

🔗必要な医療につなぐ

  • 専門病院への紹介・連携
  • MRI・高度検査の手配
  • 緊急時の迅速な対応
  • 在宅医療・介護との連携

📅継続的に診る

  • 高血圧・糖尿病・脂質異常症
  • 脳卒中の再発予防
  • 認知症の経過観察
  • 慢性頭痛の管理
  • オンライン診療(一部の患者さんに限る)
💉

予防接種に力を入れています

お子さまの定期接種から、大人の方のインフルエンザ・肺炎球菌・帯状疱疹ワクチンまで、幅広く対応しています。
接種をご希望の方はお電話にてご予約ください。

インフルエンザ 肺炎球菌 帯状疱疹 新型コロナウイルス 日本脳炎 麻疹・風疹(MR) 水痘 百日咳(DPT) B型肝炎 ヒブ(Hib) 小児用肺炎球菌 ロタウイルス 子宮頸がん(HPV)

受診の流れ

😷
不織布マスク着用のお願い 感染症対策のため、ご来院の際は不織布マスクをご着用ください。
💳
キャッシュレス決済対応 現金のほか、各種キャッシュレス決済がご利用いただけます。
🚭
敷地内・施設内禁煙 当院の敷地内および施設内は全面禁煙です。
1

お電話でご予約

0265-76-5353
電話受付時間:9:00〜11:30 / 15:00〜17:00

2

来院・受付

保険証・診察券をお持ちください
マイナ保険証もご利用いただけます

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診察・検査

症状をくわしくお聞きし、必要な検査を行います

4

説明・処方

結果をわかりやすくご説明します
必要に応じて専門病院への紹介状を作成します

🌡 感染症診察専用スペースを設けています
当院では、インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症などの感染症が疑われる患者さんと、一般診察の患者さんとの接触を避けるため、専用の診察スペースを設けています。
発熱・咳・のどの痛みなどの症状がある方は、一般診察エリアとは別の動線でご案内し、専用スペースで診察・検査を行います。
ご来院前に必ずお電話にてご連絡ください。受診歴の有無にかかわらず対応いたします。
感染症診察専用スペース
感染症診察専用スペース(院内敷地内)
  • 専用の動線・出入口でご案内
  • 一般患者さんとの接触を最小限に
  • 院内感染リスクの低減
  • 受診歴のない方も受け入れ可能

お知らせ

  • 2026.06.04 医療DX 電子的診療情報連携体制整備加算・オンライン診療への取り組みを掲載しました。 → 詳しくはこちら
  • 2026.06.04 お知らせ ホームページを開設しました。
  • 2026.06.03 休診 6月3日(水)は臨時休診でした。

症状から探す

「どの科に行けばいいかわからない」という症状もお気軽にご相談ください。
脳神経疾患・内科・小児科を横断して、症状の原因を一緒に考えます。

🤕頭痛 頭が痛い・ズキズキする
突然の激しい頭痛がある
📄 記事あり
😵めまい・ふらつき 目が回る・フラフラする
歩くとよろける
📄 記事あり
🤲手足のしびれ 手や足がしびれる・感覚がにぶい
片側だけしびれがある
📄 記事あり
🫠脱力・麻痺 力が入らない・動かしにくい
片側だけ重い感じがする
📄 記事あり
🧠物忘れ・認知症 同じことを何度も言う・物忘れが増えた
日常生活で困ることが増えた
📄 記事あり
⚡けいれん・てんかん 体がけいれんした・意識がなくなった
手足がガクガクふるえた
📄 記事あり
🤐言葉が出にくい 言葉がうまく出ない・ろれつが回らない
人の言葉が理解できない
📄 記事あり
👁視野が欠ける・複視 視野の一部が欠ける・ものが二重に見える
急に見えにくくなった
📄 記事あり
😶顔面麻痺・顔のゆがみ 顔の片側が動かしにくい・口がゆがむ
目が閉じにくい
📄 記事あり
🚶歩きにくい・よく転ぶ 足がもつれる・ふらつく
転びやすくなった
📄 記事あり
😴強い眠気・意識障害 急に強い眠気が来る・意識が遠くなる
呼びかけに反応しない
📄 記事あり
💥頭部を打った 頭をぶつけた・強く打った
その後、頭痛や吐き気がある
📄 記事あり
🫀血圧が高い 血圧が高いと言われた・頭がふらつく
降圧薬を飲んでいる
📄 記事あり
🩸血糖・コレステロール異常 血糖が高い・コレステロールが高い
健診で引っかかった
📄 記事あり
📋健診で異常を指摘された 健診で再検査と言われた
どこに行けばいいかわからない
📄 記事あり
🌡発熱・風邪・咳 熱がある・せきが続く
のどが痛い・鼻水が出る
📄 記事あり
😟不安・不眠・疲労感 眠れない・疲れが取れない
気力がわかない・不安が続く
📄 記事あり
👶お子さんの発熱・体調不良 子どもが熱を出した・ぐったりしている
けいれんがあった・元気がない
📄 記事あり
💓動悸がする 心臓がドキドキする
脈が速い感じがする
📄 記事あり
🫁息切れがする 少し動いただけで息が切れる
前より疲れやすくなった
📄 記事あり
❤️‍🩹胸が痛い 胸が締め付けられる・チクチクする
深呼吸すると胸が痛い
📄 記事あり
😮‍💨息苦しい 空気が吸いにくい感じがする
横になると苦しい
📄 記事あり
💔脈が乱れる 脈が飛ぶ・不規則な感じがする
ドキッとする感覚がある
📄 記事あり
😣腹痛・胃の不調 お腹が痛い・胃が重い
下痢や便秘が続いている
📄 記事あり
🤢吐き気・食欲不振 吐き気がする・食欲がない
食べると気持ちが悪くなる
📄 記事あり
🦵関節の痛み・腫れ 関節が痛い・腫れている
朝、こわばる感じがある
📄 記事あり
🦴骨の弱り・骨折が心配 骨が弱いと言われた・転んで骨折した
背が縮んだ気がする
📄 記事あり
😩筋肉痛・こわばり・だるさ 体がだるい・筋肉が痛い
全身にこわばりがある
📄 記事あり
🩹皮膚の発疹・かゆみ 皮膚に発疹が出た・かゆみが続く
水ぶくれが出た
📄 記事あり
🔥皮膚の赤み・水ぶくれ 皮膚が赤くなった・水ぶくれができた
ピリピリとした痛みがある
📄 記事あり
❓原因がわからない症状 何となく体の調子が悪い
どこに行けばいいかわからない
📄 記事あり
このような場合はすぐにお電話または救急受診を
突然の激しい頭痛・半身の麻痺や脱力・呂律が回らない・意識を失った・激しいめまいで動けない ── これらの症状は脳卒中などの緊急疾患の可能性があります。すぐに119番をお呼びください。

診療内容

🧠 脳神経外科

  • 頭痛(片頭痛・緊張型頭痛など)
  • めまい・耳鳴り
  • 手足のしびれ・脱力
  • 物忘れ・認知症の相談
  • 脳梗塞・脳出血の予防と管理
  • 頭部外傷の診察
  • てんかん・けいれん
  • 顔面麻痺
  • CT検査
  • 脳波検査
  • 眼振検査(めまい)

🩺 内科

  • 風邪・発熱・咳
  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 脂質異常症
  • 動悸・息切れ
  • 上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)
  • 超音波検査(頸動脈・甲状腺・腹部・心臓)
  • ホルター心電図
  • レントゲン検査
  • 睡眠時無呼吸検査
  • 各種健康診断
  • 各種予防接種
  • 生活習慣病の管理
  • 骨粗鬆症の診断・治療
  • 全身骨塩測定(骨密度検査)
  • 体組成計(筋肉量・体脂肪測定)

👶 小児科

  • 小児の発熱・感染症
  • 熱性けいれん
  • 各種予防接種

🔬 院内検査機器

🖥

CT検査

脳出血・脳梗塞・頭部外傷の確認

📈

脳波検査

てんかん・意識障害の診断

👁

眼振検査機器

めまいの原因診断(BPPV・前庭疾患)

🦴

全身骨塩測定

骨密度測定・骨粗鬆症の診断と管理

⚖️

体組成計

筋肉量・体脂肪・内臓脂肪の測定。生活習慣病管理に活用

🩸

血液検査・心電図

内科・脳神経全般の各種血液検査、12誘導心電図

💓

ホルター心電図

24時間携帯型心電図。不整脈・動悸の原因を調べる

🔊

超音波検査

頸動脈・甲状腺・腹部・心臓(エコー)

🔬

上部消化管内視鏡

胃カメラ。胃・食道・十二指腸の観察・診断

🩻

レントゲン検査

胸部・腹部・骨格の画像診断

😴

睡眠時無呼吸検査

自宅で行う簡易検査。いびき・無呼吸の診断

MRI検査について
MRI検査が必要と判断した場合には、連携医療機関にて速やかに検査を受けていただける体制を整えています。

診察時間

時間月火水木金土日
8:30〜12:30 ○○○ ○○○休
15:00〜17:30 ○○休 ○○休休

※ 祝日は休診です。臨時休診はカレンダーでご確認ください。

2026年度 診療カレンダー

午前・午後 診療 午前のみ 休診 祝日・臨時休診 当番医

アクセス

医院名
下條医院
住所
長野県伊那市手良野口2005-3
電話
0265-76-5353
電話受付:9:00〜11:30 / 15:00〜17:00
駐車場
30台あり
診察時間
午前 8:30〜12:30 / 午後 15:00〜17:30
休診日
水曜午後・土曜午後・日曜・祝日
お支払い
現金・各種キャッシュレス決済対応
禁煙
敷地内・施設内すべて禁煙です

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キャッシュレス決済対応

現金のほか、各種キャッシュレス決済がご利用いただけます。詳しくは受付にてご確認ください。

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敷地内・施設内禁煙

当院の敷地内および施設内は全面禁煙です。患者さんのご理解とご協力をお願いします。

健康ライブラリ  症状や疾患について、正確な情報をわかりやすくお届けします

※ 各記事は順次追加・更新していきます。

施設基準・加算について

当院が届出を行っている施設基準・各種加算について、それぞれの目的や患者さんへのメリットをわかりやすくご説明します。

① 医療情報取得加算

🎯 目的・メリット

マイナ保険証を使ったオンライン資格確認により、患者さんの受診歴・処方薬・健診結果などの情報を正確に取得し、より安全で質の高い診療を行うための加算です。

✅ 患者さんへのメリット

他院での処方薬・アレルギー情報・健診結果などを医師が把握できるため、薬の重複や飲み合わせのリスクを減らし、より安心・安全な診療が受けられます。

マイナ保険証のご利用をお願いします
マイナ保険証を使ったオンライン資格確認にご協力いただくことで、医師が正確な診療情報を把握でき、より適切な医療の提供につながります。

※ 従来の保険証でも受診いただけます。マイナ保険証の利用の有無によって診療内容に差はありません。

② 外来感染対策向上加算

🎯 目的・メリット

外来での感染症対策を強化し、院内感染を防ぐための取り組みを行っている医療機関に算定される加算です。発熱患者さんを受け入れる体制を整えることが要件となっています。

✅ 患者さんへのメリット

感染症が疑われる方と一般の患者さんの動線を分けることで、院内での感染リスクを低減します。受診歴がなくても発熱の方を受け入れます。

当院の感染対策の取り組み

・受診歴の有無にかかわらず、発熱その他感染症を疑わせる症状のある患者さんの診療を行っています。
・一般診療の患者さんと診療時間・診療場所を分けて対応しています。
・感染対策研修を受けた医師・スタッフが院内感染対策を推進しています。
・地域の基幹病院・医師会と連携し、感染症対策に取り組んでいます。

🌡 発熱・感染症が疑われる方はご来院前にお電話ください
発熱がある 咳・咽頭痛がある インフルエンザが心配 新型コロナ感染後の不調
③ 医療DX推進体制整備加算

🎯 目的・メリット

電子カルテ・オンライン資格確認・電子処方箋など、医療のデジタル化(DX)を積極的に推進している医療機関に算定される加算です。医療の質と効率を高め、地域全体の医療連携を強化します。

✅ 患者さんへのメリット

電子カルテにより診療情報が正確に管理され、他の医療機関・薬局との情報共有がスムーズになります。より迅速・正確な診療が受けられます。

当院の取り組み:

電子カルテ導入 オンライン資格確認 オンライン請求 マイナ保険証対応 地域医療機関・薬局との情報連携
④ 情報通信機器を用いた診療に係る基準(オンライン診療)
当院は対面診療を基本としており、オンライン診療は一部の患者さんに限られます。

🎯 目的・メリット

スマートフォン・タブレットなどを使って、自宅や外出先から医師の診察を受けられる仕組みです。通院が難しい方や、病状が安定している慢性疾患の方の利便性を高めます。

⚠️ 注意事項・安全上の配慮

  • ・対面診察と異なり、直接触れての診察はできません
  • ・初診での向精神薬の処方は行いません
  • ・厚労省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」を遵守しています
  • ・必要に応じて対面受診をお願いする場合があります

対象:再診の方・慢性疾患(高血圧・頭痛・脂質異常症など)で病状が安定している方。詳しくは オンライン診療についてのページをご覧ください。

⑤ 一般名処方加算

🎯 目的・メリット

薬の「商品名」ではなく「成分名(一般名)」で処方することで、薬局でジェネリック医薬品(後発医薬品)を選びやすくする仕組みです。患者さんの薬代の負担を軽減できる場合があります。

✅ 患者さんへのメリット

薬局でジェネリック医薬品を選択できるようになり、薬の費用負担が軽くなる場合があります。同じ成分・同じ効き目で、より安価なお薬を選ぶことができます。

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは?
先発医薬品(最初に開発・販売された薬)と同じ有効成分を使った薬です。効き目・安全性は同等と認められており、価格が低いことが特徴です。ご希望がある場合は医師または薬局にご相談ください。
⑥ 明細書発行体制等加算

🎯 目的・メリット

診療費の内訳(使った薬・行った検査・処置など)を詳しく記載した「明細書」を無償で発行する体制を整えている医療機関に算定される加算です。医療費の透明性を高めることを目的としています。

✅ 患者さんへのメリット

何の検査や治療を受けたのか、どのような薬が処方されたのかを明細書で確認できます。医療費の内容を患者さん自身が把握・確認できる権利が守られます。

当院での対応
・患者さんのご希望にかかわらず、原則として全員に無償で明細書を発行しています。
・明細書の発行を希望されない場合は、受付窓口にてお申し出ください。
・明細書に記載の内容についてご不明な点があれば、受付・スタッフにお気軽にお尋ねください。
長期収載品の選定療養について(ご参考)

令和6年10月より、ジェネリック医薬品がある薬について、患者さんのご希望で先発医薬品(長期収載品)を選ぶ場合には、先発品と後発品の差額の一部を患者さんにご負担いただく「選定療養」の仕組みが始まっています。

ジェネリック医薬品への変更を希望されない理由がある場合など、詳しくは受付またはお電話にてご相談ください。

情報通信機器を用いた診療(オンライン診療)について

当院は対面診療を基本としており、オンライン診療は一部の患者さんに限られます。
ご不明な点はお電話(0265-76-5353)にてお問い合わせください。

当院では、情報通信機器を用いた診療(オンライン診療)を実施しています。
オンライン診療では、患者さんの状態によっては十分な情報が得られないため、対面診療をお願いする場合があります。
また、オンライン診療による初診の場合には、向精神薬の処方は行いません。
オンライン診療の実施にあたっては、厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針」を遵守し、安全かつ適切な診療に努めています。
診察の結果、必要と判断した場合には、対面での受診や他の医療機関への受診をお願いすることがあります。

頭痛、生活習慣病(高血圧・脂質異常症など)で病状が安定している患者さんについては、オンライン診療をご利用いただける場合があります。詳しくは受付またはお電話にてご相談ください。
オンライン診療の対象
  • 再診の患者さん
  • 慢性疾患(高血圧・脂質異常症・頭痛など)で病状が安定している患者さん
  • 医師がオンライン診療可能と判断した患者さん

※ 症状・病状によっては対面診療をお願いする場合があります。

オンライン診療で対応可能な内容
  • 定期受診・処方継続
  • 検査結果のご説明
  • 健康相談
オンライン診療に対応できない場合
  • 緊急性の高い症状
  • 詳細な身体診察が必要な症状
  • 初診での向精神薬の処方
  • 医師が対面診療を必要と判断した場合

トップ  › 症状から探す  › 健康ライブラリ  › 頭痛

受診したほうがよい頭痛のサイン

頭痛は誰にでも起こるありふれた症状です。しかし、中には早めの診察や検査が必要な頭痛もあります。次のような場合には、医療機関への受診をご検討ください。

🚨 すぐに受診が必要な頭痛

突然起こった激しい頭痛

「今まで経験したことがないほど強い頭痛」「突然ハンマーで殴られたような頭痛」
このような頭痛は緊急の病気が隠れていることがあります。

手足の麻痺・しびれを伴う頭痛

  • 手足に力が入らない
  • 顔がゆがむ・顔面のしびれ
  • 言葉が出にくい・ろれつが回らない

頭痛とともにこれらの症状がある場合は、脳卒中の可能性があります。早急な受診が必要です。

発熱や首の痛みを伴う頭痛

  • 高熱がある
  • 首が硬くて前に曲げられない
  • 強いだるさがある

髄膜炎など感染症による頭痛の可能性があります。

意識がもうろうとする・けいれんを起こした

  • 呼びかけへの反応が悪い
  • ぼんやりしている
  • けいれんを起こした

緊急の対応が必要になる場合があります。

頭をぶつけた後の頭痛

頭部外傷の後に頭痛が強くなる・吐き気が続く・意識がおかしい場合は受診をおすすめします。慢性硬膜下血腫は時間が経ってから症状が出ることがあります。

⚠️ 早めの受診をおすすめする頭痛

これまでになかった頭痛

普段頭痛のない方が、新しく頭痛を繰り返すようになった場合。

頭痛が徐々に悪化している

数週間から数か月かけて強くなっている頭痛。

50歳以降に初めて起こった頭痛

年齢とともに頭痛の原因が変わることがあります。

日常生活に支障がある

仕事や家事ができない・市販薬が効かない・頭痛の回数が増えている。

💡 頭痛の多くは心配のない原因によるものです

頭痛の多くは片頭痛や緊張型頭痛など、命に関わらない病気によるものです。しかし、ご自身で原因を判断することは難しい場合があります。
「いつもと違う頭痛」「何となく心配な頭痛」があれば、お気軽にご相談ください。

「CT検査が必要か」「MRI検査が必要か」「経過観察でよいか」を判断することも当院の大切な役割です。
院内でCT検査を行うことができ、MRI検査が必要な場合には連携医療機関にて速やかに対応できる体制を整えています。

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トップ  › 症状から探す  › 健康ライブラリ  › 片頭痛

片頭痛とは?

片頭痛は、単なる「頭痛」ではありません。仕事・家事・勉強など日常生活に大きな影響を与える病気です。日本では多くの方が悩んでいますが、「体質だから仕方がない」と我慢している方も少なくありません。
現在では治療法が大きく進歩しており、症状を軽くしたり、発作の回数を減らすことが可能になっています。

こんな頭痛はありませんか?
✓ ズキンズキンと脈打つように痛む
✓ 頭の片側が痛む(両側の場合もあります)
✓ 動くと痛みが強くなる
✓ 光がまぶしい・音がうるさく感じる
✓ においに敏感になる
✓ 吐き気がする
✓ 仕事や家事ができなくなる

このような症状が繰り返し起こる場合は、片頭痛の可能性があります。

頭痛の前ぶれ(予兆・前兆)

頭痛が始まる前に次のような変化を感じる方がいます。

予兆(数時間〜前日)

  • ・あくびが増える
  • ・首や肩が張る
  • ・気分が変わる
  • ・甘いものが欲しくなる
  • ・集中しにくくなる

前兆(頭痛の直前・数十分)

  • ・キラキラした光が見える
  • ・視界が欠ける
  • ・手足がしびれる
  • ・言葉が出にくくなる

※前兆のない片頭痛の方が多数です

片頭痛の原因

片頭痛は「血管の病気」ではなく、脳の痛みを感じる仕組みが過敏になることで起こる病気と考えられています。遺伝的な体質や脳内の神経伝達物質の変化が関係していることが分かっています。
決して気のせいや精神的な弱さによるものではありません。

片頭痛を起こしやすいきっかけ(トリガー)
睡眠不足・寝過ぎ 強いストレス ストレスからの解放 月経・ホルモン変化 天候・気圧の変化 強い光・におい アルコール 食事を抜くこと

※ 引き金は人によって異なります。

我慢しないでご相談ください

片頭痛は適切な治療によって改善が期待できる病気です。「市販薬で何とかしている」「頭痛があるのが当たり前になっている」という方も、一度ご相談ください。

発作を抑える治療

トリプタン系薬・鎮痛薬など、発作時の痛みをやわらげます

予防治療

発作の頻度・程度を減らす薬を毎日服用します

CGRP関連の新しい治療

片頭痛の原因物質を標的にした、近年登場した治療法です

⚠️ 次のような頭痛は早めの受診が必要です
突然起こった激しい頭痛 / 今まで経験したことのない頭痛 / 発熱を伴う頭痛 / 手足の麻痺・しびれを伴う頭痛 / ろれつが回らない / 頭をぶつけた後の頭痛
→ 受診したほうがよい頭痛のサイン(詳しく読む)

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トップ  › 症状から探す  › 健康ライブラリ  › 緊張型頭痛

緊張型頭痛とは?

緊張型頭痛は、もっとも多くみられる頭痛のひとつです。「頭が重い」「頭を締めつけられる感じがする」「肩こりと一緒に頭痛がする」といった症状で受診される方が多くみられます。
片頭痛のように強い痛みで寝込むことは少ないものの、仕事や家事・勉強の集中力を低下させ、生活の質に大きく影響することがあります。

こんな症状はありませんか?
✓ 頭全体が重い
✓ 頭を締めつけられるような感じ
✓ 後頭部や首すじが痛い
✓ 肩や首がこる
✓ 夕方になると頭痛が出る
✓ デスクワーク・スマホの後に頭痛

多くの場合、頭の両側に症状がみられます。

片頭痛との違い
緊張型頭痛 片頭痛
締め付けられるような痛みズキンズキンと脈打つ痛み
軽度〜中等度中等度〜重度
両側に多い片側に多い
吐き気は少ない吐き気を伴うことが多い
日常生活は続けられることが多い動けなくなることもある

※ 両者が混在していることも少なくありません。

原因は肩こりだけではありません

以前は首や肩の筋肉の緊張が主な原因と考えられていました。現在では、痛みを感じる神経の仕組みが敏感になり、脳が痛みを感じやすくなっている状態が関係していると考えられています。

首・肩のこり ストレス 疲労 睡眠不足 長時間のデスクワーク 長時間のスマートフォン使用
治療について

治療は痛み止めだけではありません。以下のような方法が有効な場合があります。

生活習慣の改善

睡眠を整える・適度な運動・ストレッチ・ストレスを減らす

薬物療法

痛み止め・筋弛緩薬・症状が続く場合には予防薬を使用することもあります

⚠️ 痛み止めの使い過ぎにご注意ください
市販薬を頻繁に使用すると、かえって頭痛が慢性化することがあります(薬物乱用頭痛)。月に何度も頭痛薬を使用している場合は、一度ご相談ください。
⚠️ こんな頭痛は早めの受診をおすすめします
緊張型頭痛と思っていても、別の病気が隠れていることがあります。
突然起こった激しい頭痛 / 今まで経験したことのない頭痛 / 発熱を伴う頭痛 / 手足の麻痺・しびれを伴う頭痛 / ろれつが回らない / 徐々に悪化する頭痛
→ 受診したほうがよい頭痛のサイン(詳しく読む)
当院の考え方
頭痛の診療で最も大切なのは、「頭痛を正確に診断すること」です。緊張型頭痛なのか、片頭痛なのか、それとも別の病気が隠れているのかを見極めたうえで、必要な検査や治療をご提案します。
気になる頭痛が続く場合は、お気軽にご相談ください。

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トップ  › 症状から探す  › 健康ライブラリ  › 群発頭痛

群発頭痛とは?

群発頭痛は、非常に強い痛みを伴う頭痛で、頭痛の中でも最も痛みが強い病気のひとつとされています。「目をえぐられるような痛み」「頭を突き刺されるような痛み」と表現されることもあります。患者さんの数は多くありませんが、適切な診断と治療が非常に重要な頭痛です。

こんな症状はありませんか?
✓ 片側の目の奥が激しく痛む
✓ 目の周囲がえぐられるように痛む
✓ 同じ側の目が充血する
✓ 涙が出る・鼻水や鼻づまり
✓ じっとしていられない
✓ 頭を抱えて歩き回ってしまう

多くの場合、症状は頭の片側だけに現れます。

片頭痛との違い

群発頭痛は片頭痛と間違われることがありますが、特徴は大きく異なります。

群発頭痛片頭痛
目の奥の激痛ズキンズキンする痛み
15分〜3時間程度数時間〜数日
毎日ほぼ同じ時間に起こる不規則に起こる
落ち着かず歩き回る静かな場所で横になりたい
涙・鼻水を伴う吐き気を伴うことが多い
なぜ「群発」と呼ばれるのですか?

群発頭痛では、数週間から数か月の間、毎日のように頭痛が繰り返し起こります。その後は何か月から何年も症状が出ない期間が続くことがあります。このように「頭痛が集中して起こる時期(群発期)」があるため、群発頭痛と呼ばれています。

夜中・明け方に起こることが多い
眠っていたところを頭痛で目が覚めることもあります。発作はほぼ同じ時刻に起こることが特徴です。
原因は?

詳しい原因はまだ完全には分かっていません。脳の体内時計を調節する部分(視床下部)が関係していると考えられています。ストレスだけが原因で起こる病気ではありません。

群発期に避けた方がよいこと
群発頭痛が起きている時期には、飲酒・喫煙が発作を誘発することがあります。特にアルコールは少量でも発作を引き起こすことがあるため、群発期中は禁酒をおすすめします。
治療について

群発頭痛には専用の治療があります。一般的な頭痛薬だけでは十分な効果が得られないことも少なくありません。

酸素吸入療法

発作時に高濃度酸素を吸入することで痛みをやわらげます

トリプタン製剤

発作を素早く抑える薬です。注射剤や点鼻薬が使われます

予防薬

群発期の発作回数や強さを減らすための薬を使用します

このような方はご相談ください
「毎年同じ時期に片目の奥が激しく痛む」「夜中に頭痛で目が覚める」という方は、群発頭痛の可能性があります。適切な治療で症状を軽くしたり、発作を減らすことが可能です。お気軽にご相談ください。
⚠️ こんな頭痛は緊急受診が必要です
このような場合は群発頭痛ではなく、別の病気が隠れている可能性があります。
突然起こった経験のない激しい頭痛 / 発熱を伴う頭痛 / 手足の麻痺・しびれを伴う頭痛 / ろれつが回らない / 頭をぶつけた後の頭痛
→ 受診したほうがよい頭痛のサイン(詳しく読む)

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トップ  › 症状から探す  › 健康ライブラリ  › くすりの飲みすぎ頭痛

くすりの飲みすぎ頭痛(薬物乱用頭痛)とは?

頭痛があるたびに頭痛薬を飲んでいるうちに、かえって頭痛が起こりやすくなってしまうことがあります。これを「くすりの飲みすぎ頭痛(薬物乱用頭痛)」といいます。片頭痛や緊張型頭痛のある方にみられることが多く、決して珍しい病気ではありません。

こんなことはありませんか?
✓ 頭痛薬を飲む回数が増えている
✓ ほぼ毎日のように頭痛がある
✓ 薬を飲むと一度は良くなる
✓ 数時間後や翌日にまた頭痛が起こる
✓ 以前より薬が効かなくなった気がする

このような場合は、くすりの飲みすぎ頭痛の可能性があります。

なぜ起こるのですか?

頭痛薬は本来、頭痛を和らげるための薬です。しかし頻繁に使用すると、脳の痛みを感じる仕組みが過敏になり、頭痛が起こりやすくなることがあります。

頭痛 ↓ 薬を飲む ↓ 一時的によくなる ↓ また頭痛が起こる ↓ さらに薬を飲む

この悪循環に陥ってしまいます

注意が必要な使用頻度

多くの頭痛薬で薬物乱用頭痛が起こる可能性があります。一般的には、以下の頻度で3か月以上続けている場合に疑われます。

市販の鎮痛薬・解熱鎮痛薬

月15日以上

トリプタン製剤

月10日以上

治療について

治療の基本は、原因となっている薬の使い方を見直すことです。ただし自己判断で急に中止すると、一時的に頭痛が悪化することがあります。そのため、専門家による適切な管理のもとで進めることが大切です。

  • 頭痛の種類を正しく診断する
  • 頭痛薬の使い方を見直す
  • 必要に応じて予防治療を行う
頭痛日記が診断に役立ちます

次のような内容を記録して受診時にお持ちいただくと、診療の参考になります。

頭痛があった日 痛みの強さ 飲んだ薬の種類と量 薬の効果の有無
予防のためにできること
✓ 睡眠を整える
✓ 食事を抜かない
✓ 十分な水分をとる
✓ ストレスをためすぎない
✓ 頭痛薬を必要以上に使用しない
当院の考え方
頭痛薬が必要になることは決して悪いことではありません。しかし、薬の回数が増えてきた場合には、「頭痛が悪化しているのか」「薬の影響で頭痛が続いているのか」を見極める必要があります。
頭痛薬を使う回数が増えてきた方、ほぼ毎日のように頭痛がある方は、お気軽にご相談ください。

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トップ  › 症状から探す  › 健康ライブラリ  › めまい・ふらつき

めまい・ふらつきについて

めまいは多くの方が経験する症状のひとつです。「グルグル回る」「ふわふわする」「まっすぐ歩けない」など、その感じ方はさまざまです。めまいの原因は多岐にわたり、耳の病気・脳の病気・全身の病気など、いくつかの可能性が考えられます。正確な診断が、適切な治療への第一歩です。

めまいの感じ方の種類

🌀

回転性めまい

自分や周囲がグルグル回る感じ。耳の病気(BPPV・前庭神経炎)に多い。

🌊

浮動性めまい

ふわふわ・ゆらゆらする感じ。脳の病気や全身の病気でも起こる。

🚶

失調・ふらつき

まっすぐ歩けない・よろける感じ。小脳や脊髄の病気の可能性がある。

めまいの主な原因

めまいの多くは耳(内耳)の問題によるものですが、脳の問題が原因のこともあります。

🦻 耳(内耳)の病気

🧠 脳・神経の病気

  • ・脳梗塞・脳出血
  • ・小脳梗塞
  • ・脳幹の病変
  • ・聴神経腫瘍

💊 全身の病気・その他

  • ・低血圧・起立性低血圧
  • ・貧血
  • ・甲状腺疾患
  • ・薬の副作用
  • ・過換気・パニック障害

🧓 加齢・生活習慣

  • ・加齢による平衡感覚の低下
  • ・睡眠不足・疲労
  • ・脱水
  • ・眼精疲労
耳のめまいと脳のめまい——どう見分けるか

めまいが耳の問題か脳の問題かを見分けることは非常に重要です。以下は参考ですが、自己判断は危険です。専門医による診察が必要です。

耳のめまいに多い特徴脳のめまいに多い特徴
頭を動かすと誘発される安静にしていてもめまいが続く
回転感が強いふらつきや歩行障害が目立つ
数秒〜数分でおさまる症状が長く続く
耳鳴り・難聴を伴うことがある手足の麻痺・しびれを伴う
吐き気・嘔吐が強いろれつが回らない・複視がある

🚨 このめまいはすぐに受診を

次のような症状を伴うめまいは、脳卒中など緊急を要する病気の可能性があります。すぐに医療機関を受診してください。

⚠️ 突然起こった激しいめまい
⚠️ 手足の麻痺・しびれを伴う
⚠️ ろれつが回らない・言葉が出にくい
⚠️ ものが二重に見える(複視)
⚠️ 激しい頭痛を伴う
⚠️ 意識がもうろうとする
⚠️ まったく歩けない
⚠️ 顔の半分がしびれる・ゆがむ

※ 迷う場合はまず119番または救急受診をご検討ください。

受診の際に役立つ情報

次のことを事前にまとめておくと、診察がスムーズに進みます。

いつから グルグル回るか・ふわふわするか どれくらい続くか 何をすると起こるか(頭を動かしたときなど) 耳鳴り・難聴はあるか 他に気になる症状はあるか 服用中の薬
当院の考え方
「めまい」というひとつの症状でも、その原因は耳・脳・全身と多岐にわたります。「耳か脳か」を正しく見極めること、そして脳卒中などの緊急疾患を見逃さないことが、めまい診療で最も重要です。
CT検査(院内)により脳出血・脳梗塞の確認を行い、MRI検査が必要な場合には連携医療機関にて速やかに対応できる体制を整えています。

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トップ  › 健康ライブラリ  › めまい・ふらつき  › BPPV

良性発作性頭位めまい症(BPPV)とは?

BPPVは、めまいの中で最もよくみられる病気のひとつです。「寝返りをうったとき」「起き上がったとき」「上を向いたとき」など、頭を動かしたときに短時間の強いめまいが起こるのが特徴です。「良性」という名前のとおり、命に関わる病気ではありませんが、生活の質に大きく影響します。

こんな症状はありませんか?
✓ 寝返りをうつとグルグルする
✓ 朝ベッドから起き上がるとめまい
✓ 上を向いたときにめまいがする
✓ めまいは数秒〜1分ほどでおさまる
✓ 同じ動作をすると繰り返し起こる
✓ 吐き気を伴うことがある

耳鳴りや難聴は通常伴いません(あればメニエール病などを疑います)。

なぜ起こるのですか?

内耳の中には、平衡感覚を保つための「耳石(じせき)」と呼ばれる小さな結晶があります。この耳石が何らかの原因で本来の場所から外れ、三半規管の中に入り込むことで、頭を動かしたときに異常な信号が脳に送られ、めまいが起こります。加齢・頭部への衝撃・長時間の臥床などがきっかけになることがあります。

治療——耳石を元の位置に戻す

BPPVの主な治療は、耳石置換法(頭位治療)と呼ばれる頭を特定の方向に動かす理学療法です。薬を使わずに多くの場合で症状の改善が期待できます。

  • エプリー法:最もよく行われる頭位置換法
  • セモント法:別のタイプのBPPVに用いる
  • 症状が強い場合は吐き気止め・めまい止めの薬を併用
  • 再発した場合も同様の治療で対応できることが多い
めまいが強くて動けない場合や、はじめてめまいが起こった場合は、自己判断せずに受診をお勧めします。脳卒中などの緊急疾患との鑑別が必要です。
当院での対応
問診・眼振検査(めまいのときに目が動く方向の確認)などをもとにBPPVと診断し、頭位置換法による治療を行います。CT検査(院内)で脳の問題がないことを確認し、必要に応じてMRI連携も行います。

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トップ  › 健康ライブラリ  › めまい・ふらつき  › 前庭神経炎

前庭神経炎とは?

前庭神経炎は、内耳と脳をつなぐ「前庭神経」に炎症が起こることで、突然の激しいめまいが数日間続く病気です。ウイルス感染が関係していると考えられており、風邪の後に起こることがあります。耳鳴りや難聴を伴わないことが特徴で、メニエール病とは区別されます。

こんな症状はありませんか?
✓ 突然の激しい回転性めまい
✓ 立っていられない・歩けない
✓ 吐き気・嘔吐が強い
✓ めまいが数日〜1週間以上続く
✓ 頭を動かすと症状が悪化する
✓ 風邪の後に起こった

※ 耳鳴り・難聴は通常伴いません(あればメニエール病・突発性難聴を疑います)。

BPPVとメニエール病との違い
病気めまいの持続耳鳴り・難聴特徴
前庭神経炎数日〜数週間なし突然の激しいめまい。風邪後に多い
BPPV数秒〜1分なし頭を動かすと誘発される
メニエール病20分〜数時間あり繰り返す。耳の閉塞感を伴う
⚠️ 脳卒中との鑑別が重要です
突然の激しいめまいは前庭神経炎の可能性が高いですが、脳幹・小脳の梗塞でも同様の症状が起こります。手足の麻痺・ろれつが回らない・ものが二重に見えるなどの症状が一つでもあれば、すぐに救急受診が必要です。
治療と回復について

急性期(発症直後)は、めまいや吐き気を抑える薬による治療を行います。多くの場合、数日〜数週間で症状は改善します。

  • 急性期:抗めまい薬・吐き気止め・ステロイドの使用
  • 回復期:前庭リハビリテーション(目と頭の運動)が有効
  • ふらつきが残る場合でも、適切なリハビリで改善が期待できる
  • 再発は少ないが、めまいへの不安が続く場合はご相談を
当院での対応
問診・神経学的診察・眼振検査を行い、前庭神経炎と脳卒中の鑑別を行います。CT検査(院内)で脳出血・脳梗塞の確認を行い、脳幹・小脳の精密検査が必要な場合はMRI連携を行います。

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トップ  › 症状から探す  › 健康ライブラリ  › くも膜下出血

くも膜下出血とは?

くも膜下出血は、脳の表面にある血管が破れて出血する病気です。脳卒中の一種であり、命に関わることもあるため、緊急の治療が必要になります。最も重要なサインは「突然の激しい頭痛」です。

🚨 こんな頭痛は今すぐ救急受診を

「バットで殴られたような頭痛」
「雷が落ちたような頭痛」
「今まで経験したことのない頭痛」
「人生で最悪の頭痛」

頭痛は一瞬で始まり、すぐに強くなることが特徴です。このような頭痛が突然起こった場合は、ためらわず119番を呼んでください。

頭痛以外に次の症状を伴う場合も緊急です:

⚠️ 吐き気・繰り返す嘔吐
⚠️ 首の痛み・首が硬くなる
⚠️ 物が見えにくい・複視
⚠️ 意識がもうろうとする
⚠️ 一時的に意識を失った
⚠️ 手足が動かない・ろれつが回らない
原因は?

最も多い原因は、脳の血管にできた「脳動脈瘤」が破裂することです。動脈瘤とは、血管の一部が風船のように膨らんだ状態をいいます。

そのほか、頭部外傷・脳動静脈奇形・血管の炎症などが原因となることもあります。

どんな人がなりやすいですか?

次のような方はリスクが高いことが知られています。

高血圧 喫煙 多量の飲酒 家族に脳動脈瘤・くも膜下出血の方がいる 多発性嚢胞腎などの一部の遺伝性疾患
早期発見はできますか?

未破裂脳動脈瘤は、MRIやMRAなどの検査で発見されることがあります。破裂前に見つかれば、治療の選択肢を検討できます。特に以下の方では、脳卒中予防の観点から検査を検討することがあります。

家族歴がある 高血圧がある 喫煙歴がある

MRI検査が必要と判断した場合は、連携医療機関にて速やかに対応できる体制を整えています。

当院の考え方
頭痛の多くは片頭痛や緊張型頭痛など命に関わらない病気によるものです。しかし、「突然起こった頭痛」「いつもと違う頭痛」「今まで経験したことのない頭痛」は、くも膜下出血などの重大な病気のサインである可能性があります。
当院では診察と必要な検査(CT検査)を通じて、緊急性の高い病気が隠れていないかを判断します。

📞 迷わず救急車を呼んでください(119番)

・突然の激しい頭痛
・頭痛とともに意識を失った
・頭痛とともに手足が動かない
・ろれつが回らない
・強い頭痛と繰り返す嘔吐

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トップ  › 症状から探す  › 健康ライブラリ  › 小児の起立性調節障害

小児の起立性調節障害(OD)とは?

起立性調節障害(OD:Orthostatic Dysregulation)は、立ち上がったときの血圧や脈拍の調節がうまくいかなくなる病気です。特に小学校高学年から高校生にかけてみられることが多く、成長期のお子さんによくみられる病気のひとつです。

「怠けている」「やる気がない」「気持ちの問題」と誤解されることがありますが、体の調節機能に関係する病気です。
お子さん自身もつらい症状に悩んでいることが多くあります。正しい理解が、回復への第一歩です。
こんな症状はありませんか?
✓ 朝なかなか起きられない
✓ 午前中に体調が悪い
✓ 立ちくらみ・めまいがする
✓ 立っていると気分が悪くなる
✓ 動悸がする
✓ 頭痛がある
✓ 倦怠感が強い
✓ 学校へ行こうとすると体調が悪くなる
✓ 午後や夕方になると元気になる
午前中に症状が強く、午後になると改善することが特徴です。
なぜ起こるのですか?

立ち上がると、重力によって血液が足の方へ集まります。通常は自律神経が働いて血圧や脈拍を調節し、脳への血流を保っています。起立性調節障害では、この調節がうまく働かず、一時的に脳への血流が不足しやすくなります。

脳への血流不足 → めまい・頭痛・倦怠感・集中力低下
小児の頭痛との関連について

起立性調節障害では頭痛を伴うことが多く、頭痛を主な訴えとして受診されるお子さんも少なくありません。

  • ・起立後に悪化する頭痛は起立性調節障害に関連している可能性があります
  • ・片頭痛と起立性調節障害が合併していることもあります
  • ・「学校に行こうとすると頭痛がする」場合も、気持ちだけの問題ではなく体の反応であることがあります

→ 片頭痛についてはこちら → 緊張型頭痛についてはこちら

不登校との関係はありますか?

起立性調節障害のお子さんでは、朝に症状が強いため遅刻や欠席が増え、学習への影響が出ることがあります。しかし、これは本人の努力不足ではありません。症状が続くことで不安やストレスが加わり、さらに体調が悪化することもあります。ご本人とご家族、学校が病気を正しく理解することが大切です。

どのように診断するのですか?

診察では、症状の経過・睡眠状況・学校生活への影響などを確認します。また、血圧・脈拍・起立試験などを行うことがあります。貧血や他の病気が隠れていないかを確認するための検査を行うこともあります。

治療について

治療の基本は生活習慣の改善です。

💧 十分な水分をとる

脱水は症状を悪化させます。1日1.5〜2L程度を目安に。

🍳 朝食をしっかりとる

規則正しい食事が自律神経の安定につながります。

🏃 適度な運動を続ける

無理のない範囲で体を動かすことで症状の改善が期待できます。

🌙 睡眠リズムを整える

夜更かしを避け、規則正しい生活を心がけます。

必要に応じて薬による治療を行うこともあります。

将来はどうなりますか?

多くのお子さんでは、成長とともに症状が改善します。ただし改善には時間がかかることもあり、数か月から数年にわたって経過をみる場合もあります。焦らず、少しずつ生活リズムを整えながら治療を続けることが大切です。

保護者の方へ
起立性調節障害は、見た目では分かりにくい病気です。「怠けているのではないか」「気持ちの問題ではないか」と悩まれる保護者の方も少なくありません。しかし、お子さん自身もつらい症状に悩んでいることが多くあります。
当院では、お子さんの症状だけでなく、ご家族の不安や学校生活についても一緒に考えながら診療を行っています。気になる症状がある場合は、お気軽にご相談ください。

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トップ › 健康ライブラリ › 手足のしびれ

手足のしびれについて

「手足がしびれる」という症状は、脳・脊椎(首・腰)・末梢神経・血管など、さまざまな場所の問題で起こります。正確な診断が適切な治療への第一歩です。

しびれの感じ方と原因の手がかり
しびれの特徴考えられる原因
片側の手足(突然)脳梗塞・脳出血(緊急)
首を動かすと手がしびれる頚椎症・椎間板ヘルニア(頚椎)
腰痛+足のしびれ・歩くと悪化腰部脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア(腰椎)
両手足の先が左右対称にしびれる末梢神経障害(糖尿病など)
手首をよく使う・親指〜中指がしびれる手根管症候群
🚨 このしびれはすぐに受診を
突然起こった片側のしびれ / 手足の脱力・麻痺を伴う / ろれつが回らない / 顔がゆがむ / 激しい頭痛を伴う
脳卒中の可能性があります。119番または救急受診を検討してください。
当院の考え方
しびれの原因を見極めるには、症状の詳しい聴き取りと神経学的診察が重要です。CT検査(院内)を行い、必要に応じてMRI連携や専門病院への紹介も行います。

しびれに関連する疾患の記事

脳梗塞 頚椎症 末梢神経障害 腰部脊柱管狭窄症 椎間板ヘルニア

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トップ › 健康ライブラリ › 手足のしびれ › 脳梗塞

脳梗塞とは?

脳梗塞は、脳の血管が詰まり、脳の一部に血液が届かなくなる病気です。脳卒中の中で最も多く、突然の片側のしびれ・麻痺・言語障害などが現れます。治療の開始が早いほど回復の可能性が高まります。

🚨 FASTで覚える脳卒中のサイン

F — Face

顔がゆがむ・片側が動かない

A — Arms

片方の腕に力が入らない・上がらない

S — Speech

ろれつが回らない・言葉が出にくい

T — Time

すぐに119番!時間が命を左右する

脳梗塞によるしびれの特徴
  • 突然起こる:じわじわではなく急に始まる
  • 片側だけ:右か左、顔・腕・足が同側にしびれる
  • 麻痺を伴う:しびれとともに力が入らなくなる
  • 他の症状を伴う:言語障害・視野障害・めまいなど
脳梗塞の種類と原因

アテローム血栓性

動脈硬化で血管が狭くなり詰まる。高血圧・糖尿病・喫煙が主なリスク。

心原性脳塞栓症

心房細動などで心臓にできた血栓が脳に飛ぶ。広い範囲の梗塞になりやすい。

ラクナ梗塞

細い血管が詰まる小さな梗塞。高血圧が主な原因。症状が軽いことも多い。

再発予防が重要です

脳梗塞は再発しやすい病気です。再発を防ぐために、以下の管理が重要です。

抗血栓薬の継続 血圧管理 血糖・コレステロール管理 禁煙 適度な運動 定期受診
当院での対応
CT検査(院内)で脳出血・脳梗塞の確認を行います。MRI検査が必要な場合は連携医療機関に速やかに対応します。脳梗塞後の再発予防(血圧管理・抗血栓薬)は当院で継続的に管理できます。

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トップ › 健康ライブラリ › 手足のしびれ › 頚椎症

頚椎症とは?

頚椎症は、首の骨(頚椎)が加齢や使いすぎによって変形し、神経や脊髄を圧迫することで手や腕のしびれ・首の痛み・肩こりなどが起こる病気です。中高年以降に多くみられます。

こんな症状はありませんか?
✓ 首を動かすと手がしびれる
✓ 腕・手指にしびれや痛みがある
✓ 肩こり・首の痛みがひどい
✓ 手に力が入りにくい
✓ 細かい作業がしにくくなった
✓ 足がもつれる・歩きにくい(重症)
頚椎症の主な2つのタイプ

頚椎症性神経根症

神経の根元が圧迫される。片側の腕・手のしびれ・痛みが特徴。首を後ろに反らすと悪化しやすい。

頚椎症性脊髄症

脊髄が圧迫される。両手足のしびれ・細かい手作業の困難・歩行障害などが現れる。重症の場合は手術が必要なことも。

原因・リスク因子
加齢による骨・軟骨の変形 長時間のデスクワーク・スマホ使用 不良姿勢(前傾・猫背) 重い物を持つ仕事 頚椎への外傷
治療について

多くの場合、保存療法(手術以外の治療)が選択されます。

  • 頚椎カラー(装具)による安静
  • 消炎鎮痛薬・神経障害性疼痛薬の使用
  • 牽引療法・温熱療法
  • 姿勢改善・ストレッチ指導
  • 症状が強い・脊髄症の場合は整形外科・脳神経外科への紹介
当院での対応
神経学的診察・CT検査で頚椎の状態を確認します。MRIによる精密検査が必要な場合は連携医療機関に紹介します。脊髄症が疑われる場合や症状が強い場合は整形外科・脳神経外科専門医への紹介も行います。

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トップ › 健康ライブラリ › 手足のしびれ › 末梢神経障害

末梢神経障害とは?

末梢神経障害は、脳や脊髄から全身に広がる神経(末梢神経)が障害される病気の総称です。手足の先が左右対称にしびれる・感覚が鈍くなるといった症状が特徴で、糖尿病が最も多い原因のひとつです。

こんな症状はありませんか?
✓ 両足の先・足裏がしびれる
✓ 靴下をはいているような感覚
✓ 足の感覚が鈍くなった
✓ 夜間にしびれや痛みが強くなる
✓ 足の傷に気づきにくい
✓ 両手のしびれも出てきた

症状は通常、足先から始まり、徐々に上に広がる「手袋・靴下型」のパターンをとることが多いです。

主な原因

糖尿病性末梢神経障害

最も多い原因。血糖が高い状態が続くと神経が傷む。早期発見・血糖管理が重要。

その他の原因

アルコール性・ビタミン欠乏(B12など)・甲状腺疾患・薬の副作用・自己免疫疾患など

治療について
  • 原因疾患の治療(血糖管理・禁酒・ビタミン補充など)
  • 神経障害性疼痛薬(プレガバリンなど)
  • 足のケア・傷の管理(糖尿病の場合は特に重要)
  • 適度な運動・禁煙
糖尿病に気づいていない方でも末梢神経障害が最初の症状として現れることがあります。両足のしびれが続く場合は、血糖検査を含めた診察をお勧めします。
当院での対応
血液検査(血糖・HbA1c・ビタミンB12など)・神経学的診察を行い、原因を特定します。糖尿病の管理から神経障害の治療まで継続的に対応できます。

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トップ › 健康ライブラリ › 手足のしびれ › 腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症とは?

腰部脊柱管狭窄症は、腰の背骨の中を通る神経の通り道(脊柱管)が狭くなり、神経が圧迫される病気です。腰痛・足のしびれ・歩くと足が痛くなる(間欠性跛行)が特徴で、中高年以降に多くみられます。

こんな症状はありませんか?
✓ 歩くと足がしびれて歩けなくなる
✓ 少し休むとまた歩けるようになる
✓ 腰を前に曲げると楽になる
✓ 自転車には乗れるが歩けない
✓ お尻・太もも・足がしびれる
✓ 立っているだけで足が痛い
「間欠性跛行」が最大の特徴
歩くとしびれや痛みで歩けなくなるが、しゃがんで休むと回復して再び歩ける。この繰り返しが腰部脊柱管狭窄症の典型的なパターンです。
椎間板ヘルニアとの違い
腰部脊柱管狭窄症椎間板ヘルニア
中高年以降に多い若〜中年に多い
歩くと悪化、休むと回復前かがみで悪化しやすい
両足にしびれが出ることが多い片側に強い傾向
前屈みで楽になる後屈みで楽になることも
治療について
  • 消炎鎮痛薬・神経障害性疼痛薬
  • 腰部への装具(コルセット)
  • 硬膜外ブロック注射(整形外科・ペインクリニック)
  • リハビリ・腰部への負担軽減
  • 症状が強い・日常生活に支障がある場合は手術(整形外科)
当院での対応
問診・神経学的診察を行い、必要に応じてMRI検査(連携医療機関)で確定診断します。整形外科・脳神経外科専門医への紹介も行います。

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トップ › 健康ライブラリ › 手足のしびれ › 椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアとは?

椎間板ヘルニアは、背骨の骨と骨の間にある「椎間板」の中身が飛び出し、神経を圧迫する病気です。腰痛・足のしびれ・痛み(腰椎)や首・腕のしびれ(頚椎)が起こります。20〜40代に多くみられます。

こんな症状はありませんか?

腰椎椎間板ヘルニア

✓ 腰から足にかけての強い痛み
✓ お尻・太もも・足のしびれ
✓ 前かがみで悪化しやすい
✓ くしゃみ・咳で痛みが走る
✓ 片側の足が特に痛い

頚椎椎間板ヘルニア

✓ 首から腕への強い痛み・しびれ
✓ 手指のしびれ・脱力
✓ 首を動かすと痛みが増す
✓ 肩こりが強い
✓ 細かい作業がしにくい
原因・発症のきっかけ
重い物を持ち上げた 長時間の同じ姿勢 加齢による椎間板の変性 激しい運動・スポーツ 喫煙(椎間板への血流低下)
治療について

多くの場合、保存療法で症状が改善します。飛び出した椎間板は時間とともに吸収されることがあります。

  • 安静・腰部への負担軽減
  • 消炎鎮痛薬・筋弛緩薬・神経障害性疼痛薬
  • コルセット・頚椎カラー
  • リハビリ・理学療法
  • 神経根ブロック注射
  • 下肢の麻痺・膀胱直腸障害がある場合は緊急手術の適応
⚠️ 足に力が入らない・尿が出にくいは緊急受診を
これらの症状は神経の重篤な圧迫を示す可能性があります。速やかに受診してください。
当院での対応
神経学的診察・CT検査を行い、MRI検査が必要な場合は連携医療機関に紹介します。重篤な麻痺・膀胱直腸障害がある場合は整形外科・脳神経外科専門医へ速やかに紹介します。

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手足のしびれについて

「手足がしびれる」という症状は、脳・脊椎(首・腰)・末梢神経・血管など、さまざまな場所の問題で起こります。正確な診断が適切な治療への第一歩です。

しびれの感じ方と原因の手がかり
しびれの特徴考えられる原因
片側の手足(突然)脳梗塞・脳出血(緊急)
首を動かすと手がしびれる頚椎症・椎間板ヘルニア(頚椎)
腰痛+足のしびれ・歩くと悪化腰部脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア(腰椎)
両手足の先が左右対称にしびれる末梢神経障害(糖尿病など)
手首をよく使う・親指〜中指がしびれる手根管症候群
🚨 このしびれはすぐに受診を
突然起こった片側のしびれ / 手足の脱力・麻痺を伴う / ろれつが回らない / 顔がゆがむ / 激しい頭痛を伴う
脳卒中の可能性があります。119番または救急受診を検討してください。
当院の考え方
しびれの原因を見極めるには、症状の詳しい聴き取りと神経学的診察が重要です。CT検査(院内)を行い、必要に応じてMRI連携や専門病院への紹介も行います。

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脳梗塞 頚椎症 末梢神経障害 腰部脊柱管狭窄症 椎間板ヘルニア

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脳梗塞とは?

脳梗塞は、脳の血管が詰まり、脳の一部に血液が届かなくなる病気です。脳卒中の中で最も多く、突然の片側のしびれ・麻痺・言語障害などが現れます。治療の開始が早いほど回復の可能性が高まります。

🚨 FASTで覚える脳卒中のサイン

F — Face

顔がゆがむ・片側が動かない

A — Arms

片方の腕に力が入らない・上がらない

S — Speech

ろれつが回らない・言葉が出にくい

T — Time

すぐに119番!時間が命を左右する

脳梗塞によるしびれの特徴
  • 突然起こる:じわじわではなく急に始まる
  • 片側だけ:右か左、顔・腕・足が同側にしびれる
  • 麻痺を伴う:しびれとともに力が入らなくなる
  • 他の症状を伴う:言語障害・視野障害・めまいなど
脳梗塞の種類と原因

アテローム血栓性

動脈硬化で血管が狭くなり詰まる。高血圧・糖尿病・喫煙が主なリスク。

心原性脳塞栓症

心房細動などで心臓にできた血栓が脳に飛ぶ。広い範囲の梗塞になりやすい。

ラクナ梗塞

細い血管が詰まる小さな梗塞。高血圧が主な原因。症状が軽いことも多い。

再発予防が重要です

脳梗塞は再発しやすい病気です。再発を防ぐために、以下の管理が重要です。

抗血栓薬の継続 血圧管理 血糖・コレステロール管理 禁煙 適度な運動 定期受診
当院での対応
CT検査(院内)で脳出血・脳梗塞の確認を行います。MRI検査が必要な場合は連携医療機関に速やかに対応します。脳梗塞後の再発予防(血圧管理・抗血栓薬)は当院で継続的に管理できます。

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トップ › 健康ライブラリ › 手足のしびれ › 頚椎症

頚椎症とは?

頚椎症は、首の骨(頚椎)が加齢や使いすぎによって変形し、神経や脊髄を圧迫することで手や腕のしびれ・首の痛み・肩こりなどが起こる病気です。中高年以降に多くみられます。

こんな症状はありませんか?
✓ 首を動かすと手がしびれる
✓ 腕・手指にしびれや痛みがある
✓ 肩こり・首の痛みがひどい
✓ 手に力が入りにくい
✓ 細かい作業がしにくくなった
✓ 足がもつれる・歩きにくい(重症)
頚椎症の主な2つのタイプ

頚椎症性神経根症

神経の根元が圧迫される。片側の腕・手のしびれ・痛みが特徴。首を後ろに反らすと悪化しやすい。

頚椎症性脊髄症

脊髄が圧迫される。両手足のしびれ・細かい手作業の困難・歩行障害などが現れる。重症の場合は手術が必要なことも。

原因・リスク因子
加齢による骨・軟骨の変形 長時間のデスクワーク・スマホ使用 不良姿勢(前傾・猫背) 重い物を持つ仕事 頚椎への外傷
治療について

多くの場合、保存療法(手術以外の治療)が選択されます。

  • 頚椎カラー(装具)による安静
  • 消炎鎮痛薬・神経障害性疼痛薬の使用
  • 牽引療法・温熱療法
  • 姿勢改善・ストレッチ指導
  • 症状が強い・脊髄症の場合は整形外科・脳神経外科への紹介
当院での対応
神経学的診察・CT検査で頚椎の状態を確認します。MRIによる精密検査が必要な場合は連携医療機関に紹介します。脊髄症が疑われる場合や症状が強い場合は整形外科・脳神経外科専門医への紹介も行います。

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トップ › 健康ライブラリ › 手足のしびれ › 末梢神経障害

末梢神経障害とは?

末梢神経障害は、脳や脊髄から全身に広がる神経(末梢神経)が障害される病気の総称です。手足の先が左右対称にしびれる・感覚が鈍くなるといった症状が特徴で、糖尿病が最も多い原因のひとつです。

こんな症状はありませんか?
✓ 両足の先・足裏がしびれる
✓ 靴下をはいているような感覚
✓ 足の感覚が鈍くなった
✓ 夜間にしびれや痛みが強くなる
✓ 足の傷に気づきにくい
✓ 両手のしびれも出てきた

症状は通常、足先から始まり、徐々に上に広がる「手袋・靴下型」のパターンをとることが多いです。

主な原因

糖尿病性末梢神経障害

最も多い原因。血糖が高い状態が続くと神経が傷む。早期発見・血糖管理が重要。

その他の原因

アルコール性・ビタミン欠乏(B12など)・甲状腺疾患・薬の副作用・自己免疫疾患など

治療について
  • 原因疾患の治療(血糖管理・禁酒・ビタミン補充など)
  • 神経障害性疼痛薬(プレガバリンなど)
  • 足のケア・傷の管理(糖尿病の場合は特に重要)
  • 適度な運動・禁煙
糖尿病に気づいていない方でも末梢神経障害が最初の症状として現れることがあります。両足のしびれが続く場合は、血糖検査を含めた診察をお勧めします。
当院での対応
血液検査(血糖・HbA1c・ビタミンB12など)・神経学的診察を行い、原因を特定します。糖尿病の管理から神経障害の治療まで継続的に対応できます。

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トップ › 健康ライブラリ › 手足のしびれ › 腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症とは?

腰部脊柱管狭窄症は、腰の背骨の中を通る神経の通り道(脊柱管)が狭くなり、神経が圧迫される病気です。腰痛・足のしびれ・歩くと足が痛くなる(間欠性跛行)が特徴で、中高年以降に多くみられます。

こんな症状はありませんか?
✓ 歩くと足がしびれて歩けなくなる
✓ 少し休むとまた歩けるようになる
✓ 腰を前に曲げると楽になる
✓ 自転車には乗れるが歩けない
✓ お尻・太もも・足がしびれる
✓ 立っているだけで足が痛い
「間欠性跛行」が最大の特徴
歩くとしびれや痛みで歩けなくなるが、しゃがんで休むと回復して再び歩ける。この繰り返しが腰部脊柱管狭窄症の典型的なパターンです。
椎間板ヘルニアとの違い
腰部脊柱管狭窄症椎間板ヘルニア
中高年以降に多い若〜中年に多い
歩くと悪化、休むと回復前かがみで悪化しやすい
両足にしびれが出ることが多い片側に強い傾向
前屈みで楽になる後屈みで楽になることも
治療について
  • 消炎鎮痛薬・神経障害性疼痛薬
  • 腰部への装具(コルセット)
  • 硬膜外ブロック注射(整形外科・ペインクリニック)
  • リハビリ・腰部への負担軽減
  • 症状が強い・日常生活に支障がある場合は手術(整形外科)
当院での対応
問診・神経学的診察を行い、必要に応じてMRI検査(連携医療機関)で確定診断します。整形外科・脳神経外科専門医への紹介も行います。

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椎間板ヘルニアとは?

椎間板ヘルニアは、背骨の骨と骨の間にある「椎間板」の中身が飛び出し、神経を圧迫する病気です。腰痛・足のしびれ・痛み(腰椎)や首・腕のしびれ(頚椎)が起こります。20〜40代に多くみられます。

こんな症状はありませんか?

腰椎椎間板ヘルニア

✓ 腰から足にかけての強い痛み
✓ お尻・太もも・足のしびれ
✓ 前かがみで悪化しやすい
✓ くしゃみ・咳で痛みが走る
✓ 片側の足が特に痛い

頚椎椎間板ヘルニア

✓ 首から腕への強い痛み・しびれ
✓ 手指のしびれ・脱力
✓ 首を動かすと痛みが増す
✓ 肩こりが強い
✓ 細かい作業がしにくい
原因・発症のきっかけ
重い物を持ち上げた 長時間の同じ姿勢 加齢による椎間板の変性 激しい運動・スポーツ 喫煙(椎間板への血流低下)
治療について

多くの場合、保存療法で症状が改善します。飛び出した椎間板は時間とともに吸収されることがあります。

  • 安静・腰部への負担軽減
  • 消炎鎮痛薬・筋弛緩薬・神経障害性疼痛薬
  • コルセット・頚椎カラー
  • リハビリ・理学療法
  • 神経根ブロック注射
  • 下肢の麻痺・膀胱直腸障害がある場合は緊急手術の適応
⚠️ 足に力が入らない・尿が出にくいは緊急受診を
これらの症状は神経の重篤な圧迫を示す可能性があります。速やかに受診してください。
当院での対応
神経学的診察・CT検査を行い、MRI検査が必要な場合は連携医療機関に紹介します。重篤な麻痺・膀胱直腸障害がある場合は整形外科・脳神経外科専門医へ速やかに紹介します。

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トップ  › 症状から探す  › 健康ライブラリ  › もの忘れ・認知症

「もの忘れ」と「認知症」の違い

年齢を重ねると、誰でも多少のもの忘れは増えてきます。「最近もの忘れが増えた」「認知症ではないか心配」と不安になる方も少なくありません。まず知っていただきたいのは、

もの忘れと認知症は同じではありません
年齢によるもの忘れとは?

加齢によるもの忘れは、脳の老化に伴う自然な変化です。例えば…

昨日の夕食の内容を思い出せない 人の名前がすぐに出てこない 物を置いた場所を忘れる

しかし、あとで思い出したり、ヒントをもらうと思い出したりすることが多いのが特徴です。

認知症とは?

認知症は、脳の病気によって記憶力や判断力などが低下し、日常生活に支障が出る状態です。単なるもの忘れではなく、生活への影響が現れます。

お金の管理が難しくなった 薬の飲み方が分からなくなった 約束を何度も忘れる 同じ話を繰り返す 慣れている場所で道に迷う
違いを簡単にまとめると
加齢によるもの忘れ認知症
体験の一部を忘れる体験そのものを忘れる
ヒントで思い出せるヒントがあっても思い出せない
判断力は保たれる判断力が低下する
日常生活に大きな支障はない日常生活に支障が出る
自分で忘れたことを自覚している自覚が乏しいことがある
具体的な例

✅ 加齢によるもの忘れ

「昨日の夕食は何だったかな?」
→ しばらくすると
「そうだ、カレーだった」と思い出せる

⚠️ 認知症でみられること

「昨日、夕食を食べましたか?」
→ 食事をしたこと自体を覚えていない

💡 このような変化があれば相談を

✓ 同じ話を何度もする
✓ 約束を忘れることが増えた
✓ お金の管理が難しくなった
✓ 料理の手順が分からなくなった
✓ 薬の飲み忘れが増えた
✓ 車の運転が不安になった
✓ 家族が変化を感じている
認知症の主な原因と「治る認知症」について

認知症にはさまざまな原因があります。

代表的な認知症

  • ・アルツハイマー病
  • ・レビー小体型認知症
  • ・血管性認知症

治療で改善できる場合も

  • ・睡眠不足・うつ病
  • ・甲状腺疾患
  • ・ビタミン不足
  • ・薬の影響
当院の考え方
年齢とともに多少のもの忘れがみられることは自然なことです。一方で、認知症やその他の病気が隠れている場合もあります。
当院では「年齢による変化なのか」「治療が必要な病気なのか」を見極めることを大切にしています。ご本人だけでなく、ご家族からのご相談も受け付けています。気になる変化がありましたら、お気軽にご相談ください。

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トップ  › 健康ライブラリ  › もの忘れ・認知症  › アルツハイマー病

アルツハイマー病とは?

アルツハイマー病は、認知症の中で最も多くみられる原因疾患です。脳の中にアミロイドプラークや神経原線維変化と呼ばれるタンパク質が蓄積し、神経細胞が徐々に死滅することで脳が縮小していく病気です。世界の認知症患者の60〜70%がアルツハイマー病と推定されています。

最初に現れる症状

アルツハイマー病の初期症状は、最近の出来事や会話を忘れてしまうことです。進行するにつれて記憶障害が強くなり、日常生活のさまざまな能力に影響が出てきます。

初期には、本人が「最近忘れっぽい」と自覚していることが多くあります。症状が進むにつれ、家族や周囲の方が変化に気づくことが増えていきます。

アルツハイマー病でみられる症状

記憶の障害

誰でも物を忘れることはありますが、アルツハイマー病による記憶障害は持続し、仕事や日常生活に影響を及ぼします。

✓ 同じことを何度も繰り返し話す・聞く
✓ 会話・約束・出来事を忘れる
✓ 物を不思議な場所に置いてしまう
✓ 以前よく知っていた場所で迷う
✓ 家族や日用品の名前が出てこない
✓ 言葉が見つからず会話が難しくなる

思考・判断力の低下

  • 数字の扱いや抽象的な概念の理解が難しくなる
  • 複数の作業を同時に行うことが難しくなる
  • 家計の管理・請求書の支払いが困難になる
  • 社会的な場での判断が適切にできなくなる
  • 天候に合わない服を選ぶなど、判断の誤りが増える

日常的な手順の遂行が難しくなる

  • 料理・好きなゲームなど、順序が必要な活動が難しくなる
  • 進行すると、着替えや入浴などの基本的な動作も難しくなる

性格・行動の変化

・うつ状態・意欲の低下
・社会からの引きこもり
・気分の波が激しくなる
・疑い深くなる・被害妄想
・怒りっぽくなる・攻撃性
・睡眠パターンの変化
・徘徊
・幻覚・妄想(盗まれたと思うなど)
保たれる能力について

記憶や認知機能が大きく変化しても、長年親しんだ活動の一部は比較的長く保たれることがあります。

本の読み聞かせ・聴くこと 思い出話をする 歌を歌う・音楽を聴く ダンス 絵を描く・手芸・工芸

これらは脳の比較的後期まで影響を受けにくい部分で管理されているためです。

治療・対応について

現在のところ、アルツハイマー病を根本的に治す薬はありません。しかし、症状を和らげたり、進行を遅らせたりする治療が可能です。また、適切なプログラムやサービスが、患者さんとご家族の生活の質を支えます。

薬物療法

認知機能の低下を遅らせる薬・周辺症状(不眠・うつ・興奮など)をやわらげる薬

生活・環境の整備

規則正しい生活・安全な住環境の確保・介護サービスの活用

非薬物療法

音楽療法・回想法・運動・社会参加が症状の安定に役立つことがあります

ご家族へのサポート

介護する側の負担軽減も重要です。地域の支援サービスや相談窓口の活用を

受診をお勧めするとき
もの忘れや思考力の低下が気になる場合は、いくつかの治療可能な疾患が原因のこともあります。「年のせいかな」と思わず、まずはご相談ください。
ご家族の変化が心配な場合も、一緒に受診していただけます。
当院の考え方
認知症の早期発見・早期対応が、生活の質を維持するうえで重要です。「年齢による変化か」「治療が必要な病気か」を見極め、必要に応じて専門医療機関と連携しながら継続的に対応します。ご本人・ご家族どちらからのご相談も歓迎しています。

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トップ  › 健康ライブラリ  › もの忘れ・認知症  › 血管性認知症

血管性認知症(脳血管性認知症)とは?

血管性認知症とは、脳への血流が不足することで記憶や思考に変化が起こる病気です。脳梗塞・脳出血・細い血管の障害などが原因となります。認知症の中でアルツハイマー病に次いで多いタイプであり、高血圧・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病と深く関係しています。

アルツハイマー病との大きな違い

アルツハイマー病は記憶障害が初期から目立ちますが、血管性認知症では初期に思考の速度の低下・問題解決の困難・注意力の低下が目立つことが特徴です。また、症状が脳卒中発症後に突然現れたり、階段状に悪化することがあります。

血管性認知症アルツハイマー病
脳卒中後に突然現れることがあるゆっくりと進行する
階段状に悪化することがある緩やかに連続して悪化
思考の速度・判断力の低下が早期から記憶障害が初期から目立つ
歩行障害・尿失禁を伴うことがある行動・性格変化が目立つ

※ 両者が同時に起こる「混合型認知症」も高齢者に多くみられます。

血管性認知症の主な種類

多発梗塞性認知症

複数の脳梗塞が積み重なり、記憶・思考に影響が出る。脳のさまざまな部位が障害される。

脳卒中後認知症

脳卒中発症から6か月以内に認知症症状が現れるもの。脳卒中前に認知症がなかった場合でも起こる。

皮質下虚血性血管性認知症

脳の白質にある細い血管が障害される。高血圧・血管病がある方に多い。注意力・計画・動作の障害が早期に現れやすい。

混合型認知症

アルツハイマー病と血管性認知症が合わさった状態。高齢者に多くみられる。

主な症状

🧠 思考・言語の変化

  • ・混乱・ぼんやりする
  • ・適切な言葉が見つからない
  • ・注意力・集中力の低下
  • ・思考の整理が難しくなる
  • ・計画・段取りが立てられない
  • ・思考の速度が落ちる
  • ・記憶の問題

😔 行動・身体の変化

  • ・落ち着きのなさ・興奮
  • ・うつ状態・意欲の低下
  • ・歩行の不安定さ・バランス障害
  • ・尿意の切迫・失禁
リスク因子

心臓病・脳卒中と共通するリスク因子が血管性認知症のリスクにもなります。

変えられないリスク

  • ・加齢(65歳未満はまれ)
  • ・家族歴
  • ・心臓発作・脳卒中の既往

改善できるリスク

  • ・高血圧
  • ・糖尿病
  • ・脂質異常症(高コレステロール)
  • ・心房細動
  • ・喫煙
  • ・肥満
  • ・動脈硬化
予防のためにできること

血管性認知症の予防は、脳と心臓の血管を守ることと同義です。以下の取り組みがリスクを下げることにつながります。

💊

血圧を管理する

高血圧は脳血管へのダメージを蓄積させます。適切な血圧管理が重要です。

🍎

糖尿病を予防・管理する

食事・運動で血糖コントロール。脳の細い血管を守ります。

🚭

禁煙する

喫煙は全身の血管にダメージを与えます。

🏃

適度な運動

心臓・血流・脳機能を改善し、将来のリスクを下げます。

🥗

コレステロールを管理する

低脂肪食・必要に応じた薬物療法で動脈硬化を予防。

⚖️

体重管理

肥満は血管疾患のリスクを高めます。適正体重の維持が大切です。

当院の考え方
血管性認知症は、生活習慣病の管理によってある程度予防・進行を遅らせることができる認知症です。高血圧・糖尿病・脂質異常症の継続的な管理と、脳卒中の再発予防が重要です。当院では内科管理から認知症の経過観察まで、継続的にサポートします。気になる症状があればご本人・ご家族ともにお気軽にご相談ください。

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トップ  › 健康ライブラリ  › めまい・ふらつき  › メニエール病

メニエール病とは?

メニエール病は、内耳の問題によって起こる病気で、めまい発作・難聴・耳鳴り・耳の閉塞感を繰り返すことが特徴です。多くの場合、片側の耳だけに起こります。40〜60歳代に多く発症しますが、どの年齢でも起こりえます。完治は難しい場合がありますが、適切な治療で症状を和らげ、生活への影響を小さくすることが可能です。

メニエール病の4つの主な症状

🌀

めまい発作(回転性)

突然始まり突然終わる回転感のあるめまい。20分〜12時間続くことが多く、24時間を超えることはまれ。強い吐き気を伴うことがある。

👂

難聴

初期は発作のたびに変動する(良くなったり悪くなったりする)。長期間続くと改善しにくくなる場合がある。低音域から始まることが多い。

🔔

耳鳴り(耳鳴)

ゴー・ザー・キーンなど、さまざまな音として聞こえる。発作前後に悪化することがある。

🫧

耳の閉塞感・圧迫感

耳が詰まったような、耳に水が入ったような感覚。発作の前後に感じることが多い。

発作の後は症状が落ち着き、しばらく消える時期もあります。長期的には発作の回数が減ることもあります。

似た症状の病気との違い
病気めまいの持続難聴・耳鳴り特徴
メニエール病20分〜12時間あり(繰り返す)発作を繰り返す・耳の閉塞感
BPPV(頭位めまい症)数秒〜1分なし頭を動かすと誘発される
前庭神経炎数日〜数週間なし突然の激しいめまいが持続
突発性難聴あることもあり(突然)突然起こる強い難聴が主症状
原因

メニエール病の正確な原因はまだ完全には解明されていません。内耳にある液体(内リンパ液)が過剰に蓄積する「内リンパ水腫」が関係していると考えられています。なぜ液体が蓄積するかについては、次のような要因が考えられています。

内耳のリンパ液排出障害 自己免疫疾患 ウイルス感染 遺伝的要因 内耳の形態異常

単一の原因ではなく、複数の要因が重なって発症すると考えられています。

こんな方はリスクが高いといわれています
40〜60歳代(女性にやや多い) 家族にメニエール病の方がいる 自己免疫疾患がある

突然の発作が起こるため、精神的ストレスや不安を感じる方も多くいます。発作中はバランスを崩しやすく、転倒・事故のリスクがあります。

治療について

根治療法はありませんが、症状を和らげる治療が有効です。

発作時の治療

  • ・抗めまい薬
  • ・吐き気止め
  • ・安静

発作を予防する治療

  • ・利尿薬(内リンパ水腫の軽減)
  • ・塩分制限・水分管理
  • ・ストレス管理・十分な睡眠
  • ・難治例では専門的な処置も
⚠️ めまいが突然起こったときに注意が必要なサイン
次の症状を伴う場合は、メニエール病ではなく脳卒中などの緊急疾患の可能性があります。
手足の麻痺・ろれつが回らない・ものが二重に見える・激しい頭痛
→ めまいの緊急サインについて詳しく読む
当院での対応
問診・聴力検査・眼振検査をもとにメニエール病の診断を行います。BPPV・前庭神経炎・脳卒中など、似た症状の病気との鑑別が重要です。CT検査(院内)・眼振検査機器(院内)を活用し、必要に応じて耳鼻咽喉科・脳神経外科への紹介も行います。

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トップ  › 健康ライブラリ  › めまい・ふらつき  › めまいと脳卒中

めまいが脳卒中のサインであることがあります

めまいはよくみられる症状で、多くは耳の病気や体調不良によるものです。しかし、一部のめまいは脳卒中が原因で起こることがあります。「いつものめまい」と決めつけず、注意が必要なサインを知っておくことが大切です。
めまいだけでは耳の病気か脳卒中かを見分けられません

脳卒中によるめまいも、耳の病気と同じように現れることがあります。

グルグル回るめまい フワフワするめまい まっすぐ歩けない感じ

これらはどちらの病気でも起こりえます。症状だけで完全に見分けることはできません。伴う症状・発症の仕方・リスク因子などを合わせて判断することが重要です。

🚨 めまいに加えて次の症状があれば脳卒中の可能性があります

💪 手足の力が入りにくい

  • ・片手が上がらない
  • ・足がもつれる
  • ・片側だけしびれる

🗣 ろれつが回らない

  • ・言葉が出にくい
  • ・うまく話せない
  • ・言葉の意味が分からない

👁 物が二重に見える

  • ・急に見え方がおかしくなった
  • ・焦点が合わない
  • ・視野の一部が欠ける

🚶 歩けないほどふらつく

壁につかまらないと歩けない・まっすぐ立てないほどのふらつきは特に注意が必要です。

🤕 強い頭痛を伴う

突然の激しい頭痛を伴う場合には、くも膜下出血などの可能性があります。「今まで経験したことのない頭痛」には特に注意してください。

脳卒中によるめまいが起こりやすい場所

脳卒中によるめまいは、体のバランスを保つ働きを担う「小脳」「脳幹」と呼ばれる部分の脳梗塞・脳出血で起こりやすくなります。これらの部位は、MRIを使わないと詳細な確認が難しい場所です。

小脳梗塞・小脳出血

歩行障害・ふらつき・手の震えが目立つ。吐き気・嘔吐を伴うことが多い。

脳幹梗塞・脳幹出血

複視・顔面のしびれ・ろれつ障害・嚥下困難などを伴うことがある。重篤になりやすい。

特に注意が必要な方

次のリスク因子がある方は、脳卒中のリスクが高くなります。めまいが起きた際には特に慎重に対応してください。

高血圧 糖尿病 脂質異常症 心房細動 喫煙 脳卒中・心臓発作の既往
当院の考え方
めまいの多くは耳の病気によるものですが、一部には脳卒中など緊急性の高い病気が隠れていることがあります。当院では問診・神経学的診察・CT検査(院内)を通じて、脳卒中が隠れていないかを確認します。
「いつもと違うめまい」「歩きにくさを伴うめまい」「手足のしびれや言葉の異常を伴うめまい」がある場合は、お早めにご相談ください。

📞 迷わず救急車を呼んでください(119番)

・めまいとともに手足が動かない
・めまいとともにろれつが回らない
・めまいとともに意識がおかしい
・突然歩けなくなった
・突然の激しい頭痛を伴う

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トップ  › 健康ライブラリ  › 高血圧  › 家庭血圧の正しい測り方

家庭血圧の正しい測り方

高血圧は自覚症状がないまま進行することが多い病気です。診察室だけでなく、ご自宅で測定した血圧(家庭血圧)がとても重要になります。家庭血圧は普段の生活の中での血圧を知ることができ、治療方針を決めるうえで欠かせない情報です。

いつ測ればよいですか?

🌅

朝(起床後1時間以内)

  • ✓ 排尿を済ませてから
  • ✓ 朝食・薬を飲む前に
  • ✓ 1〜2分安静にしてから

🌙

夜(就寝前)

  • ✓ 入浴後は少し時間をあける
  • ✓ 飲酒直後は避ける
  • ✓ 1〜2分安静にしてから
正しい測り方

🪑

椅子に座る

背もたれにもたれる・足を組まない・リラックスする

💪

腕の位置

腕を心臓と同じ高さに。机の上に腕を置くと測りやすい

🤫

会話をしない

測定中は話をせず、静かに。スマホも置いておく

回数と記録のポイント

📊 何回測る?

朝・夜それぞれ2回測定が推奨されています。2回の平均値を参考にします。

📅 どのくらい記録する?

1〜2週間以上の記録があると血圧の傾向が分かりやすくなります。診察時にお持ちください。

家庭血圧の目安

一般的な家庭血圧の目標値

135/85 mmHg 未満

年齢・糖尿病・慢性腎臓病・脳卒中の既往などによって目標値は異なります。ご自身の目標値については診察時にご相談ください。
よくある質問

❓ 測るたびに値が違います

血圧は常に変動しています。多少の変動は自然なことです。1回の値ではなく、継続して測定した平均値が重要です。

❓ 病院では高いのに家では正常です

診察時の緊張で血圧が高くなることがあります。これを「白衣高血圧」といいます。逆に診察室では正常でも家庭では高い「仮面高血圧」の方もいます。どちらも家庭血圧がなければ分かりません。家庭血圧の測定・記録がとても重要です。

❓ どちらの腕で測ればよいですか?

最初は両腕で測り、高い方の腕で測定を続けることが推奨されています。左右差が大きい場合は医師にご相談ください。

当院の考え方
高血圧治療の目的は、単に血圧を下げることではありません。脳卒中・心筋梗塞・心不全・腎臓病を予防することが本来の目的です。家庭血圧はそのための最も重要な情報のひとつです。
ぜひ日々の測定を習慣にしていただき、診察時に記録をご持参ください。

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トップ  › 健康ライブラリ  › 高血圧  › 高血圧と認知症の関係

高血圧と認知症の関係

「血圧が少し高いだけだから大丈夫」と思っていませんか?
高血圧は脳卒中・心臓病の原因になるだけでなく、認知症のリスクを高めることも分かっています。
なぜ高血圧が認知症につながるのですか?

脳は全身の中でも特に多くの血液を必要とする臓器です。高血圧が長く続くと、脳の細い血管が少しずつ傷ついていきます。

高血圧が続く → 脳の細い血管が傷つく → 小さな脳梗塞・血流低下 → 認知機能の低下

これらの変化が積み重なることで、記憶力・判断力の低下につながると考えられています。

血管性認知症の最大の危険因子

高血圧は「血管性認知症」の最大の危険因子のひとつです。血管性認知症は脳梗塞・脳出血・脳の小血管障害によって脳の働きが低下する認知症です。高血圧の治療は、血管性認知症の予防にもつながります。

詳しくは → 血管性認知症(脳血管性認知症)とは?

アルツハイマー病とも関係があります

最近の研究では、高血圧はアルツハイマー病のリスクにも関係していることが分かってきました。特に中年期(40〜60歳代)の高血圧は、将来の認知症発症リスクを高める可能性があります。「まだ若いから」という時期こそ、血圧管理が将来の認知症予防につながります。

認知症予防のためにできること

認知症予防に特別な薬やサプリメントはありません。しかし、日々の生活習慣の積み重ねがリスクを下げます。

💊

血圧を管理する

最も重要な予防策。家庭血圧の測定を習慣に。

🚭

禁煙する

喫煙は脳血管を傷め、認知症リスクを高めます。

🏃

適度な運動

有酸素運動は脳への血流を改善し、認知機能を守ります。

🍬

糖尿病を管理する

高血糖も脳血管障害のリスクを高めます。

🌙

十分な睡眠

睡眠不足は血圧を上げ、脳のごみ取り機能を低下させます。

📋

定期的な受診

血圧・血糖・コレステロールの継続的な管理が重要です。

家庭血圧の測定が大切です
高血圧は症状がないまま進行します。朝・夜の家庭血圧を定期的に測定し、記録をつけることで「隠れ高血圧(仮面高血圧)」も発見できます。 → 家庭血圧の正しい測り方はこちら
当院の考え方
高血圧治療の目的は単に数字を下げることではありません。脳卒中・心臓病を予防し、将来にわたって元気に生活できる期間を延ばすこと、そして認知症を予防することが大切な目的です。当院では血圧管理を通じて脳の健康を守ることを大切にしています。
高血圧が気になる方、家庭血圧が高い方はお気軽にご相談ください。

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トップ  › 健康ライブラリ  › 脳卒中  › 脳梗塞と脳出血の違い

脳梗塞と脳出血の違い

脳梗塞と脳出血は、どちらも「脳卒中」の仲間です。脳卒中とは、脳の血管に異常が起こり、脳の働きが障害される病気の総称です。しかし、脳梗塞と脳出血では原因や治療法が大きく異なります。

🚫

脳梗塞

脳の血管が「詰まる」

血管が詰まり、先の脳に酸素・栄養が届かなくなる。
水道管が詰まって水が流れなくなるイメージ。

💥

脳出血

脳の血管が「破れる」

出血によって脳が圧迫され、機能が障害される。
水道管が破れて水漏れするイメージ。

脳梗塞と脳出血の比較
脳梗塞脳出血
原因血管が詰まる(血栓・塞栓)血管が破れる(出血)
主な危険因子高血圧・糖尿病・脂質異常症・心房細動・喫煙高血圧(最多)・血液サラサラ薬の過剰
頭痛少ない突然の頭痛が目立つことがある
診断CT・MRI検査が必要(症状だけでは区別不可)
治療の方向性血流を回復させる・再発予防出血の拡大を防ぐ・血圧管理・場合により手術
どちらでも同じような症状が出ます

症状だけで脳梗塞か脳出血かを区別することは困難です。どちらでも次のような症状が現れます。

片側の手足が動かない 顔がゆがむ ろれつが回らない 言葉が出にくい 歩きにくい・ふらつく 片側のしびれ

脳出血では突然の頭痛・吐き気・嘔吐を伴うことがありますが、頭痛のない脳出血もあります。CT・MRI検査なしに正確な診断はできません。

🚨 「FAST」で脳卒中のサインを覚えましょう

F

Face(顔)

笑うと口元がゆがむ・顔の片側が動かない

A

Arms(腕)

片腕が上がらない・力が入らない

S

Speech(言葉)

ろれつが回らない・言葉が出ない

T

Time(時間)

迷わず119番!
時間が命を左右する

脳卒中の多くは予防できます

脳梗塞も脳出血も、その多くは生活習慣の管理によって予防できる可能性があります。

血圧を管理する 糖尿病を管理する コレステロールを管理する 禁煙する 心房細動の治療 定期的な受診
当院の考え方
脳梗塞も脳出血も、早期発見・早期治療が大切です。当院では、CT検査(院内)で脳出血・脳梗塞の確認を行い、MRIが必要な場合は連携医療機関へ速やかに対応します。
「血圧が高い」「脳卒中が心配」「家族に脳卒中の方がいる」という方は、お気軽にご相談ください。

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トップ > 健康ライブラリ > 家族が気づく認知症の早期サイン

家族が気づく認知症の早期サイン

認知症の初期には、ご本人よりもご家族の方が先に変化に気づくことがあります。
「年齢のせいかな」「少し疲れているだけかな」と思っていても、実は認知症の始まりであることもあります。
次のような変化があったからといって必ず認知症というわけではありませんが、気になる変化が続く場合は一度ご相談ください。

気になるサイン

🔄 同じ話を何度もする

  • さっき話した内容を繰り返す
  • 同じ質問を何度もする
  • 本人は繰り返している自覚がない

認知症の初期によくみられる変化です。

📅 約束や予定を忘れる

  • 通院日を忘れる
  • 約束したことを覚えていない
  • カレンダーを見ても思い出せない

単なるもの忘れとの違いは、出来事そのものを忘れてしまうことです。

🔑 物をなくすことが増える

財布・鍵・通帳・携帯電話などを頻繁になくすようになります。

また、自分で置いた場所を忘れ、「誰かに盗られた」と思い込むこともあります。

💴 お金の管理が難しくなる

  • 支払い忘れが増える
  • 計算間違いが増える
  • 通帳の管理ができなくなる

💊 薬の管理ができなくなる

  • 飲み忘れが増える
  • 同じ薬を何回も飲む
  • 処方内容が理解できない

これらは早期のサインとなることがあります。

🍳 料理や家事でミスが増える

これまで問題なくできていたのに、

  • 味付けがおかしくなる
  • 手順が分からなくなる
  • ガスの消し忘れが増える

といった変化がみられることがあります。

🚶 外出を嫌がるようになる

  • 趣味をやめる
  • 人付き合いが減る
  • 家に閉じこもりがちになる

認知症の初期には意欲の低下がみられることがあります。

🚗 運転が心配になる

  • 道に迷う
  • 車をぶつける
  • 判断が遅くなる

これらの変化は注意が必要です。

😠 性格が変わったように感じる

  • 怒りっぽくなった
  • 疑い深くなった
  • 無関心になった

ご本人も不安を抱えていることが少なくありません。

年齢によるもの忘れとの違い

加齢によるもの忘れでは、「忘れたことを自覚している」ことが多くあります。
一方で認知症では、「忘れていること自体に気づきにくい」ことがあります。

⚠️ 認知症以外の病気が隠れていることもあります

認知症のように見えても、別の病気が原因であることもあります。

  • うつ病
  • 睡眠障害
  • 薬の影響
  • 甲状腺疾患
  • ビタミン不足

適切な診断が大切です。

🏥 当院の考え方

認知症は早期発見・早期対応が大切です。
ご本人が受診を希望されない場合でも、まずはご家族だけでご相談いただくことも可能です。
「年齢のせいかもしれないけれど、少し気になる」
そのような段階でもお気軽にご相談ください。

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トップ > 健康ライブラリ > FASTで覚える脳卒中のサイン

FASTで覚える脳卒中のサイン

脳卒中は、早く治療を始めるほど後遺症を減らせる可能性があります。
「脳卒中かもしれない」と気づくことがとても重要です。
脳卒中の代表的な症状は、FAST(ファスト)という覚え方で確認できます。

F
Face(顔)
顔のゆがみ
😶
A
Arm(腕)
片腕が上がらない
💪
S
Speech(言葉)
言葉の異常
🗣️
T
Time(時間)
すぐに救急要請
🚑

各サインの詳細

F:Face(顔)― 顔のゆがみ

  • 笑ったときに口元が片方だけ下がる
  • 顔の片側が動きにくい
  • 水を飲むと口からこぼれる

家族が見て気づくことも少なくありません。

A:Arm(腕)― 片腕が上がらない

  • 両腕を前に伸ばすと片方が下がる
  • 手に力が入らない
  • 物を落としやすい

足にも同様の症状が現れることがあります。

S:Speech(言葉)― 言葉の異常

  • ろれつが回らない
  • 言葉が出てこない
  • 相手の話が理解できない

突然このような症状が現れた場合は注意が必要です。

🚑 T:Time(時間)― すぐに救急要請を

脳卒中が疑われる場合、時間との勝負です。
症状が改善したとしても安心せず、速やかに医療機関を受診してください。
一時的に症状が消える「一過性脳虚血発作(TIA)」の場合でも、その後に脳梗塞を発症することがあります。

FAST以外にも注意したい症状

突然のめまい

  • 歩けないほどふらつく
  • まっすぐ歩けない

突然の視力障害

  • 片目が見えなくなる
  • 物が二重に見える

突然の激しい頭痛

特に今まで経験したことのない強い頭痛は、くも膜下出血の可能性があります。

⚠️ このような症状があれば迷わず相談を

  • 顔がゆがむ
  • 手足が動かない
  • ろれつが回らない
  • 言葉が出ない
  • 突然歩けなくなった
  • 突然見えにくくなった

これらの症状が突然現れた場合は、脳卒中の可能性があります。

🏥 当院の考え方

脳卒中は、早く発見し早く治療を始めることで後遺症を減らせる可能性があります。
「少し様子を見よう」と思っている間に治療の機会を逃してしまうことがあります。
FASTの症状に気づいたら、速やかに医療機関へ相談することが大切です。
ご家族にもぜひFASTを知っていただき、脳卒中の早期発見に役立ててください。

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トップ > 健康ライブラリ > 脳卒中の再発を防ぐために

脳卒中の再発を防ぐために

脳卒中は、一度治療が終わればそれで終わりという病気ではありません。 脳梗塞や脳出血を経験した方は再発リスクが高くなることが知られていますが、 多くの再発は適切な治療と生活習慣の改善によって予防できる可能性があります。

なぜ再発予防が大切なのですか?

脳卒中は再発すると、次のような影響が出ることがあります。

  • 麻痺が悪化する
  • 言葉の障害が残る
  • 認知機能が低下する
  • 日常生活に支障が出る

最初の脳卒中よりも重症になる場合もあるため、再発予防は治療と同じくらい大切です。

再発予防のために

🩺 血圧管理が最も重要です

高血圧は脳梗塞・脳出血両方の最大の危険因子です。ご自宅での血圧測定と、適切な血圧の維持が再発予防につながります。

⚠️ 高血圧の薬は自己判断で中止しないようにしましょう。

💊 薬を続けることが大切です

再発予防のために処方されることがある薬:

  • 抗血小板薬
  • 抗凝固薬
  • コレステロールを下げる薬

症状がなくても薬を続けることが重要です。特に心房細動がある方では、抗凝固薬の継続が脳梗塞予防に大きく役立ちます。

🚭 禁煙しましょう

喫煙は脳卒中再発のリスクを高めます。禁煙は再発予防のためにできる最も効果的な対策のひとつです。禁煙を考えている方はお気軽にご相談ください。

🥗 食生活を見直しましょう

  • 塩分を控える
  • 野菜を多くとる
  • 魚を積極的にとる
  • 食べ過ぎを避ける
  • 適正体重を維持する

特別な健康食品よりも、毎日の食事を整えることが大切です。

🚶 適度な運動を続けましょう

運動は血圧の改善・糖尿病の予防・体重管理に役立ちます。

無理をする必要はありません。まずは散歩などの有酸素運動を習慣にすることをおすすめします。

🔬 糖尿病や脂質異常症も重要です

脳卒中は血圧だけの病気ではありません。

  • 糖尿病
  • 脂質異常症
  • 慢性腎臓病

これらも再発リスクを高めます。定期的な通院と治療を続けることが大切です。

❤️ 心房細動を見逃さない

心房細動は不整脈の一種で、脳梗塞の重要な原因です。脈の乱れや動悸の症状がある方もいますが、まったく症状がない場合もあります。

心房細動がある場合は、適切な治療によって脳梗塞のリスクを大きく減らすことができます。

当院では、動悸など不整脈の可能性がある方には積極的にホルター心電図(24時間心電図)を実施しています。普段の生活中に生じる脈の乱れを記録することで、心房細動の早期発見につなげています。

🧠 認知症予防にもつながります

脳卒中の再発予防は、麻痺や寝たきりを防ぐだけではありません。脳の血管を守ることは、認知症予防にもつながります。

🏥 当院の考え方

脳卒中の治療で最も大切なのは、「次の脳卒中を起こさないこと」です。

そのために継続が重要なこと:

  • 血圧管理
  • 薬の継続
  • 禁煙
  • 適度な運動
  • 糖尿病・脂質異常症の管理

当院では、脳卒中を経験された方が安心して日常生活を送れるよう、再発予防を重視した診療を行っています。
血圧管理や薬についてご不安なことがありましたら、お気軽にご相談ください。

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トップ > 健康ライブラリ > 骨粗鬆症とはどんな病気か

骨粗鬆症とはどんな病気か

骨粗鬆症は、骨がもろくなり、わずかな衝撃でも骨折しやすくなる病気です。転倒はもちろん、前かがみになる・咳をするといった日常動作でも骨折が起こることがあります。特に骨折しやすい部位は背骨・手首・股関節です。

🦴 骨はつねに生まれ変わっています

骨は古い骨が壊されながら新しい骨が作られる「骨代謝」を繰り返しています。若い頃は新しい骨の形成が上回り骨量が増えますが、30歳前後に骨量はピークを迎え、その後は徐々に減少します。骨粗鬆症は、この骨量の減少が進んだ状態です。

⚠️ 初期は無症状のことが多い

骨粗鬆症の初期には自覚症状がほとんどありません。骨折して初めて気づくケースも多く、次のような症状が現れることがあります。

  • 背中や腰の痛み(背骨の圧迫骨折)
  • 身長が縮んできた
  • 背中が丸くなってきた
  • 軽い衝撃でも骨折する

👩 特にリスクが高い方

  • 閉経後の女性(エストロゲン低下により骨量が急減)
  • 高齢の方(男女ともリスク上昇)
  • 小柄・低体重の方
  • 骨粗鬆症の家族歴がある方
  • ステロイド薬を長期使用中の方

🏥 当院の考え方

骨粗鬆症は「沈黙の病気」とも呼ばれ、骨折するまで気づかないことが多くあります。当院では全身骨塩測定装置(DXA法)による骨密度検査を行い、早期発見・早期治療に取り組んでいます。「最近、背中が丸くなった」「身長が縮んだ気がする」という方もお気軽にご相談ください。

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トップ > 健康ライブラリ > 骨密度検査について

骨密度検査について

骨密度検査は、骨粗鬆症の診断・経過観察に欠かせない検査です。当院では全身骨塩測定装置(DXA法・GE PRODIGY Fuga)を用い、精度の高い骨密度測定を行っています。

📊 DXA法とは

DXA(二重エネルギーX線吸収測定法)は、骨粗鬆症診断のゴールドスタンダードです。微量のX線を用いて骨の密度を正確に測定します。検査は寝台に横になるだけで痛みはなく、数分で終了します。

📋 検査でわかること

  • 腰椎・大腿骨の骨密度(g/cm²)
  • 若年成人平均値(YAM)との比較(T-score)
  • 骨折リスクの評価
  • 治療効果の経過観察

👤 こんな方に検査をおすすめします

  • 閉経後の女性
  • 70歳以上の方
  • 骨粗鬆症の家族歴がある方
  • ステロイド薬を使用中・使用歴がある方
  • 背中や腰の痛みが続く方
  • 身長が縮んだ・背中が丸くなったと感じる方

🏥 当院での検査について

骨密度検査は院内で実施しており、結果をその場でご説明します。検査後は骨密度の数値をもとに、食事・運動・薬物療法など、その方に合った治療・予防計画をご提案します。

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トップ > 健康ライブラリ > 骨折リスクを下げるために

骨折リスクを下げるために

骨粗鬆症による骨折(特に股関節・背骨)は、寝たきりや要介護状態につながることがあります。適切な栄養・運動・生活習慣によって、骨折リスクを下げることが可能です。

🏋️ 運動で骨と筋肉を鍛える

骨に適度な負荷をかける運動は、骨量の維持・増加に効果的です。

  • ウォーキング・ジョギング・階段昇降(骨への荷重運動)
  • 筋力トレーニング(筋肉が骨を支える)
  • バランス運動(太極拳など)で転倒予防

無理は禁物ですが、まずは毎日の散歩から始めることをおすすめします。

🚭 避けるべき生活習慣

  • 喫煙(骨密度低下・骨折リスク増加)
  • 過度の飲酒(1日2杯以上で骨形成が低下)
  • 極端な食事制限・低体重
  • 長時間の座りっぱなし

🏠 転倒を防ぐ環境づくり

  • つまずきやすいカーペット・段差の解消
  • 浴室・トイレへの手すり設置
  • 滑り止め付きの靴を選ぶ
  • 室内を明るく保つ

🏥 当院の考え方

骨粗鬆症の治療は薬だけではありません。運動・栄養・転倒予防を組み合わせることで、骨折リスクを大きく下げることができます。当院では患者さんの生活状況に合わせた総合的なアドバイスを行っています。

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トップ > 健康ライブラリ > カルシウム・ビタミンDの重要性

カルシウム・ビタミンDの重要性

🥛 カルシウムの摂取量の目安

  • 18〜50歳:1日1,000mg
  • 50歳以上の女性・70歳以上の男性:1日1,200mg

食事だけで不足する場合はサプリメントで補うことができますが、過剰摂取(2,000mg超)は腎結石のリスクがあるため注意が必要です。

🐟 カルシウムを多く含む食品

  • 低脂肪乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズ)
  • 小魚・骨ごと食べられる缶詰(サバ・イワシ)
  • 大豆製品(豆腐・納豆)
  • 緑黄色野菜(小松菜・ブロッコリー)
  • カルシウム強化食品(豆乳・シリアル・オレンジジュース)

☀️ ビタミンDの役割と摂取

ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨の健康維持に不可欠です。

  • 1日の目安:600〜800IU(70歳以上は800IU以上)
  • 食品:タラの肝油・サーモン・マス・強化食品
  • 日光浴(1日15〜30分程度)でも体内で生成

日光に当たる機会が少ない方・高齢者はサプリメントでの補充も有効です。

🏥 当院の考え方

カルシウムやビタミンDのサプリメントは多くの製品がありますが、すべてが安全・有効とは限りません。どのサプリメントが適切かについては、お気軽にご相談ください。食事・日光・サプリメントをバランスよく組み合わせることが大切です。

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トップ > 健康ライブラリ > 薬物療法の種類と特徴

薬物療法の種類と特徴

食事・運動・生活習慣の改善だけでは骨折リスクを十分に下げられない場合、薬物療法を組み合わせることが重要です。骨粗鬆症の治療薬には複数の種類があり、患者さんの状態に合わせて選択します。

💊 骨吸収抑制薬

骨が壊れるスピードを抑え、骨密度を維持・改善します。

  • ビスホスホネート製剤:最もよく使われる薬。週1回・月1回の内服や、年1回の点滴投与がある。
  • SERM(選択的エストロゲン受容体調節薬):閉経後女性に使用。乳がんリスク低下も期待できる。
  • デノスマブ(注射薬):6か月に1回の皮下注射。

💉 骨形成促進薬

新しい骨の形成を活性化します。骨折リスクが高い方や、吸収抑制薬が効果不十分な場合に用います。

  • テリパラチド:毎日または週1回の注射。
  • ロモソズマブ:月1回の注射。骨形成促進と骨吸収抑制の両方の効果。

🌿 カルシウム・ビタミンD製剤

骨の材料となるカルシウムの補給と吸収促進を目的とします。他の薬物療法と組み合わせて使用することが多くあります。

⚠️ 自己判断で薬を中止しないでください。
骨粗鬆症の薬は症状がなくても継続することが重要です。薬について疑問や不安がある場合はお気軽にご相談ください。

🏥 当院の考え方

骨粗鬆症の治療は、骨密度の数値だけでなく、年齢・骨折歴・生活習慣・他の疾患を総合的に考慮して決定します。当院では定期的な骨密度検査で治療効果を確認しながら、長期的なサポートを行っています。

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トップ > 健康ライブラリ > 糖尿病とはどんな病気か

糖尿病とはどんな病気か

糖尿病は、血液中のブドウ糖(血糖)の濃度が慢性的に高くなる病気です。インスリンというホルモンの働きが低下することで血糖が適切に処理されなくなり、全身の血管・神経・臓器に影響を及ぼします。

🔑 インスリンとは

インスリンは膵臓から分泌されるホルモンで、血糖を細胞に取り込んでエネルギーに変える働きをします。糖尿病ではこのインスリンの「分泌量の低下」または「効きが悪くなること(インスリン抵抗性)」によって血糖が上がり続けます。

📋 糖尿病の種類

  • 1型糖尿病:膵臓のインスリンを作る細胞が破壊され、インスリンがほとんど分泌されなくなる。比較的若い年齢で発症することが多い。
  • 2型糖尿病:生活習慣や遺伝的要因によりインスリンの分泌・効果が低下する。日本の糖尿病患者の約95%を占める。
  • 妊娠糖尿病:妊娠中に初めて発見される血糖値の上昇。

⚠️ 初期は症状がほとんどない

2型糖尿病は初期にほとんど自覚症状がなく、健診で初めて発見されることも多くあります。血糖が非常に高くなると次のような症状が現れます。

  • 口の渇き・水をよく飲む
  • 尿の回数・量が増える
  • 体重が減る
  • 疲れやすい・だるい

🏥 当院の考え方

「健診で血糖が高いと言われたが症状はない」という方も多くいらっしゃいます。症状がなくても、放置すると合併症が進行します。早期から適切に管理することで、合併症を予防し、健康な生活を長く続けることができます。

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トップ > 健康ライブラリ > 糖尿病の診断基準

糖尿病の診断基準

📊 血糖値の判定区分

区分 空腹時血糖 75g OGTT 2時間値 HbA1c
糖尿病型 126mg/dL以上 200mg/dL以上 6.5%以上
境界型 110〜125mg/dL 140〜199mg/dL 6.0〜6.4%
正常型 110mg/dL未満 140mg/dL未満 —

⚠️ 「境界型」も要注意です

境界型(糖尿病予備群)は糖尿病ではありませんが、放置すると糖尿病に移行するリスクがあります。この段階からの生活習慣の改善が、発症予防に最も効果的です。

🩺 随時血糖値について

食後に関わらず採血した「随時血糖値」が200mg/dL以上で、糖尿病の典型的な症状(口渇・多尿・体重減少など)がある場合も、糖尿病と診断されることがあります。

🏥 当院の考え方

健診で「血糖が高い」「HbA1cが高い」と指摘されたら、まずはご相談ください。数値の意味と今後の対応について、丁寧にご説明します。

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トップ > 健康ライブラリ > HbA1cとは

HbA1cとは

HbA1c(ヘモグロビンA1c)は、過去1〜2か月の血糖値の平均的な状態を反映する指標です。食事の影響を受けないため、糖尿病の診断・治療効果の確認に広く用いられています。

🔬 HbA1cの仕組み

赤血球中のヘモグロビンは、血液中のブドウ糖と結合する性質があります。血糖値が高い状態が続くほどHbA1cの値は上昇します。赤血球の寿命が約120日(2〜3か月)であることから、この期間の平均血糖を反映します。

📊 HbA1cの目標値

状態 HbA1c
治療目標(合併症予防) 7.0%未満
より厳格な管理が必要な場合 6.5%未満
糖尿病型(要精査) 6.5%以上

※目標値は年齢・合併症・低血糖リスクなどにより個別に設定されます。

📈 定期検査が大切な理由

HbA1cは食事前後に関わらず安定した値が得られるため、通院ごとの定期検査に適しています。値の推移を継続して確認することで、治療効果の判定や治療方針の調整に役立てることができます。

🏥 当院の考え方

当院では定期的にHbA1cを測定し、数値の変化をグラフでお示しながら治療の効果をご説明しています。「数値が下がってきた」という実感が、治療継続のモチベーションにつながります。

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トップ > 健康ライブラリ > 生活習慣改善のポイント

生活習慣改善のポイント

2型糖尿病・糖尿病予備群では、食事と運動を中心とした生活習慣の改善が治療の基本です。薬を使う場合でも、生活習慣の見直しは欠かせません。

🥗 食事療法のポイント

  • 適切なカロリーを守る(食べ過ぎない)
  • 3食規則正しく・間食を控える
  • 白米・白パン・甘い飲み物を減らす(急激な血糖上昇を防ぐ)
  • 野菜・食物繊維を先に食べる(食後血糖の上昇を緩やかにする)
  • 塩分を控える(高血圧の合併予防)
  • アルコールは控えめに

🚶 運動療法のポイント

運動はインスリンの効きを改善し、血糖値を下げる効果があります。

  • 有酸素運動(ウォーキング・水泳・自転車)を週3〜5回、1回30分程度
  • 食後1〜2時間後の運動が血糖管理に効果的
  • 筋力トレーニングを週2〜3回組み合わせると効果アップ
  • 長時間の座りっぱなしを避け、こまめに動く

🚭 その他の生活習慣

  • 禁煙(喫煙は合併症リスクを高める)
  • 十分な睡眠(睡眠不足はインスリン抵抗性を悪化させる)
  • ストレスの管理(ストレスは血糖を上げることがある)
  • 適正体重の維持(特に腹部肥満の解消)

🏥 当院の考え方

「何から始めればいいかわからない」という方も多くいらっしゃいます。当院では体組成計による体脂肪・筋肉量の測定も行い、患者さんの状態に合わせた実践的なアドバイスを提供しています。一緒に無理のない目標を設定しましょう。

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トップ > 健康ライブラリ > 糖尿病の合併症

糖尿病の合併症

糖尿病を長期間放置・コントロール不良の状態が続くと、全身の血管や神経が障害され、さまざまな合併症を引き起こします。合併症の予防が、糖尿病治療の最大の目的です。

三大合併症(細小血管障害)

👁️ 糖尿病網膜症

目の網膜の血管が傷つき、出血・浮腫が起こります。進行すると視力低下・失明に至ることがあり、日本における成人の失明原因の上位を占めます。初期は自覚症状がなく、定期的な眼科検診が重要です。

🫘 糖尿病腎症

腎臓の細小血管が障害され、腎機能が低下します。進行すると透析治療が必要になることがあります。尿中のアルブミン(たんぱく質)を定期的に確認することで早期発見が可能です。

🦶 糖尿病神経障害

末梢神経が障害され、手足のしびれ・痛み・感覚の低下が起こります。感覚が鈍くなることで足の傷に気づきにくくなり、重症化・壊疽につながることもあります。足のケアが特に重要です。

大血管障害

糖尿病は動脈硬化を促進し、次のような大血管の病気のリスクを高めます。

  • 脳梗塞・脳出血
  • 心筋梗塞・狭心症
  • 末梢動脈疾患(足の血流障害)

🏥 当院の考え方

合併症は早期から予防することが最も重要です。当院では血糖管理に加え、血圧・脂質・腎機能の定期的な検査も行い、合併症の早期発見・予防に努めています。脳神経外科・内科を兼ねた当院では、脳血管合併症の観点からも糖尿病管理をサポートします。

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トップ > 健康ライブラリ > 薬物療法・インスリン療法

薬物療法・インスリン療法

生活習慣の改善だけでは血糖コントロールが不十分な場合、薬物療法を組み合わせます。糖尿病の薬には多くの種類があり、患者さんの状態・合併症・生活習慣に合わせて選択します。

💊 主な経口血糖降下薬

  • メトホルミン:肝臓での糖の産生を抑える。世界で最も広く使われる糖尿病薬。
  • SGLT2阻害薬:尿から糖を排出する。心臓・腎臓保護効果も注目されている。
  • DPP-4阻害薬:インスリン分泌を促進。低血糖が起きにくい。
  • スルホニル尿素薬(SU薬):インスリン分泌を強力に促進。低血糖に注意。

💉 注射薬①:GIP/GLP-1受容体作動薬

食事をすると腸から分泌される「インクレチン」というホルモンの働きを利用して血糖値を下げる注射薬です。週に1回投与する製剤が主流で、自己注射が可能です。

主な効果:

  • 血糖値が高いときにインスリンの分泌を促す
  • 血糖を上げるホルモン(グルカゴン)の分泌を抑える
  • 胃からの食べ物の送り出しをゆるやかにする
  • 食欲を抑える → 体重減少効果も期待できる
  • 低血糖を起こしにくい(単独使用時)
  • 心臓・腎臓を保護する効果が期待される薬剤もある

主な副作用(治療開始後しばらくで軽快することが多い):

  • 吐き気・胃もたれ・食欲低下・下痢・便秘

※ GLP-1受容体作動薬も同じ仕組みで作用する注射薬です(GIPへの作用を加えたものがGIP/GLP-1受容体作動薬)。

💉 注射薬②:インスリン療法

インスリン療法は、1型糖尿病では必須、2型糖尿病でも経口薬・他の注射薬で十分に血糖をコントロールできない場合に使用します。

  • 現在のインスリン製剤は細い針を使い、痛みが少ない
  • 自己注射は慣れれば外来で継続管理が可能
  • インスリンを使うと糖尿病が悪化するわけではない

⚠️ 自己判断で薬を中止しないでください。
症状がなくても薬の継続が重要です。副作用や費用の心配など、気になることがあれば遠慮なくご相談ください。

🏥 当院の考え方

糖尿病の薬は種類が多く、患者さんそれぞれの状況に合わせて選択します。「薬を増やしたくない」「注射は怖い」など、治療への不安や疑問はお気軽にお話しください。一緒に最善の方法を考えます。

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トップ > 症状から探す > けいれん・てんかん

けいれん・てんかん

けいれんが初めて起きた場合や、繰り返す場合は、原因を調べることが大切です。てんかんは適切な治療によって発作をコントロールできる可能性がある病気です。

⚡ こんな症状はありませんか?

  • 突然体がガクガクする・硬直する
  • 意識を失って倒れた
  • 気づいたら床に倒れていた(本人は覚えていない)
  • ぼーっとして反応がなくなる時間がある
  • 手足がピクッとする(寝入りばなだけでなく、日中も)
  • 口をモグモグする・目が一方向を向く
  • 子どもが熱で体をつった

⚠️ すぐに救急へ

  • けいれんが5分以上続いている
  • けいれんが止まらない・繰り返している
  • けいれん後も意識が戻らない
  • 頭を打った後にけいれんが起きた

🏥 当院でできること

  • 問診・神経学的診察によるてんかんの評価
  • 脳波検査(院内)
  • CT検査(院内)による頭蓋内病変の確認
  • てんかん薬の処方・血中濃度管理
  • 専門病院(MRI・外科治療)への紹介・連携

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トップ > 健康ライブラリ > てんかんとはどんな病気か

てんかんとはどんな病気か

てんかんは、脳の神経細胞が過剰に興奮することで、繰り返し発作が起きる慢性の脳疾患です。日本では約100人に1人がてんかんを持つとされており、決してまれな病気ではありません。適切な治療によって、約7割の方は発作をコントロールできます。

🔬 てんかん発作が起きる仕組み

通常、脳の神経細胞は規則正しく電気信号をやりとりしていますが、てんかんではこの電気活動が突然乱れ、過剰な放電が起きます。この放電がどの部位で起きるかによって、発作の症状が異なります。

👥 どんな人に多いですか?

  • 小児期(特に乳幼児・学童期)
  • 高齢者(脳卒中後・認知症に伴うものも)
  • 脳に病気や外傷がある方
  • 原因が特定できない「特発性てんかん」も多い

❓ てんかんについてよくある誤解

  • 「てんかん=ガクガクと体が震える」だけではない。ぼーっとする発作(欠神発作)もある
  • 「精神の病気」ではなく、脳の神経疾患
  • 「一生治らない」わけではない。適切な治療で多くの方が発作をコントロールできる
  • 知能・性格とは関係しない

🏥 当院の考え方

てんかんは正しく診断し、適切な薬を継続することが最も重要です。「けいれんを起こしたことがある」「ぼーっとして記憶がない時間がある」という方は、一度ご相談ください。脳波検査やCT検査を含めた評価を行います。

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トップ > 健康ライブラリ > てんかんの種類と発作の特徴

てんかんの種類と発作の特徴

全般発作(脳全体から起きる)

  • 強直間代発作(大発作):全身が硬直し、その後ガクガクと震える。意識を失う。最も広く知られた発作。
  • 欠神発作:数秒間ぼーっとして動作が止まる。小児に多い。本人は気づかないことが多い。
  • ミオクロニー発作:手足や体がピクッと瞬間的に動く。
  • 脱力発作:突然力が抜けてその場に崩れ落ちる。

焦点発作(脳の一部から起きる)

  • 焦点意識保持発作:意識はあるが、手足が動く・においや光を感じるなどの症状が起きる。
  • 焦点意識減損発作:意識が曇り、口をモグモグする・手をいじるなどの自動症がみられる。
  • 二次性全般化:焦点発作が脳全体に広がり、全般発作に移行する。

発作後の状態(発作後もうろう状態)

大きな発作の後は、しばらく頭がぼんやりしたり、眠気が強くなることがあります(Todd麻痺を伴うこともある)。これも発作の一部であり、通常は数分〜数十分で回復します。

🏥 当院の考え方

発作の種類を正確に把握することが、適切な治療薬の選択につながります。発作の様子をスマートフォンで動画撮影していただけると、診断の大きな助けになります。

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トップ > 健康ライブラリ > 脳波検査について

脳波検査について

脳波検査(EEG)は、頭皮の上に電極を貼り付け、脳の電気活動を記録する検査です。痛みや被ばくはなく、てんかんの診断に欠かせない検査です。当院では院内で脳波検査を実施しています。

📋 脳波検査でわかること

  • てんかん性の異常放電の有無と部位
  • てんかんの種類(全般性か焦点性か)の推定
  • 治療効果の確認
  • 意識障害・もうろう状態の原因評価

🔎 検査の流れ

  • 頭皮に電極ペーストで電極を装着(約20〜30個)
  • 安静にした状態で20〜30分程度記録
  • 目を開けたり閉じたり・過呼吸・光刺激などの負荷をかけることがある
  • 検査後は電極を外し、髪を洗っていただける

⚠️ 脳波が正常でもてんかんを否定できません

発作のない時間帯に検査をすると、約半数では正常な脳波が記録されます。1回の脳波検査で異常がなくても、症状や経過からてんかんが疑われる場合は繰り返し検査を行うことがあります。

🏥 当院の考え方

当院では脳波検査を院内で実施し、結果をその日のうちにご説明します。CTと組み合わせた評価で、てんかんの診断と原因の検索を行います。精密検査(MRI・長時間脳波)が必要な場合は専門病院へご紹介します。

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トップ > 健康ライブラリ > てんかんの薬物治療

てんかんの薬物治療

てんかんの治療の基本は抗てんかん薬(抗発作薬)の継続服用です。約70%の方は薬によって発作をコントロールできます。薬の種類・用量は発作のタイプ・年齢・他の病気・生活状況に合わせて選択します。

💊 主な抗てんかん薬

  • バルプロ酸(デパケン):幅広い発作タイプに使用。全般てんかんに特に有効。
  • カルバマゼピン(テグレトール):焦点発作に有効。
  • レベチラセタム(イーケプラ):新しい薬。副作用が比較的少なく使いやすい。
  • ラモトリギン(ラミクタール):幅広い発作タイプに使用。妊娠中も使いやすい薬のひとつ。
  • クロナゼパム(リボトリール):ミオクロニー発作などに。

⚠️ 薬を飲むうえで大切なこと

  • 自己判断で薬を中止しない(急にやめると重篤な発作を起こすことがある)
  • 飲み忘れを防ぐ工夫をする(同じ時間帯に服用する習慣をつける)
  • 眠気・ふらつきなど副作用を感じたら相談する
  • 定期的な血中濃度・肝機能・血液検査が必要な薬がある

🔄 発作がない期間が続いたら

2〜5年以上発作がなく、脳波も正常化している場合、薬の減量・中止を検討することがあります。ただしこれは必ず医師の判断のもとで行います。

🏥 当院の考え方

てんかんの薬は種類が多く、発作のタイプに合ったものを選ぶことが重要です。当院では定期的な血中濃度測定と脳波検査を行いながら、安全に長期治療を続けられるようサポートします。

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トップ > 健康ライブラリ > 熱性けいれんへの対応(小児)

熱性けいれんへの対応(小児)

熱性けいれんは、生後6か月から5歳頃までのお子さんにみられる、発熱に伴うけいれんです。多くは38℃以上の発熱時に起こり、突然手足が突っ張ったりガクガク震えたり、意識がなくなったりします。日本では10人に1人程度のお子さんが経験するといわれており、決して珍しいものではありません。

😰 けいれんが起きたら

まずは落ち着いて、お子さんの安全を確保しましょう。

  • 平らな場所に寝かせる
  • 衣服をゆるめる
  • 顔を横向きにする
  • 口の中に物を入れない
  • 体を強く押さえつけない

けいれんの様子や持続時間を確認してください。可能であればスマートフォンで動画を撮影しておくと、診断の参考になります。

🚑 救急車を呼ぶ目安

次のような場合は、救急要請を検討してください。

  • けいれんが5分以上続く
  • けいれんが止まっても意識が戻らない
  • 呼吸状態が悪い
  • 同じ発熱中に何度もけいれんを繰り返す
  • 手足の片側だけがけいれんする
  • 生後6か月未満または6歳以上で初めて起こった

🩺 けいれんが止まった後

多くの熱性けいれんは数分以内に自然に止まり、後遺症を残しません。けいれんが止まり意識が回復していても、原因となる発熱の評価や今後の対応について相談するため、医療機関を受診しましょう。

📈 予後について

単純型熱性けいれんの多くは良好な経過をたどります。熱性けいれんを経験したお子さんの一部では再発することがありますが、多くは成長とともに起こらなくなります。

📋 熱性けいれんとてんかんの違い

熱性けいれんは原則として「熱がないときにはけいれんしない」ものです。発熱と無関係にけいれんを繰り返す場合、てんかんとの鑑別が必要です。また、熱性けいれんを繰り返した子どもの一部(約2〜5%)が後にてんかんを発症することがあります。

🏥 当院の考え方

初めて熱性けいれんを起こしたお子さん、繰り返しているお子さんは、一度ご相談ください。必要に応じて脳波検査・CT検査を行い、てんかんとの鑑別や予防薬(ジアゼパム坐薬)の処方を検討します。ご心配な点がありましたら、お気軽にご相談ください。

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トップ > 健康ライブラリ > てんかんと日常生活

てんかんと日常生活

🚗 運転について

道路交通法により、一定期間発作がない場合に限り運転が認められます。発作が続いている間は運転できません。運転再開の可否については主治医にご相談ください。

🤰 妊娠・授乳について

てんかんのある方が妊娠・出産することは可能です。ただし、一部の抗てんかん薬は胎児への影響が懸念されるため、妊娠を希望する方は事前に主治医へご相談ください。薬の変更・減量を計画的に行うことが大切です。

😴 睡眠・生活リズム

睡眠不足・過労・飲酒・ストレスは発作の誘因になることがあります。規則正しい生活リズムと十分な睡眠が、発作予防に重要です。

🏊 スポーツ・お風呂について

発作がコントロールされていれば、多くのスポーツは可能です。ただし水泳・高所作業などは発作時に危険が伴うため、主治医と相談の上で判断してください。入浴はできるだけシャワーにするか、浅い湯量での短時間入浴が安全です。

🏥 当院の考え方

てんかんがあっても、多くの方が社会生活・仕事・育児を続けています。「できないこと」よりも「安全に続けられること」を一緒に考えます。生活上の疑問・心配は遠慮なくご相談ください。

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トップ > 症状から探す > 言葉が出にくい

言葉が出にくい・ろれつが回らない

⚠️ 突然起きた場合は脳卒中の可能性があります。
「急に言葉が出なくなった」「突然ろれつが回らなくなった」という場合は、脳梗塞・脳出血のサインである可能性があります。すぐに救急受診してください。

「言葉の症状」には種類があります

🗣 失語症(しつごしょう)

脳の言語野(通常は左側頭葉〜前頭葉)が障害されることで起きます。「話す・聞く・読む・書く」のうち一つまたは複数が障害されます。

  • 言いたい言葉が出てこない(喉まで出かかるが出ない)
  • 言葉は出るが意味が通じない(言い間違いが多い)
  • 相手の話は理解できるが、うまく話せない
  • 相手の話が理解できない
  • 文字が読めない・書けない

※ 失語症は「知能の低下」ではありません。言語機能だけが障害された状態です。

🫦 構音障害(こうおんしょうがい)

言葉を作る筋肉(口・舌・喉)や、それを動かす神経が障害されることで起きます。「言いたいことはわかっているが、うまく発音できない」状態です。

  • ろれつが回らない(呂律障害)
  • 声がかすれる・鼻にかかった声になる
  • 飲み込みにくさ(嚥下障害)を伴うことがある

🧠 考えられる主な原因

⚡ 緊急性が高い

  • 脳梗塞・脳出血
  • くも膜下出血
  • 一過性脳虚血発作(TIA)

📋 慢性・経過をみるもの

  • 脳腫瘍
  • パーキンソン病
  • 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
  • 多発性硬化症
  • 認知症

💡 受診のポイント

  • 突然起きた → すぐに救急受診
  • 数日〜数週間かけて進行している → できるだけ早く受診
  • もともとある症状で、以前から少しずつ → 外来受診でご相談

🏥 当院でできること

  • 問診・神経学的診察(言語機能の評価)
  • CT検査(院内)による脳梗塞・脳出血・腫瘍の確認
  • 経過観察・原因疾患の治療
  • MRI・言語療法・専門病院が必要な場合の紹介・連携

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トップ > 症状から探す > 健診で異常を指摘された

健診で異常を指摘された

「健診で引っかかったけど、症状はないからまあいいか」と放置していませんか?
生活習慣病の多くは自覚症状がないまま進行し、脳卒中・心筋梗塞・腎不全などの重大な病気につながることがあります。健診の結果を持参のうえ、お気軽にご相談ください。

🩺 血圧が高い(高血圧)

収縮期血圧140mmHg以上、または拡張期血圧90mmHg以上が高血圧の目安です。「サイレントキラー」とも呼ばれ、長期間放置すると脳梗塞・脳出血・心筋梗塞・腎臓病のリスクが高まります。

当院でできること:家庭血圧の評価・降圧薬の処方・生活習慣指導・ホルター心電図(合併する不整脈の確認)

🍬 血糖・HbA1cが高い(糖尿病・予備群)

空腹時血糖126mg/dL以上またはHbA1c 6.5%以上が糖尿病の目安です。6.0〜6.4%は「境界型(予備群)」で、生活習慣の改善が最も効果的な段階です。放置すると網膜症・腎症・神経障害・脳血管障害につながります。

当院でできること:詳細な血液検査・HbA1c定期測定・体組成計による評価・食事・運動指導・薬物療法(経口薬・注射薬)

🩸 コレステロール・中性脂肪が高い(脂質異常症)

LDLコレステロール140mg/dL以上、中性脂肪150mg/dL以上、HDLコレステロール40mg/dL未満が異常の目安です。動脈硬化を促進し、脳梗塞・心筋梗塞のリスクを高めます。他の生活習慣病との組み合わせでリスクはさらに上昇します。

当院でできること:脂質プロファイルの詳細評価・食事・運動指導・スタチンなど薬物療法・頸動脈超音波による動脈硬化の評価

⚗️ 尿酸が高い(高尿酸血症・痛風)

血清尿酸値7.0mg/dLを超えると高尿酸血症と診断されます。症状がなくても腎機能低下・尿路結石のリスクがあります。急に足の親指の付け根などが腫れて激しく痛む「痛風発作」が起きることがあります。

当院でできること:尿酸値の管理・食事指導(プリン体・アルコール制限)・尿酸降下薬の処方

❤️ 心電図に異常があった(不整脈・心房細動など)

健診の心電図で「心房細動」「上室性期外収縮」「ST変化」などを指摘されることがあります。特に心房細動は脳梗塞の重要な原因です。自覚症状がない場合でも精査が必要です。

当院でできること:12誘導心電図・ホルター心電図(24時間)による詳細評価・抗凝固療法の検討・循環器専門医への紹介

🧠 脳ドック・脳MRIで異常を指摘された

脳ドックでよく指摘される所見と、その意味をご説明します。

  • 頸動脈プラーク・内膜中膜複合体肥厚(IMT増大)
    動脈硬化の進行を示します。脳梗塞・心筋梗塞のリスク評価に重要です。当院では頸動脈超音波検査で詳細評価が可能です。
  • 大脳白質病変(白質高信号)
    脳の細い血管が傷ついたサインです。高血圧との関連が強く、放置すると認知症・脳梗塞リスクが上がります。血圧管理が最も重要な対策です。
  • 無症候性脳梗塞(ラクナ梗塞)
    症状のない小さな脳梗塞の痕跡です。今後の脳梗塞・認知症リスクが上昇するため、危険因子(高血圧・糖尿病・脂質異常症)の管理が重要です。
  • 未破裂脳動脈瘤
    脳の血管のこぶです。大きさ・形・場所によって破裂リスクが異なります。経過観察でよい場合と、手術を検討する場合があります。専門病院への紹介も対応します。
当院でできること:脳ドック結果の説明・頸動脈超音波・CT・危険因子の管理・専門病院への紹介・連携

🏥 当院の考え方

生活習慣病は「症状がないから大丈夫」ではありません。
健診の結果用紙をお持ちいただければ、数値の意味と今後の対応について丁寧にご説明します。
「どの科に行けばいいかわからない」という場合も、脳神経・内科を横断して診療する当院にご相談ください。

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トップ > 症状から探す > 歩きにくい・よく転ぶ

歩きにくい・よく転ぶ

「最近つまずきやすくなった」「歩くとふらふらする」「段差でないところで転ぶ」——こうした変化は加齢だけでなく、脳・神経・筋肉・骨関節のさまざまな病気が原因であることがあります。原因によって治療法が異なるため、正確な診断が重要です。

⚠️ 次の症状は急いで受診してください
突然歩けなくなった・急に片足に力が入らなくなった・ろれつが回らないなどを伴う場合は、脳卒中の可能性があります。すぐに救急受診してください。

歩きにくさの「タイプ」で原因が違います

🧠 小刻み歩行・すり足(パーキンソン病)

  • 歩幅が狭くなり、すり足で歩く
  • 歩き始めの一歩が出にくい(すくみ足)
  • 曲がるときに体ごとゆっくり回る
  • 腕の振りが少なくなる
  • 前のめりの姿勢になる
  • 止まれない・方向転換で転びやすい

手の震え・動作が遅くなる・筋肉のこわばりなどを伴うことがあります。

🌀 ふらつきながら歩く(小脳性失調)

  • 足を大きく開いてふらつきながら歩く(酔っ払いのような歩き方)
  • 一直線に歩けない
  • 手の動きがうまく合わせられない
  • ろれつが回りにくい・眼球運動の異常を伴うことがある

小脳・脳幹の病変(脳梗塞・小脳変性症など)が原因となります。

🦵 片足を引きずるように歩く(片麻痺歩行)

  • 片側の足が動きにくく、円を描くように歩く(分回し歩行)
  • 同側の腕が振れない・内側に曲がっている
  • 階段の昇降が特に困難

脳梗塞・脳出血などによる片側の運動障害が原因となります。

💧 歩行障害+尿失禁+認知機能低下(正常圧水頭症)

  • 足が前に出にくく、引きずるように歩く
  • 頻尿・尿失禁が出てくる
  • 物忘れ・ぼんやりする

脳脊髄液の循環障害が原因で、手術で改善する可能性がある疾患です。早期診断が重要です。

🦶 足のしびれ・感覚低下を伴う歩きにくさ(末梢神経・脊髄)

  • 足裏がしびれて地面の感覚がわかりにくい
  • 足が上がりにくく、つまずきやすい
  • 階段の昇降・暗いところでの歩行が特に不安定

糖尿病性神経障害・脊柱管狭窄症・頸椎症などが原因となります。

👴 加齢・筋力低下によるふらつき(サルコペニア・フレイル)

  • 以前より歩くのが遅くなった
  • 立ち上がりにくい・段差でつまずく
  • 疲れやすくなった・外出が減った

筋肉量の低下(サルコペニア)や体全体の虚弱(フレイル)が背景にあることがあります。体組成計による評価が有用です。

受診のポイント

  • 突然起きた歩きにくさ → すぐ救急受診
  • 数週間〜数か月で徐々に悪化 → できるだけ早く受診
  • 転倒を繰り返す・転倒が怖い → 外来受診でご相談
  • 「年のせい」と思っていた歩きにくさ → 原因を調べることで改善できる場合があります

🏥 当院でできること

  • 問診・神経学的診察(歩行・バランス・反射・感覚の評価)
  • 重心動揺検査(バランス機能の客観的評価)
  • CT検査(院内)による脳病変・水頭症の確認
  • 体組成計による筋肉量・サルコペニアの評価
  • 血液検査(甲状腺・ビタミン・血糖など原因精査)
  • MRI・専門病院(神経内科・脳神経外科)への紹介・連携

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トップ > 症状から探す > 顔面麻痺・顔のゆがみ

顔面麻痺・顔のゆがみ

⚠️ 突然起きた顔のゆがみは脳卒中の可能性があります
手足の脱力・ろれつが回らない・激しい頭痛などを伴う場合は、すぐに救急受診してください。

「顔面麻痺」には大きく2種類あります

中枢性顔面麻痺
(脳・脳幹の病気)
末梢性顔面麻痺
(顔面神経の病気)
主な原因 脳梗塞・脳出血・脳腫瘍 ベル麻痺・ハント症候群
麻痺の範囲 顔の下半分(口元)のみ 顔の上下すべて(額・目・口)
額のしわ寄せ できる できない(患側)
目を閉じる 閉じられる 閉じにくい・閉じられない
他の症状 手足の麻痺・ろれつ障害を伴いやすい 耳の痛み・味覚障害・音が響く
緊急性 高い(すぐ救急) 早めに受診(数日以内)

😶 ベル麻痺とは

顔面神経麻痺の中で最も多い原因です。明確な誘因なく突然片側の顔面が動かなくなります。ウイルス(単純ヘルペスウイルス)の再活性化が原因と考えられています。

  • 朝起きたら口がゆがんでいた
  • 目が閉じにくい・まぶたが下がらない
  • 食事中に口から食べ物がこぼれる
  • 水を飲むとこぼれる
  • 味がわかりにくい(味覚障害)
  • 音が大きく聞こえる(聴覚過敏)

治療:発症早期(72時間以内)のステロイド投与が回復に重要です。早めの受診をおすすめします。

🦻 ハント症候群とは

水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化によって起きる顔面神経麻痺です。ベル麻痺よりも重症になりやすく、回復に時間がかかることがあります。

  • 耳の周囲・外耳道に水疱(水ぶくれ)が出る
  • 耳の痛み・耳鳴り・めまいを伴うことがある
  • 顔面麻痺+難聴を伴うことがある

治療:抗ウイルス薬+ステロイドの早期投与が重要です。

🧠 脳梗塞・脳出血による顔面麻痺

脳の運動野〜脳幹の経路が障害されると、顔の下半分(口角・頬)のみが麻痺します。額は動き、目を閉じることはできます。次の症状が伴う場合は特に緊急です。

  • 手足の脱力・麻痺(特に同側)
  • ろれつが回らない
  • 急に激しい頭痛が起きた
  • 視野がおかしい・物が二重に見える

→ 迷わず119番。時間が命を左右します。

📋 その他の原因

  • 中耳炎・耳下腺の病変:顔面神経が耳の構造物の近くを走るため影響を受けることがある
  • 腫瘍(聴神経腫瘍・耳下腺腫瘍):ゆっくり進行する顔面麻痺
  • ギラン・バレー症候群:両側の顔面麻痺+手足のしびれ・脱力
  • 外傷・骨折:側頭骨骨折による顔面神経損傷

💡 受診のポイント

  • 突然起きた+手足の脱力・ろれつ障害 → すぐ救急受診
  • 朝起きたら顔が動かない(手足は動く) → その日のうちに受診
  • 耳に水疱が出ている → 早めに受診(ハント症候群の疑い)
  • 徐々に進行している → 早めに受診

🏥 当院でできること

  • 問診・神経学的診察(中枢性・末梢性の鑑別)
  • CT検査(院内)による脳梗塞・脳出血の確認
  • ベル麻痺・ハント症候群の診断と早期治療(ステロイド・抗ウイルス薬)
  • MRI・耳鼻咽喉科・専門病院への紹介・連携

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トップ > 症状から探す > 視野が欠ける・複視

視野が欠ける・複視(ものが二重に見える)

⚠️ 突然起きた視力・視野の異常は脳卒中の可能性があります
突然片目が見えなくなった・視野の半分が欠けた・ものが二重に見える、これらが突然起きた場合は脳梗塞・脳出血のサインである可能性があります。他の症状がなくても、すぐに医療機関を受診してください。

症状の種類ごとに考えられる原因

👁 視野が欠ける・見えない部分がある

「視野が欠ける」症状は、眼球そのものの異常ではなく、脳や視神経の障害によって起きることがあります。どの部位が欠けるかで、障害部位が推定できます。

視野の欠け方 考えられる原因部位
片目だけ全体が見えない 網膜動脈閉塞・視神経炎・緑内障
両目の右半分(または左半分)が欠ける 脳梗塞・後頭葉の病変(同名半盲)
視野の中心が欠ける・暗点がある 加齢黄斑変性・視神経疾患
視野が全体的に狭くなる 緑内障・頭蓋内圧亢進
片目が一時的に真っ暗になった(数分で回復) 一過性黒内障(TIAの可能性・緊急)

👀 複視(ものが二重に見える)

複視は、両目の視線がそろわなくなることで起きます。「片目を閉じると一つに見える」場合は両眼性複視であり、脳・神経の問題が疑われます。

特徴 考えられる原因
突然起きた複視+頭痛・めまい 脳幹梗塞・脳出血(緊急)
突然起きた複視(頭痛なし) 動眼神経麻痺・外転神経麻痺・TIA
複視+まぶたが下がってきた 動眼神経麻痺・重症筋無力症・脳動脈瘤
夕方になると複視が強くなる・疲れると悪化 重症筋無力症
複視+眼が飛び出す感じ 甲状腺眼症(バセドウ病関連)
徐々に進行する複視 脳腫瘍・多発性硬化症

✨ 光が見える・ギザギザが見える

  • 閃輝暗点(せんきあんてん):視野にキラキラ・ギザギザした光が広がり、その後に頭痛が来ることがある。片頭痛の前兆として多くみられる。
  • 光視症:暗い場所でピカッと光が見える。網膜剥離の初期サインのことがあるため、眼科での確認が必要。
  • 飛蚊症(ひぶんしょう):目の前に黒い点・糸くずが浮かぶ。多くは加齢性変化だが、急に増えた場合は網膜裂孔の可能性あり。

🧠 頭蓋内圧亢進による視覚症状

脳腫瘍・水頭症・静脈洞血栓症などにより頭蓋内の圧力が上昇すると、視神経が圧迫されて視力低下・視野狭窄が起きることがあります。

  • 持続する頭痛(特に朝方に強い)
  • 吐き気・嘔吐
  • 視力がじわじわ低下してきた
  • 外転神経麻痺による複視

💡 受診のポイント

  • 突然起きた視野欠損・複視・片目が見えない → すぐ救急受診
  • 一時的に片目が見えなくなり、回復した → TIAの可能性・当日中に受診
  • まぶたが下がってきた+複視 → 動脈瘤の可能性・早めに受診
  • 疲れると複視が悪化する → 重症筋無力症の可能性・外来受診
  • 頭痛とともに視野が狭くなってきた → 早めに受診

🏥 当院でできること

  • 問診・神経学的診察(眼球運動・視野・瞳孔の評価)
  • 眼振検査による眼球運動異常の評価
  • CT検査(院内)による脳梗塞・脳出血・腫瘍・水頭症の確認
  • 血液検査(甲状腺・重症筋無力症の抗体など)
  • MRI・眼科・神経内科への紹介・連携

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トップ > 症状から探す > 頭部を打った

頭部を打った

⚠️ 次の症状があればすぐに救急へ
意識を失った・けいれんした・嘔吐を繰り返す・激しい頭痛・手足が動かない・言葉がおかしい・だんだん意識がぼんやりしてきた。これらの症状は頭蓋内の出血が疑われます。

頭部外傷で起きる主な病態

🌀 脳震盪(のうしんとう)

頭を打った直後に一時的に脳機能が低下する状態です。CT検査では異常が映らないことがほとんどですが、症状は本物であり軽視は禁物です。

  • 頭を打った後、一瞬気が遠くなった・ぼんやりした
  • 頭痛・吐き気・めまい
  • 打った前後の記憶がない
  • 光や音に敏感になる
  • 集中力・記憶力の低下

通常は数日〜数週間で回復しますが、繰り返す脳震盪は長期的な脳への影響(慢性外傷性脳症)をきたすことがあります。スポーツ中の頭部衝撃にも注意が必要です。

🩸 急性硬膜外血腫

頭蓋骨と脳を包む硬膜の間に動脈性の出血が起き、急速に血腫が拡大します。

  • 受傷後いったん意識が戻る(中間清明期)が、その後急激に悪化する
  • 激しい頭痛・嘔吐・意識障害
  • 放置すると脳ヘルニアを起こす

緊急手術が必要な場合があります。受傷後に「一度よくなってから悪化」は危険なサインです。

🩸 急性硬膜下血腫

硬膜と脳の間に静脈性の出血が広がります。高齢者や抗血栓薬を服用中の方はリスクが高くなります。

  • 受傷直後から意識障害・片麻痺が起きる
  • 抗血栓薬服用中の方は軽微な衝撃でも起こりうる

⏰ 慢性硬膜下血腫(受傷から数週間〜数か月後に発症)

頭を打った後、数週間〜数か月かけてゆっくりと血がたまる病態です。「打った記憶がない」「軽くぶつけただけ」という場合でも発症することがあります。高齢者・抗血栓薬服用中の方に多い病気です。

  • 頭痛・ぼんやりする・物忘れが増えた
  • 片側の手足が動かしにくい・ろれつが回らない
  • 歩きにくい・ふらつく
  • 認知症のような症状(急に進行する)
  • 失禁が起きた

穿頭血腫ドレナージ(小さな穴を開けて血を抜く手術)で多くの場合、症状が改善します。

🦴 頭蓋骨骨折

強い衝撃で頭蓋骨が骨折することがあります。耳や鼻から透明な液体(髄液)が出る・耳の後ろに内出血(バトル徴候)・目の周りにあざが広がる(パンダ眼)などは頭蓋底骨折のサインです。

💡 受診の目安

🚑 すぐ救急へ

  • 意識を失った
  • けいれんした
  • 嘔吐を繰り返す
  • 激しい頭痛
  • 手足が動かない
  • 一度よくなって悪化

📋 当日〜翌日に受診

  • ぼんやりした・頭が痛い
  • 吐き気がある
  • 打った記憶が曖昧
  • 抗血栓薬を服用中
  • 高齢者(軽打でも)

受傷後24〜48時間は一人にしないことが大切です。意識・言葉・手足の動きに変化があればすぐに受診してください。

💊 抗血栓薬を服用している方へ

ワーファリン・バイアスピリン・エリキュース・イグザレルトなどの抗血栓薬を服用中の方は、軽い頭部打撲でも出血しやすくなっています。症状がなくてもCT検査による確認をおすすめします。

🏥 当院でできること

  • 問診・神経学的診察(意識・瞳孔・手足の動きの評価)
  • CT検査(院内)による頭蓋内出血・骨折の確認
  • 慢性硬膜下血腫の診断・専門病院(手術)への紹介・連携
  • 脳震盪後の経過観察・職場復帰・スポーツ復帰の判断

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トップ > 症状から探す > 不安・不眠・疲労感

不安・不眠・疲労感

「なんとなくだるい」「眠れない」「気力がわかない」——こうした症状は、精神的なストレスだけでなく、甲状腺・貧血・糖尿病・睡眠時無呼吸症候群などの身体疾患が原因であることがあります。まずは原因を正確に調べることが大切です。

🌙 眠れない・眠りが浅い(不眠症)

不眠には4つのタイプがあります。タイプによって対処法が異なります。

タイプ 特徴
入眠障害 床についてもなかなか眠れない(30分以上)
中途覚醒 夜中に何度も目が覚める。高齢者に最も多い。
早朝覚醒 予定より2時間以上早く目が覚め、眠れない。うつ病で多くみられる。
熟眠障害 一定時間眠れているが、眠った感じがしない・疲れが取れない。睡眠時無呼吸症候群に多い。

睡眠薬の処方だけでなく、原因疾患の治療・睡眠衛生指導(就寝・起床時間の統一、カフェインの制限、スマホ使用の制限など)が重要です。

😔 慢性的な疲れ・だるさ

「休んでも疲れが取れない」という場合、身体的な原因が隠れていることがあります。血液検査で多くの原因を調べることができます。

身体的な原因

  • 貧血(鉄欠乏・B12不足)
  • 甲状腺機能低下症
  • 糖尿病
  • 慢性腎臓病・肝疾患
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • がん・感染症
  • 副腎不全

精神・心理的な原因

  • うつ病・適応障害
  • 不安障害
  • 慢性ストレス
  • 燃え尽き症候群

😰 不安・ドキドキ・息苦しい

「理由もなく不安になる」「突然動悸・息苦しさ・めまいが起きる(パニック発作)」「特定の状況が怖くなった」などは不安障害の可能性があります。ただし、次の身体疾患でも同様の症状が起きます。

  • 甲状腺機能亢進症(バセドウ病):動悸・発汗・体重減少・イライラ
  • 不整脈(心房細動・期外収縮):動悸・胸の不快感
  • 低血糖:冷や汗・震え・不安感・集中力低下
  • 更年期障害:ほてり・発汗・動悸・気分の変動
  • カフェイン・薬の影響:興奮・不安・不眠

🌧 うつ病・気分の落ち込み

うつ病では精神症状だけでなく、身体症状として現れることも多くあります。

  • 2週間以上続く気分の落ち込み・意欲の低下
  • 楽しめることが楽しくない
  • 早朝に目が覚めて眠れない
  • 食欲がない・体重が減った
  • 体が重い・頭が痛い・肩がこる
  • 「消えてしまいたい」という気持ちがある

うつ病は適切な治療で回復できる病気です。「気のせい」「弱いから」ではありません。

💤 睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠中に繰り返し呼吸が止まることで、睡眠の質が低下します。本人は気づかないことが多く、家族に指摘されて発覚するケースも多くあります。

  • いびきが大きい・息が止まると言われた
  • どれだけ寝ても眠い・日中の強い眠気
  • 朝起きると頭が痛い
  • 夜中に何度もトイレに起きる
  • 集中力・記憶力の低下

高血圧・糖尿病・脳卒中・認知症のリスクを高めます。当院では簡易型の睡眠時無呼吸検査を実施しています。

🦋 甲状腺疾患(見逃されやすい原因)

甲状腺機能亢進症
(バセドウ病)
甲状腺機能低下症
(橋本病)
体重 減る 増える
気分・活動性 イライラ・落ち着きがない だるい・気力がない
動悸・心拍 速い・ドキドキする 遅くなる
体温・発汗 暑がり・よく汗をかく 寒がり・汗が少ない
皮膚・髪 — 乾燥・脱毛

血液検査(TSH・FT4)で簡単に調べることができます。

💡 受診のポイント

  • 2週間以上続く気分の落ち込み・死にたい気持ち → できるだけ早く受診
  • どれだけ寝ても疲れが取れない・日中眠い → 睡眠時無呼吸・甲状腺・貧血の精査
  • 動悸・発汗・体重変化を伴う不安 → 甲状腺・不整脈の検査
  • 不眠が1か月以上続いている → 原因を調べて適切な治療を

🏥 当院でできること

  • 問診・身体診察による原因の絞り込み
  • 血液検査(甲状腺・貧血・血糖・肝腎機能・ビタミンなど)
  • ホルター心電図(不整脈・動悸の評価)
  • 簡易型睡眠時無呼吸検査(院内)
  • 不眠・不安・うつ症状への薬物療法・生活指導
  • 精神科・心療内科への紹介・連携

関連記事

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トップ > 症状から探す > 脱力・麻痺

力が入らない・動かしにくい(脱力・麻痺)

手足に突然力が入らなくなる・片側だけ重い感じがするなどの症状は、脳卒中など緊急を要する疾患のサインであることがあります。急に起こった麻痺や脱力は、すぐに受診してください。

🚨 すぐに受診が必要なサイン

  • 突然、片側の手足が動かなくなった・力が入らない
  • 顔の片側が下がる・口がゆがむ
  • 言葉が出ない・ろれつが回らない
  • 視野の半分が見えなくなった
  • ふらつきが突然起きた・立てない

→ これらは脳卒中の可能性があります。救急車を呼んでください。

🧠 脳・神経が原因の脱力

  • 脳梗塞・脳出血:片側の手足の麻痺。突然発症。
  • パーキンソン病:動作が遅くなる・小刻みになる・表情が乏しくなる
  • 多発性硬化症:若い世代に多い。視力障害・四肢のしびれ・脱力が再発
  • 頸椎症性脊髄症:首の変形により脊髄が圧迫される。手足の脱力・歩行障害
  • 重症筋無力症:夕方に悪化する筋力低下。まぶたが下がる。

💪 筋肉・その他の原因

  • 多発性筋炎:両側の近位筋(肩・太もも)の脱力
  • 電解質異常(低カリウム・低ナトリウム):全身脱力・筋けいれん
  • 甲状腺疾患:体がだるい・動きがにぶい
  • 糖尿病性末梢神経障害:足先から始まる脱力・しびれ

🏥 当院でできること

  • 神経学的診察(筋力・腱反射・感覚の評価)
  • 全身CT・MRI(脳梗塞・出血・頸椎病変の確認)
  • 血液検査(電解質・甲状腺・炎症マーカー)
  • パーキンソン病・多発性硬化症の診断・治療・専門医紹介
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トップ > 症状から探す > 強い眠気・意識障害

強い眠気・意識が遠くなる

「急に眠くなる」「呼びかけへの反応が鈍い」「気を失った」などは、脳の病変・代謝異常・睡眠障害など様々な原因が考えられます。意識を失った場合は緊急対応が必要です。

🚨 緊急サイン(すぐに救急へ)

  • 突然意識を失った・倒れた
  • 呼びかけても反応が鈍い・反応しない
  • けいれんを伴って意識を失った
  • 頭を打った後に意識がおかしい

😴 慢性的な眠気の原因

  • 睡眠時無呼吸症候群:いびきが大きい・夜中に何度も目が覚める・朝の頭痛
  • ナルコレプシー:日中に突然眠気が来て眠り込む・笑ったときに力が抜ける
  • 過眠症:長時間眠っても眠気が取れない
  • うつ病:日中の強い眠気・夜眠れない・意欲低下
  • 薬の副作用:抗ヒスタミン薬・睡眠薬・抗てんかん薬など

⚠️ 身体疾患による意識変容

  • 低血糖:冷や汗・震え・動悸を伴う意識障害
  • 高血糖(糖尿病性昏睡):口渇・多尿が続いた後に意識障害
  • 電解質異常(低ナトリウムなど):ふらつき・混乱・意識障害
  • 肝性脳症:肝臓の病気がある方でぼんやりする・行動がおかしい
  • 脳血管障害:意識障害+麻痺・言語障害
  • てんかん(欠神発作):数秒間ぼんやりして記憶がない

🏥 当院でできること

  • 問診・神経学的診察
  • 血液検査(血糖・電解質・肝機能・甲状腺)
  • 全身CT(脳病変の確認)
  • 簡易型睡眠時無呼吸検査
  • てんかんの診断・治療管理
  • 専門医への紹介
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トップ > 症状から探す > 血糖・コレステロール異常

血糖が高い・コレステロールが高い

血糖・コレステロール・中性脂肪の異常は、自覚症状がほとんどなく健診で初めて発見されることが多い病気です。放置すると心筋梗塞・脳卒中・認知症などのリスクが高まります。

🍬 血糖が高い(糖尿病・糖尿病予備群)

空腹時血糖 126mg/dL以上、またはHbA1c 6.5%以上で糖尿病と診断されます。

  • 初期はほぼ無症状。健診でHbA1cや空腹時血糖の異常で発覚することが多い
  • 進行すると:口渇・多尿・体重減少・疲れやすさ
  • 合併症:網膜症(視力低下)・腎症(透析)・神経障害(足のしびれ)・動脈硬化
  • HbA1c 5.6〜6.4%は「糖尿病予備群(境界型)」→ 今すぐ生活習慣改善を

🩸 コレステロール・中性脂肪が高い(脂質異常症)

  • LDLコレステロール(悪玉)140mg/dL以上:動脈硬化のリスク大
  • HDLコレステロール(善玉)40mg/dL未満:心疾患リスク上昇
  • 中性脂肪 150mg/dL以上:膵炎・動脈硬化のリスク
  • 症状はほぼなし。悪化すると狭心症・心筋梗塞・脳梗塞の原因になる
  • 食事(脂質・糖質の過剰)・運動不足・喫煙・飲酒が主な原因

📊 メタボリック症候群とは

腹囲(男性85cm・女性90cm以上)+次の2つ以上が該当する状態:①血圧高め②血糖高め③脂質異常。心筋梗塞・脳卒中リスクが数倍になります。

🏥 当院でできること

  • 血液検査(血糖・HbA1c・脂質4項目・肝機能・腎機能)
  • 食事指導・運動指導・生活習慣のアドバイス
  • 糖尿病の薬物療法(経口薬・GLP-1・インスリン)
  • 脂質異常症の薬物療法(スタチン・EPA製剤など)
  • 全身CT(内臓脂肪・動脈硬化の評価)
→ 糖尿病ライブラリーを読む → 脂質異常症ライブラリーを読む
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トップ > 症状から探す > 発熱・風邪・咳

熱がある・せきが続く・のどが痛い

発熱・咳・のどの痛みはほとんどがウイルス性の感染症ですが、細菌性肺炎・インフルエンザ・新型コロナなど治療が必要な病気もあります。症状と経過で判断します。

🌡 発熱の目安と対応

体温目安
37.5〜38℃微熱。安静・水分補給。悪化しなければ様子見。
38〜39℃受診を検討。高齢者・乳幼児は早めに。
39℃以上早めに受診。細菌感染・インフルエンザの可能性。

🦠 よくある感染症

  • 風邪(上気道炎):鼻水・くしゃみ・のどの痛み。ウイルス性。数日で自然回復。
  • インフルエンザ:突然の高熱(39℃以上)・関節痛・倦怠感。抗ウイルス薬が有効。
  • 新型コロナウイルス感染症:発熱・咳・のどの痛み・倦怠感。検査で確認。
  • 溶連菌咽頭炎:高熱+のどの強い痛み。抗生物質が必要。
  • 肺炎:高熱が続く・痰を伴う咳・胸の痛み。X線・血液検査で診断。
  • マイコプラズマ肺炎:長引く乾いた咳・微熱。若い人に多い。
  • 肺炎球菌肺炎:急な高熱・寒気・膿のような痰。高齢者で重症化しやすい。
  • レジオネラ属菌肺炎:高熱・倦怠感・下痢などの消化器症状を伴うことがある。温泉・入浴施設利用歴に注意。
  • 百日咳:長引く咳・特徴的な発作性の咳(コンコンと連続して咳き込む)。成人もかかることがある。

🚨 急いで受診すべきサイン

  • 息苦しさ・呼吸が速い・唇が紫色になる
  • 意識がおかしい・反応が鈍い
  • 乳幼児で哺乳ができない・ぐったりしている
  • 3日以上高熱が続いて悪化している
  • 胸が痛い・強い頭痛・首が硬い(髄膜炎の可能性)

🏥 当院の感染症対応

感染症の方は感染症診察専用スペースでご案内します。一般の待合室と分離した空間でご受診いただけます。発熱・感染症が疑われる方は受診前にお電話ください。

🏥 当院でできること

  • 迅速抗原検査(インフルエンザ・コロナ・溶連菌・肺炎球菌・レジオネラ菌)
  • PCR検査(マイコプラズマ)
  • 血液検査・胸部X線(肺炎の確認)
  • 抗ウイルス薬・抗生物質の処方
  • 感染症専用スペースでの診察
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トップ > 症状から探す > 動悸がする

心臓がドキドキする(動悸)

「心臓がドキドキする」「脈が速い感じがする」という動悸は、緊張・運動後に起こる生理的なものから、不整脈・甲状腺・貧血・心疾患など治療が必要なものまで様々です。

💓 動悸の種類と原因

  • 期外収縮:ドキッと1回飛ぶ感じ。最も多い。多くは良性だが心疾患の評価が必要。
  • 発作性頻脈(SVT):突然始まり突然止まる強いドキドキ。心拍数が急激に上昇。
  • 心房細動:不規則なドキドキが続く。脳梗塞のリスクが高い。→詳しくは「脈が乱れる」ページへ
  • 甲状腺機能亢進症(バセドウ病):安静時もドキドキ・体重減少・発汗・イライラ
  • 貧血:動くと動悸・息切れ・顔色が悪い・疲れやすい
  • 不安・パニック障害:強い不安とともに動悸・呼吸困難・冷や汗
  • カフェイン・薬の影響:コーヒー・エナジードリンク・風邪薬など

🚨 すぐに受診が必要な動悸

  • 動悸とともに意識を失った・倒れた
  • 胸の痛み・息苦しさを伴う動悸
  • 動悸が30分以上続いている

🏥 当院でできること

  • 心電図検査(発作中でなくても不整脈の痕跡を確認)
  • ホルター心電図(24時間装着して動悸の記録)
  • 血液検査(甲状腺・貧血・電解質)
  • 不整脈の治療・専門医への紹介
→ 脈が乱れるページも見る ← 症状から探すに戻る
トップ > 症状から探す > 息切れがする

少し動いただけで息が切れる(労作時息切れ)

「階段を上ると息が切れる」「前より疲れやすくなった」という息切れは、加齢・運動不足だけでなく、心不全・貧血・肺疾患・甲状腺が原因のこともあります。

息切れの主な原因

  • 心不全:動いたときの息切れ・夜中に息苦しくなる・足がむくむ
  • 貧血(鉄欠乏・B12不足):動くと息切れ・動悸・疲れやすい・顔色が悪い
  • 慢性閉塞性肺疾患(COPD):長年の喫煙者に多い。動作時の息切れ・慢性の咳・痰
  • 気管支喘息:ゼーゼー・ヒューヒューする音がある・夜〜朝に悪化
  • 甲状腺機能低下症:疲れやすい・体重増加・息切れ・むくみ
  • 肺塞栓症:突然の息切れ・胸の痛み。要注意。
  • 体調低下・廃用(運動不足):運動量が減ると少しの動作でも息切れ

🚨 急いで受診すべき息切れ

  • 安静にしていても息苦しい
  • 横になると苦しくなる
  • 胸の痛みや動悸を伴う
  • 唇や指先が紫色(チアノーゼ)

🏥 当院でできること

  • 血液検査(貧血・甲状腺・BNP心不全マーカー)
  • 心電図・胸部X線
  • 全身CT(心肺疾患・肺塞栓の確認)
  • 治療・専門医(循環器・呼吸器)への紹介
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トップ > 症状から探す > 胸が痛い

胸が痛い・締め付けられる感じがする

⚠️ 胸の痛みは心筋梗塞・狭心症の可能性があります。冷や汗・息苦しさを伴う強い胸の痛みは、すぐに救急車を呼んでください。

❤️ 心臓が原因の胸痛(緊急度が高い)

  • 狭心症:労作時(階段・坂道)に胸が締め付けられる。数分で治まる。
  • 心筋梗塞:安静時にも続く強い締め付け感・冷や汗・息苦しさ。すぐ救急へ。
  • 大動脈解離:背中に突き抜ける激痛。すぐ救急へ。

🩺 心臓以外の原因の胸痛

  • 逆流性食道炎:胸やけ・食後や横になると悪化する胸の痛み
  • 肋間神経痛:肋骨に沿ったチクチクする痛み。深呼吸・体をひねると悪化
  • 帯状疱疹:片側の胸に焼けるような痛み→水ぶくれが出る
  • 肋軟骨炎(コスト軟骨炎):前胸部を押すと痛む
  • 気胸:突然の胸痛+息苦しさ。痩せた若い男性に多い。
  • パニック障害:強い不安とともに胸の苦しさ・動悸

🚨 すぐに救急へ

  • 冷や汗・息苦しさを伴う強い胸の痛み
  • 左腕・顎・背中に広がる痛み
  • 30分以上続く胸の締め付け感
  • 背中に突き抜けるような激しい痛み

🏥 当院でできること

  • 心電図検査(狭心症・心筋梗塞の評価)
  • 血液検査(心筋マーカー・炎症反応)
  • 全身CT(心血管・肺疾患の確認)
  • 循環器専門医への緊急紹介
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トップ > 症状から探す > 息苦しい

空気が吸いにくい・息が詰まる感じがする

「空気が入ってこない感じ」「息が詰まる」という息苦しさは、心臓・肺・気道・精神的な原因など多岐にわたります。安静時にも続く場合は早めに受診を。

息苦しさの主な原因

  • 心不全:横になると苦しい・夜中に息苦しくなって起きる・足がむくむ
  • 気管支喘息:ゼーゼー・ヒューヒューする音・夜〜明け方に悪化
  • COPD:長年の喫煙。動くと息苦しい・慢性の咳・痰
  • 過換気症候群・パニック障害:強い不安とともに「空気が入らない」感覚・手足のしびれ
  • 睡眠時無呼吸症候群:夜中に息が止まる・朝の頭痛・日中の眠気
  • 肺炎・胸膜炎:発熱を伴う息苦しさ・胸の痛み
  • 肺塞栓症:突然の息苦しさ・胸痛。長時間の移動後に多い。

🚨 救急受診が必要なサイン

  • 安静にしていても息苦しさが続く
  • 唇・指先が紫色(チアノーゼ)
  • 横になると息苦しさが増す
  • 突然の激しい息苦しさ

🏥 当院でできること

  • 問診・聴診・酸素飽和度の測定
  • 心電図・胸部X線・全身CT
  • 血液検査(BNP・炎症反応・Dダイマー)
  • 喘息・COPDの診断と吸入治療
  • 簡易型睡眠時無呼吸検査
  • 専門医への紹介
→ 息切れのページも見る ← 症状から探すに戻る
トップ > 症状から探す > 脈が乱れる

脈が飛ぶ・不規則な感じがする(不整脈)

「脈がたまに飛ぶ」「ドキッとする」「脈が不規則」という症状は不整脈のサインです。中でも心房細動は脳梗塞のリスクを5倍に高めるため、早期発見・治療が重要です。

💔 主な不整脈の種類

種類特徴緊急度
期外収縮ドキッと1回飛ぶ感じ。最も多い。多くは良性。低〜中
心房細動脈が完全に不規則。脳梗塞のリスクが高い。高
発作性頻脈突然始まり突然止まる強いドキドキ(150〜200回/分)中〜高
徐脈脈が遅い(50回/分以下)・めまい・失神中〜高
心室細動意識消失・心停止。AEDが必要。最高

⚠️ 心房細動が危険な理由

心房が細かく震えることで心臓内に血栓ができやすくなり、それが脳に飛ぶと脳梗塞を起こします。脳梗塞の約20〜30%は心房細動が原因です。

  • 自覚症状がない方も多い
  • 加齢・高血圧・糖尿病・飲酒が危険因子
  • 早期発見→抗凝固薬の服用で脳梗塞リスクを大幅に下げられる

当院では動悸・脈の乱れがある方には積極的にホルター心電図を実施しています。

🏥 当院でできること

  • 心電図検査(12誘導)
  • ホルター心電図(24時間記録で発作性不整脈も捉える)
  • 心房細動の診断・抗凝固療法の管理
  • 循環器専門医への紹介
→ 動悸のページも見る ← 症状から探すに戻る
トップ > 症状から探す > 腹痛・胃の不調

お腹が痛い・胃が重い・下痢・便秘がある

消化器の症状は非常に多くの原因があります。軽い胃炎から、胃潰瘍・大腸ポリープ・炎症性腸疾患まで、必要に応じて内視鏡検査で確認できます。

🫃 腹痛の場所と原因の目安

場所考えられる原因
みぞおち付近胃炎・胃潰瘍・逆流性食道炎・膵炎
右上腹部胆石・胆嚢炎・肝炎
右下腹部虫垂炎(盲腸)
下腹部全体過敏性腸症候群・大腸炎・便秘
全体・周期的腸炎・クローン病・潰瘍性大腸炎

よくある消化器疾患

  • 胃炎・胃潰瘍:みぞおちの痛み・空腹時・食後に悪化。ピロリ菌が原因のことも。
  • 逆流性食道炎:胸やけ・酸っぱいものが上がってくる・食後横になると悪化
  • 過敏性腸症候群(IBS):腹痛+下痢・便秘を繰り返す。ストレスで悪化。
  • 便秘:週3回未満の排便。水分不足・食物繊維不足・運動不足が多い原因。
  • 急性腸炎:食中毒・ウイルス性腸炎。嘔吐・下痢・発熱。

🚨 早めに受診すべきサイン

  • 血便・黒い便(タール便)がある
  • 体重が急激に減った
  • 腹痛が急激に悪化・板のように固い
  • 黄疸(皮膚・白目が黄色い)

🏥 当院でできること

  • 問診・腹部診察・血液検査
  • 内視鏡検査(胃・大腸)
  • 全身CT(腹部臓器の評価)
  • ピロリ菌検査・除菌治療
  • 消化器専門医への紹介
→ 吐き気・食欲不振のページも見る ← 症状から探すに戻る
トップ > 症状から探す > 吐き気・食欲不振

吐き気がする・食欲がない

吐き気・食欲不振は消化器だけでなく、脳・代謝・薬の副作用・精神的要因など多くの原因で起こります。原因を特定して適切に対処することが大切です。

🤢 吐き気・食欲不振の原因

  • 消化器疾患:胃炎・胃潰瘍・逆流性食道炎・腸炎
  • 薬の副作用:抗生物質・鎮痛薬・降圧薬・糖尿病薬など多くの薬で起こる
  • 脳疾患(頭蓋内圧亢進):頭痛を伴う嘔吐・めまいを伴う吐き気(脳卒中・脳炎)
  • めまい(前庭系):ぐるぐるする強いめまい+吐き気
  • 感染症(ウイルス性胃腸炎):嘔吐・下痢・発熱。冬に多い。
  • 代謝性疾患:腎不全・肝不全・高カルシウム血症
  • うつ病・不安障害:食欲不振・体重減少・気力の低下
  • 妊娠:朝の吐き気・つわり

🚨 早めに受診すべきサイン

  • 激しい頭痛とともに突然嘔吐した(くも膜下出血の可能性)
  • 嘔血(血を吐く)・コーヒー残渣様の嘔吐
  • 数日以上食事が取れない・水も飲めない
  • 急激な体重減少(1か月で3kg以上)

🏥 当院でできること

  • 問診・腹部診察・血液検査(肝腎機能・電解質)
  • 全身CT(腹部・頭部)
  • 内視鏡検査(胃粘膜の確認)
  • 止吐薬・消化管運動改善薬の処方
→ 腹痛・胃の不調のページも見る ← 症状から探すに戻る
トップ > 症状から探す > 関節の痛み・腫れ

関節が痛い・腫れている・朝こわばる

関節の痛みや腫れは、年齢・場所・発症の仕方によって原因が異なります。関節リウマチ・痛風は早期治療が関節破壊を防ぎます。

関節痛の主な原因

疾患特徴
変形性関節症加齢による軟骨の摩耗。膝・股関節・指に多い。動き始めに痛む。
関節リウマチ朝のこわばり(1時間以上)・左右対称の関節炎・小さな関節から始まる。
痛風足の親指に急激な激痛・赤み・腫れ。尿酸値が高い。飲酒・肉食が誘因。
偽痛風膝などに急激な痛みと腫れ。ピロリン酸カルシウムの沈着。高齢者に多い。
感染性関節炎細菌感染。発熱+1つの関節に強い痛み・腫れ。早急な治療が必要。

🚨 早めに受診すべきサイン

  • 発熱とともに1つの関節が急激に腫れた(感染性関節炎)
  • 朝のこわばりが1時間以上続く
  • 足の親指に突然激痛が走った
  • 関節の変形が進んでいる

🏥 当院でできること

  • 問診・関節診察
  • 血液検査(尿酸・CRP・リウマチ因子・抗CCP抗体)
  • 全身CT・X線(関節・骨の変化)
  • 骨密度測定(骨粗鬆症合併の評価)
  • リウマチ専門医・整形外科への紹介
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トップ > 症状から探す > 骨の弱り・骨折が心配

骨が弱いと言われた・骨折が心配・背が縮んだ

骨粗鬆症は骨密度が低下し骨折しやすくなる病気です。自覚症状がほとんどなく、転んで骨折して初めて気づくことが多いため、早期検査が重要です。

🦴 こんな方は骨粗鬆症の可能性があります

  • 閉経後の女性(女性ホルモン低下で骨密度が急激に低下)
  • 背が縮んだ・背中が丸くなってきた(脊椎圧迫骨折)
  • 軽い転倒・くしゃみで骨折したことがある
  • ステロイド薬を長期服用している
  • 喫煙・過度の飲酒がある
  • 細身で運動不足・日光を浴びない生活
  • 親に骨粗鬆症・骨折の既往がある

⚠️ 骨折が怖い理由

特に高齢者で問題になるのが「大腿骨近位部骨折(股関節の骨折)」と「脊椎圧迫骨折」です。

  • 大腿骨骨折後の1年死亡率は約20〜30%(日本)
  • 骨折後に寝たきりになり、認知症・誤嚥性肺炎のリスクが高まる
  • → 骨折を防ぐことが最も重要

💊 骨粗鬆症の治療薬

  • ビスホスホネート製剤(週1回・月1回の飲み薬):骨吸収を抑える
  • SERM(選択的エストロゲン受容体調節薬):閉経後女性に
  • 活性型ビタミンD3・カルシウム製剤:骨の材料を補う
  • デノスマブ(注射・6か月に1回):破骨細胞の活動を抑制
  • テリパラチド(注射):骨を作る細胞を活性化

🏥 当院でできること

  • 全身骨塩測定(DXA法による骨密度測定)
  • 血液検査(カルシウム・ビタミンD・骨代謝マーカー)
  • 全身CT(骨・内臓の総合評価)
  • 骨粗鬆症の薬物療法・定期管理
  • 転倒予防の生活指導
→ 骨粗鬆症の健康ライブラリーを読む ← 症状から探すに戻る
トップ > 症状から探す > 筋肉痛・こわばり・だるさ

体がだるい・筋肉が痛い・全身がこわばる

全身のだるさ・筋肉の痛み・こわばりは、運動後の疲労だけでなく、甲状腺・電解質・免疫疾患・ウイルス感染など多くの原因で起こります。長引く場合は血液検査で原因を探ります。

💪 筋肉痛・全身だるさの原因

  • 甲状腺機能低下症(橋本病):体が重い・動きがにぶい・寒がり・むくみ・筋肉のこわばり
  • 低カリウム血症・低ナトリウム血症:全身脱力・筋肉の痙攣・だるさ
  • 多発性筋炎・皮膚筋炎:肩・太ももなど近位筋の脱力と痛み。階段・立ち上がりが困難。
  • リウマチ性多発筋痛症:50歳以上の高齢者。肩・首・腰の朝のこわばりと痛み。
  • 線維筋痛症:全身の広範囲な痛み・疲労・睡眠障害。検査では異常が出ないことも。
  • ウイルス感染後疲労:インフルエンザ・コロナ後の倦怠感・筋肉痛が長引く
  • 糖尿病:慢性疲労・足の脱力・神経障害
  • 貧血:運動すると疲れやすい・全身のだるさ

⚠️ 受診のポイント

  • 2週間以上続く原因不明のだるさ・筋肉痛
  • 立ち上がり・階段が以前よりつらくなった
  • 朝のこわばりが長く続く
  • 発熱・体重減少を伴う筋肉の症状

🏥 当院でできること

  • 血液検査(CK・CRP・TSH・電解質・血糖・HbA1c・血算)
  • 甲状腺機能の評価・治療
  • 体組成検査(筋肉量・体脂肪の評価)
  • 膠原病・リウマチ専門医への紹介
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トップ > 症状から探す > 皮膚の発疹・かゆみ

皮膚に発疹が出た・かゆみが続く

皮膚の発疹・かゆみには、アレルギー・感染症・薬の副作用など多くの原因があります。帯状疱疹は早期治療が痛みの長期化を防ぐため、早めの受診が大切です。

皮膚症状の主な原因

疾患特徴
帯状疱疹片側の体にピリピリ痛み→水ぶくれ。早期治療が大切。
蕁麻疹突然の膨隆疹(膨れた発疹)とかゆみ。数時間で消える。
アトピー性皮膚炎慢性のかゆみ・湿疹。悪化と改善を繰り返す。
接触性皮膚炎特定の物質に触れた部位に赤み・かゆみ・水ぶくれ。
薬疹薬服用後に発疹・かゆみ。広範囲に広がることも。
乾癬銀白色の鱗屑(かさぶた状)を伴う赤い斑点。慢性経過。

🚨 早めに受診すべきサイン

  • 発疹とともに発熱・全身症状がある(薬疹・感染症)
  • 片側の体にピリピリした痛みがある(帯状疱疹の前兆)
  • のどが腫れる・息苦しさを伴うかゆみ(アナフィラキシー)
  • 薬を飲み始めてから発疹が出た

🏥 当院でできること

  • 問診・皮膚診察による原因の鑑別
  • 帯状疱疹の診断・抗ウイルス薬の処方
  • アレルギー検査(IgE・特異的アレルゲン)
  • 抗ヒスタミン薬・ステロイド外用薬の処方
  • 皮膚科専門医への紹介

📎 関連記事

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トップ > 症状から探す > 皮膚の赤み・水ぶくれ

皮膚が赤くなった・水ぶくれができた・ピリピリする

⚠️ 片側の体・顔にピリピリした痛みや赤みがある場合、帯状疱疹の可能性があります。水ぶくれが出る前でも治療できます。早めに受診してください。

🔥 帯状疱疹(最も重要)

水痘(水ぼうそう)ウイルスが体内に潜んでいて、免疫が低下したときに再活性化します。

  • 片側の体・顔・腰などにピリピリ・ズキズキする痛み(水ぶくれの数日前から)
  • その後、帯状に水ぶくれが出る
  • 50歳以上・免疫が低下している方に多い
  • 発症後72時間以内の抗ウイルス薬が最も効果的
  • 治療が遅れると「帯状疱疹後神経痛」として痛みが数か月〜年単位で続くことがある

帯状疱疹ワクチン(シングリックス)で発症・重症化を予防できます。→ワクチン情報へ

その他の赤み・水ぶくれの原因

  • 接触性皮膚炎:特定の物質(金属・植物・化粧品)に触れた部位。境界がはっきりした赤みと水ぶくれ。
  • 蜂窩織炎:細菌感染による皮膚の赤み・腫れ・熱感。発熱を伴うことも。
  • 水疱症(天疱瘡・類天疱瘡):高齢者に多い全身の水ぶくれ。自己免疫疾患。
  • やけど・日焼け:熱・紫外線による赤み・水ぶくれ。

🏥 当院でできること

  • 帯状疱疹の診断・抗ウイルス薬(バラシクロビルなど)の処方
  • 帯状疱疹後神経痛の管理
  • 接触性皮膚炎・蜂窩織炎の診断・治療
  • 帯状疱疹ワクチン(シングリックス)の予防接種
  • 皮膚科専門医への紹介
→ 皮膚の発疹・かゆみのページも見る ← 症状から探すに戻る
トップ > 症状から探す > 原因がわからない症状

何となく体の調子が悪い・どこに行けばいいかわからない

「なんとなく体がすぐれない」「検査しても原因がわからない」という方は、ぜひ当院にご相談ください。脳神経外科・内科・小児科を横断した総合的な視点で、症状の原因を一緒に探します。

❓ こんな症状でお困りではありませんか?

  • 体がだるい・疲れが取れない(が、検査では異常がない)
  • 頭が重い・集中できない・もやがかかった感じ
  • 食欲がない・体重が減ってきた
  • 眠れない・起きられない
  • 複数の科を受診したが原因がわからなかった
  • 「年のせい」と言われたが、本当にそれだけか不安
  • 子どもの症状で何科に行けばいいかわからない

🔍 見逃されやすい原因疾患

  • 甲状腺疾患:だるさ・体重変化・気分の変動。血液検査1つで確認できる。
  • 貧血:疲れやすい・動悸・息切れ・顔色が悪い。
  • 睡眠時無呼吸症候群:いびきや日中の眠気だけでなく、疲労・頭痛・集中力低下も。
  • 糖尿病予備群:軽度の高血糖でも疲労感・口渇・集中力低下が起こる。
  • ビタミン・ミネラル欠乏:ビタミンB12・D・鉄欠乏は倦怠感・神経症状の原因になる。
  • うつ病・自律神経失調症:身体症状として現れることが多い。

💡 どこに行けばいいか迷ったとき

当院は内科・脳神経外科・小児科を一か所で受診いただける総合的な診療を行っています。「症状はあるのにどこに行けばいいかわからない」という方のご相談を歓迎しています。まずはお気軽にお電話または受付でご相談ください。

🏥 当院でできること

  • 総合的な問診・身体診察
  • 血液検査(甲状腺・貧血・血糖・炎症・ビタミンなど幅広く)
  • 全身CT(頭部から腹部まで一度に確認)
  • 体組成検査・骨密度測定
  • 睡眠時無呼吸検査
  • 必要に応じて各専門医への紹介
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トップ > 健康ライブラリ > 血圧管理の重要性

脳卒中予防のために血圧管理が大切です

高血圧は脳卒中の最大の危険因子です。 血圧が高い状態が続くと、脳の血管に強い負担がかかり、血管が傷ついたり硬くなったりします。その結果、脳の血管が詰まる「脳梗塞」や、血管が破れる「脳出血」を起こしやすくなります。

なぜ血圧管理が重要なのでしょうか?

脳卒中は命に関わるだけでなく、後遺症によって日常生活に大きな影響を及ぼすことがあります。しかし、多くの脳卒中は適切な血圧管理によって予防できることがわかっています。

📉 血圧を下げることで脳卒中のリスクは減らせます

多くの研究により、血圧を適切な範囲に保つことで脳卒中の発症リスクが大きく低下することが示されています。

特に過去に脳卒中を経験した方では、血圧管理が再発予防の最も重要な対策のひとつです。

🩺 家庭血圧を測りましょう

診察室だけでなく、ご家庭での血圧測定も大切です。

測定のポイント

  • 朝:起床後1時間以内、排尿後、朝食前、服薬前
  • 夜:就寝前
  • 椅子に座り、1〜2分安静にしてから測定する
  • できるだけ毎日同じ条件で測定する

家庭血圧の目標は一般的に 135/85mmHg未満 とされています。

🍎 血圧を下げるための生活習慣

  • 減塩:食塩の摂り過ぎは血圧上昇の原因です。1日の食塩摂取量は6g未満を目標にしましょう。
  • 適度な運動:ウォーキングなどの有酸素運動を習慣にすると血圧改善に役立ちます。
  • 適正体重の維持:肥満は高血圧の原因となります。無理のない減量を心がけましょう。
  • 節酒:飲酒量が多い方は血圧が上がりやすくなります。
  • 禁煙:喫煙は脳卒中や心筋梗塞のリスクを高めます。

⚠️ 薬は自己判断で中止しないでください

血圧の薬を服用している方は、血圧が安定していても自己判断で中止しないようにしましょう。高血圧には自覚症状がほとんどありませんが、薬を中止すると知らないうちに血圧が上昇し、脳卒中の危険が高まることがあります。

🚨 こんな症状があればすぐに受診してください

  • 顔の片側がゆがむ
  • 片方の手足に力が入らない
  • ろれつが回らない
  • 言葉が出ない、理解できない
  • 急に見えにくくなった
  • 今まで経験したことのない強い頭痛

これらは脳卒中のサインかもしれません。症状が現れたら、すぐに医療機関を受診するか救急車を要請してください。

まとめ

高血圧は脳卒中の最大の危険因子です。家庭血圧を定期的に測定し、生活習慣の改善や適切な治療を続けることで、脳卒中の発症や再発を予防することができます。ご自身やご家族の健康を守るためにも、日頃から血圧管理を心がけましょう。

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トップ > 健康ライブラリ > 子どもの定期接種スケジュール

子どもの定期接種スケジュール

日本では多くのワクチンが「定期接種」として公費(無料)で受けられます。生後2か月から接種が始まり、複数のワクチンを同時接種することが推奨されています。スケジュール管理が大切です。

👶 主な定期接種スケジュール(標準)

時期主なワクチン
生後2か月B型肝炎、肺炎球菌(PCV15)、五種混合(DPT-IPV-Hib)、ロタウイルス
生後3か月2回目接種(上記の継続)
生後4か月3回目接種(上記の継続)
1歳麻しん風しん(MR)1期、水痘、おたふくかぜ(任意)、肺炎球菌・五種混合の追加接種
3歳日本脳炎1期
5〜6歳(年長)麻しん風しん(MR)2期
9〜12歳日本脳炎2期、二種混合(DT)
小6〜高1相当HPVワクチン(女子・男子とも対象に拡大)

※ 自治体や年度によりスケジュールが変更されることがあります。詳細は母子手帳・自治体からの通知をご確認ください。

💡 同時接種について

複数のワクチンを同じ日に接種する「同時接種」は、世界的に広く行われており安全性が確認されています。受診回数を減らし、適切な時期に免疫をつけることができます。

⚠️ スケジュール管理のポイント

  • 生後2か月になったらすぐに接種を開始しましょう
  • 体調不良で接種を延期した場合は、早めに次の予約を
  • 母子手帳で接種歴を必ず記録・確認する
  • 就学・進学時に接種歴の確認が必要になることがあります

🏥 当院でできること

  • 定期接種・任意接種の実施
  • 同時接種への対応
  • スケジュール相談・接種歴の確認
  • 体調不良時の接種時期のご相談
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トップ > 健康ライブラリ > インフルエンザワクチンについて

インフルエンザワクチンについて

インフルエンザは毎年冬に流行し、高齢者・乳幼児・基礎疾患のある方では重症化することがあります。ワクチン接種により発症・重症化のリスクを減らすことができます。

💉 ワクチンの効果

  • 感染を完全に防ぐものではありませんが、発症や重症化(肺炎・入院・死亡)のリスクを減らします
  • 効果が出るまでに接種後約2週間かかり、効果は約5か月持続します
  • 毎年流行するウイルスの型が変わるため、毎年の接種が推奨されます

📅 接種時期

流行は例年12月〜3月頃にピークを迎えます。効果発現までの期間を考慮し、10月〜11月中の接種が推奨されます。

  • 13歳未満:2回接種(2〜4週間の間隔)
  • 13歳以上:通常1回接種

👤 特に接種が勧められる方

  • 65歳以上の高齢者(定期接種の対象)
  • 基礎疾患のある方(心臓病・呼吸器疾患・糖尿病など)
  • 妊娠中の方
  • 乳幼児・小児
  • 医療従事者・高齢者と接する機会の多い方

🏥 当院でできること

  • インフルエンザワクチン接種(成人・小児)
  • 65歳以上の方は自治体の定期接種(公費助成)に対応
  • 迅速抗原検査による診断・抗ウイルス薬の処方
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トップ > 健康ライブラリ > 肺炎球菌ワクチン(成人)

肺炎球菌ワクチン(成人)

肺炎球菌は肺炎・髄膜炎・敗血症などを引き起こす細菌で、高齢者の肺炎の主要な原因の一つです。ワクチン接種により重症化のリスクを減らすことができます。令和8年度より、定期接種で使用するワクチンが沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)に変更されました。

💉 ワクチンの種類

  • 沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20):令和8年度より定期接種で使用するワクチンです。1回、筋肉内に接種します。20種類の肺炎球菌に対応しています。
  • 23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(PPSV23):これまで定期接種で使用されていたワクチンです。令和8年度よりPCV20に変更となりました。

※令和8年度より、定期接種で用いるワクチンが23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(PPSV23)から、沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)に変更になりました。

📅 定期接種の対象

  • 65歳、70歳、75歳など5歳刻みの節目年齢の方(自治体の制度による)
  • 60〜64歳で心臓・腎臓・呼吸器の機能に重い障害がある方
  • 過去に肺炎球菌ワクチンを接種したことがない方が対象

定期接種では沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)を1回、筋肉内に接種します。一度接種した方は、5年以上の間隔をあけて再接種を検討することがあります。

👤 特に接種が勧められる方

  • 65歳以上の方
  • 慢性の心疾患・呼吸器疾患・糖尿病・腎疾患のある方
  • 脾臓を摘出した方・免疫が低下している方
  • 喫煙者

🆕 新しいワクチンが増えています

最近では、より多くの種類の肺炎球菌に対応した新しい結合型ワクチンが登場しており、PCV15・PCV20・PCV21などがあります。数字はそれぞれのワクチンが対応する肺炎球菌の種類(血清型)の数を示しており、数字が大きいほど幅広いタイプの肺炎球菌をカバーします。

ワクチン 対応する種類数 主な対象・備考
PPSV23 23種類 これまで定期接種で広く使われてきたワクチン
PCV15 15種類 単独接種後、半年〜1年後にPPSV23を追加することが多い
PCV20 20種類 1回の接種で完結。当院の定期接種で使用するワクチンです(令和8年度〜)
PCV21 21種類 成人に多いタイプを中心に対応した新しいワクチン(自費・任意接種)

どのワクチンが向いているかは、年齢や持病、これまでの接種歴によって異なります。当院の定期接種ではPCV20を使用しますが、ご希望や状況に応じて他のワクチンについてもご相談いただけます。

🏥 当院でできること

  • 定期接種(公費助成・PCV20)の対象確認・接種
  • これまでPPSV23を接種された方へのご案内
  • 新しいワクチン(PCV15・PCV21など)に関するご相談
  • インフルエンザワクチンとの同時接種
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トップ > 健康ライブラリ > 帯状疱疹とはどんな病気か

帯状疱疹(たいじょうほうしん)とはどんな病気か

帯状疱疹は、子どもの頃にかかった水ぼうそう(水痘)のウイルスが体内に潜伏し、加齢や疲れ・ストレスなどで免疫が低下したときに再活性化することで発症するウイルス感染症です。体の片側に沿った帯状の赤い発疹と強い痛みが特徴で、命に関わることはありませんが、非常に痛みが強く、治療が遅れると「帯状疱疹後神経痛」として長期間の痛みが残ることがあります。早期治療とワクチンによる予防が大切です。

🩹 主な症状

  • 体の片側にピリピリ・ズキズキとした痛み、灼熱感、しびれ(発疹より数日〜1週間早く出ることがある)
  • 触れると痛い(接触過敏)
  • 痛みの数日後に赤い発疹が出現し、水ぶくれになってかさぶたになる
  • かゆみ

そのほか、発熱・頭痛・光過敏・倦怠感を伴うことがあります。

発疹は多くの場合、胴体の左右どちらか片側に帯状に出ます。目の周り・顔・首の片側に出ることもあります。痛みが先行するため、心臓・肺・腎臓の病気と間違われることもあります。

🚑 早めに受診すべきサイン

  • 目の周りに発疹・痛みがある:放置すると視力障害につながることがあります
  • 50歳以上で発症した:合併症リスクが高まります
  • 免疫が低下している(がん・ステロイド治療中など)
  • 発疹が広範囲にわたり痛みが強い

帯状疱疹は発症後72時間以内に抗ウイルス薬の治療を開始すると、症状の期間を短縮し合併症リスクを下げることができます。

🔍 原因と感染性

帯状疱疹は、子どもの頃に水ぼうそうにかかったことがある人であれば誰でも発症する可能性があります。回復後もウイルスは神経の中に潜伏し続け、免疫が低下した際に再活性化して神経を通じて皮膚に現れます。

  • 水ぼうそうにかかったことがない人・ワクチン未接種の人に、水ぶくれへの直接接触により水ぼうそうをうつす可能性があります(帯状疱疹ではなく水ぼうそうとして発症)
  • 水ぶくれがかさぶたになるまでの間は感染性があります
  • 免疫が低下している方・妊婦・新生児との接触は避けましょう

⚠️ なりやすい方(危険因子)

  • 加齢:50歳以上で発症リスクが高まり、60歳を超えると重症化しやすくなります
  • 免疫を低下させる病気(HIV/AIDS・がんなど)
  • がん治療(放射線・化学療法)
  • 長期のステロイド薬・免疫抑制薬の使用(臓器移植後の拒絶反応予防薬など)
  • 過労・強いストレス・睡眠不足による免疫低下

📋 放置するとどうなるか(合併症)

  • 帯状疱疹後神経痛(PHN):水ぶくれが治った後も、ピリピリ・ズキズキとした強い痛みが数か月〜数年続くことがあります。高齢者ほどリスクが高く、生活の質を著しく低下させます
  • 視力障害:目の周りに発症した場合(眼部帯状疱疹)、目の感染症を起こし視力を失うことがあります
  • 神経系の障害:脳炎・顔面神経麻痺・聴力や平衡感覚の障害(ラムゼイ・ハント症候群)
  • 皮膚の細菌感染症:水ぶくれが適切に管理されないと二次感染が起こることがあります

🛡️ 予防:帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹の発症リスクや重症化を大幅に下げるワクチンがあります。日本では生ワクチン(水痘生ワクチン)と組換えワクチン(シングリックス)の2種類があり、どちらか1種類を選んで接種します。
※2025年度から、65歳の方などへの帯状疱疹ワクチンが予防接種法に基づく定期接種の対象になりました。

生ワクチン(水痘生ワクチン) 組換えワクチン(シングリックス)
接種方法 皮下に1回 筋肉内に2回(2か月以上の間隔)
予防効果(1年後) 約6割 9割以上
予防効果(5年後) 約4割 約9割
予防効果(10年後) — 約7割
PHN予防効果(3年後) 約6割 9割以上
免疫低下者への接種 接種不可 接種可(医師に相談)
  • 定期接種対象:65歳の方(2025年度〜)。経過措置として2025〜2029年度の間に70・75・80・85・90・95・100歳になる方も対象
  • 任意接種:50歳以上の方は希望により任意で接種可能(自費)
  • 過去に帯状疱疹にかかったことがある方も接種できます(再発予防)
  • どちらのワクチンを選ぶかは、接種回数・費用・効果の持続性・体の状態などを考慮して医師にご相談ください

🏥 当院でできること

  • 帯状疱疹抗原検査による早期診断
  • 早期診断・抗ウイルス薬の処方(発症後72時間以内が特に有効)
  • 帯状疱疹後神経痛の管理・疼痛治療
  • 帯状疱疹ワクチン接種(生ワクチン・シングリックス)
  • 定期接種・任意接種の相談および接種スケジュールの調整
  • 皮膚科・神経科など専門医への紹介

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トップ > 健康ライブラリ > 帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹は、水ぼうそうのウイルスが体内に潜伏し、加齢や免疫低下によって再活性化することで発症します。50歳以上で発症リスクが高まり、強い痛みが長期間続く「帯状疱疹後神経痛」を残すことがあります。ワクチンで発症・重症化を予防できます。

💉 ワクチンの種類

生ワクチン
(ビケン)
不活化ワクチン
(シングリックス)
接種回数1回2回(2〜6か月の間隔)
予防効果約50%90%以上
効果の持続数年程度長期間(10年程度)持続が期待される
接種できない方免疫が低下している方は不可免疫低下している方も接種可能

👤 接種が勧められる方

  • 50歳以上の方(多くの自治体で助成制度あり)
  • 糖尿病・がん治療中など免疫が低下している方
  • 過去に帯状疱疹にかかったことがある方(再発予防)
  • ストレスや過労が多く、発症が心配な方

⚠️ 帯状疱疹後神経痛とは

帯状疱疹の皮膚症状が治った後も、ピリピリ・ズキズキとした痛みが数か月から数年にわたって続くことがあります。高齢者ほどリスクが高く、生活の質を大きく低下させます。ワクチンによる予防が重要です。

🏥 当院でできること

  • シングリックス・生ワクチンどちらも接種可能
  • 自治体の助成制度のご案内
  • 帯状疱疹の早期診断・抗ウイルス薬の処方
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トップ > 健康ライブラリ > 新型コロナウイルスワクチン

新型コロナウイルスワクチン

新型コロナウイルス感染症は、現在は季節性の感染症として、高齢者・基礎疾患のある方を中心に重症化のリスクがあります。ワクチンは発症・重症化予防に有効です。

💉 接種について

  • 現在は65歳以上の方などを対象に、秋冬の定期接種として実施されています
  • 流行株に対応したワクチンが毎年更新されます
  • インフルエンザワクチンとの同時接種が可能です

👤 接種が勧められる方

  • 65歳以上の高齢者
  • 基礎疾患のある方(呼吸器疾患・心疾患・糖尿病・腎疾患など)
  • 医療・介護従事者
  • 重症化リスクの高いご家族と同居されている方

🏥 当院でできること

  • 定期接種(秋冬)の実施
  • インフルエンザワクチンとの同時接種
  • 迅速抗原検査による診断
  • 感染症診察専用スペースでの対応
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トップ > 健康ライブラリ > 子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)

子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)

子宮頸がんの多くはヒトパピローマウイルス(HPV)感染が原因です。HPVワクチンは子宮頸がんの原因となるウイルス感染を予防し、がん発症のリスクを大きく減らすことができます。

💉 ワクチンの種類と対象

  • 定期接種の対象:小学6年生〜高校1年生相当の女子(公費で接種可能)
  • キャッチアップ接種:過去に接種機会を逃した方向けの接種は終了しています
  • 9価ワクチン(シルガード9):より多くの型のHPVに対応した最新のワクチン
  • 通常2〜3回の接種が必要です(年齢・ワクチンの種類により回数が異なります)

📊 ワクチンの効果

HPVワクチンは、子宮頸がんの原因となる高リスク型HPVの感染を90%以上予防する効果が報告されています。また、接種後も定期的な子宮頸がん検診を受けることが重要です。

💡 接種を検討されている方へ

ワクチンの効果や副反応について不安がある場合は、ご本人・ご家族でよく相談の上、当院でご質問ください。正確な情報をもとに、納得した上で接種を検討していただけるようサポートします。

🏥 当院でできること

  • 定期接種の実施
  • 9価ワクチンの接種
  • 接種スケジュールのご相談
  • ワクチンに関するご質問への対応
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トップ > 健康ライブラリ > RSVワクチン(RSウイルス感染症)

RSVワクチン(RSウイルス感染症)

RSウイルス(RSV)は主に乳幼児の感染症として知られていますが、高齢者や基礎疾患のある方にとっても肺炎などを引き起こす重要な病原体です。60歳以上を対象にワクチンが利用できるようになりました。

🦠 RSウイルス感染症とは

  • 咳・鼻水・発熱などの風邪症状を引き起こすウイルス
  • 高齢者・心肺疾患のある方では肺炎・気管支炎に進行し、入院が必要になることがあります
  • 秋〜冬にかけて流行することが多い

💉 ワクチンについて

  • 60歳以上の方を対象に接種が可能です(任意接種)
  • 1回の接種で重症化予防効果が期待されます
  • 慢性心疾患・呼吸器疾患・糖尿病のある方は特に重症化リスクが高いため、接種が勧められます

👤 接種が勧められる方

  • 60歳以上の方
  • 慢性の心疾患・肺疾患(COPDなど)をお持ちの方
  • 糖尿病・腎疾患など免疫が低下しやすい方
  • 施設入所中など重症化リスクの高い環境にある方

🏥 当院でできること

  • RSVワクチン(成人)の接種
  • 肺炎球菌・インフルエンザワクチンとの同時接種のご相談
  • 呼吸器疾患をお持ちの方への接種のご案内
→ 妊婦へのRSVワクチンも見る ← 健康ライブラリに戻る
トップ > 健康ライブラリ > 妊婦へのRSVワクチン(小児RSV感染症重症化予防)

妊婦へのRSVワクチン(小児RSV感染症重症化予防)

RSウイルス感染症は、生後間もない赤ちゃんが感染すると細気管支炎・肺炎を起こし、入院が必要になることがあります。妊娠中にワクチンを接種することで、生まれてくる赤ちゃんをRSV感染症の重症化から守ることができます。

👶 なぜ赤ちゃんへの予防が大切なのか

  • 生後6か月未満の赤ちゃんは、RSV感染症で重症化(細気管支炎・肺炎)しやすい
  • 重症化すると入院・呼吸管理が必要になることがある
  • 生まれたばかりの赤ちゃんは直接ワクチンを接種できないため、母親からの抗体で守る方法が有効

💉 ワクチン接種の仕組み

  • 妊娠後期(妊娠28〜36週頃)に母親がワクチンを接種します
  • 母親の体内でできた抗体が胎盤を通じて赤ちゃんに移行します
  • 生まれた赤ちゃんは出生直後からRSVに対する抗体を持った状態になります
  • 生後数か月間、重症化のリスクを下げる効果が期待されます

💡 もう一つの選択肢:乳児への抗体製剤

妊娠中のワクチン接種以外に、生まれた赤ちゃんに直接モノクローナル抗体を投与する方法もあります。どちらの方法が適しているかは、出産時期や個々の状況によって異なりますので、産科の主治医とご相談ください。

🏥 当院でできること

  • 妊娠中の方へのRSVワクチン接種に関するご相談
  • 産科とも連携した接種スケジュールのご案内
  • 赤ちゃんの感染症に関するご相談(小児科)
→ 成人のRSVワクチンも見る → お子さんの発熱・体調不良のページへ
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トップ > 健康ライブラリ > 高血圧症とはどんな病気か

高血圧症とはどんな病気か

高血圧症とは、血管の壁にかかる圧力(血圧)が慢性的に高い状態が続く病気です。多くの場合、自覚症状はほとんどなく「サイレントキラー(静かなる殺し屋)」とも呼ばれますが、放置すると脳卒中や心臓病などの重い病気につながります。

📊 血圧の分類(診察室で測った場合の目安)

分類 収縮期血圧(上) 拡張期血圧(下)
正常血圧120未満80未満
正常高値血圧120〜12980未満
高値血圧130〜13980〜89
I度高血圧140〜15990〜99
II度高血圧160〜179100〜109
III度高血圧180以上110以上

家庭で測る血圧は、これより5低い値(135/85mmHg以上で高血圧)が目安となります。

🔍 高血圧の原因

  • 本態性高血圧(多くを占める):はっきりした原因がなく、加齢・遺伝・塩分の摂りすぎ・肥満・運動不足・ストレス・飲酒・喫煙など、複数の要因が積み重なって起こります。
  • 二次性高血圧:腎臓の病気、ホルモンの異常(副腎の病気など)、睡眠時無呼吸症候群、特定の薬剤(痛み止め・ステロイドなど)が原因で起こる高血圧です。若い方の高血圧や急に血圧が上がった場合は、この可能性を調べることがあります。

⚠️ 放置するとどうなるか

高い血圧が続くと血管の壁に常に負担がかかり、徐々に血管が硬く、もろくなっていきます(動脈硬化)。これが進むと、次のような病気のリスクが高まります。

  • 脳卒中(脳梗塞・脳出血)
  • 心筋梗塞・狭心症・心不全
  • 慢性腎臓病・腎不全
  • 大動脈瘤・大動脈解離
  • 眼底出血など目の病気
  • 認知症

🏥 当院でできること

  • 血圧測定・診察による評価
  • 二次性高血圧が疑われる場合の追加検査
  • 生活習慣の見直しに関するアドバイス
  • 必要に応じた降圧薬の処方・調整

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トップ > 健康ライブラリ > 減塩の実践ポイント

減塩の実践ポイント

食塩(ナトリウム)を摂りすぎると、体内に水分がたまりやすくなり血圧が上がります。減塩は、薬と並んで高血圧治療の基本となる生活習慣の改善です。

🎯 目標は1日6g未満

高血圧の方の食塩摂取量の目標は1日6g未満です。日本人の平均的な食塩摂取量は1日10g前後とされており、まずは「今より2〜3g減らす」ことを意識するだけでも効果が期待できます。

🍜 今日からできる減塩のコツ

  • 麺類の汁は飲み干さず残す(汁だけで2〜3gの塩分が含まれます)
  • しょうゆ・ソースは「かける」のではなく「つける」
  • だし・酢・レモン・香辛料・薬味(しょうが・にんにく・しそ等)で風味をつける
  • 漬物・佃煮・干物・練り製品(かまぼこ・ちくわ)は控えめにする
  • 加工食品・インスタント食品・外食の頻度を減らす
  • 減塩調味料(減塩しょうゆ・減塩みそ)を活用する
  • 味付けは食卓で調味料をかけず、調理段階でしっかり計量する

🥬 カリウムを意識的にとる

野菜・果物・海藻・きのこ類に多く含まれるカリウムには、体内の余分なナトリウムの排出を助ける働きがあります。ただし、腎臓の機能が低下している方はカリウムの摂取量に注意が必要な場合がありますので、自己判断せず主治医にご相談ください。

🏥 当院でできること

  • 管理栄養士による食事相談(必要に応じてご案内)
  • 家庭血圧記録をもとにした効果の確認
  • ご家庭での食習慣に合わせた具体的なアドバイス

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トップ > 健康ライブラリ > 降圧薬の種類と注意点

降圧薬の種類と注意点

高血圧の治療では、生活習慣の改善に加えて薬(降圧薬)を使うことがあります。降圧薬にはいくつかの種類があり、患者さんの状態や合併症に応じて選ばれます。

💊 主な降圧薬の種類

  • カルシウム拮抗薬:血管を広げて血圧を下げます。効果が安定しており広く使われています。むくみ・ほてり・歯ぐきの腫れが出ることがあります。
  • ARB(アンジオテンシンII受容体拮抗薬)・ACE阻害薬:血圧を上げるホルモンの働きを抑えます。腎臓や心臓を守る効果も期待され、糖尿病や心臓病を合併する方によく用いられます。ACE阻害薬では空ぜきが出ることがあります。
  • 利尿薬:体内の余分な塩分と水分を尿として排出し、血圧を下げます。むくみが強い方にも適しています。脱水や電解質(カリウムなど)の異常に注意が必要です。
  • β遮断薬:心臓の働きを穏やかにして血圧を下げます。脈が速い方や狭心症・心不全を合併する方に用いられることがあります。

⚠️ お薬を服用するうえでの注意点

  • 血圧が下がったからといって、自己判断で中止・減量しないでください。再び血圧が上がり、脳卒中などのリスクが高まります。
  • 一部のカルシウム拮抗薬は、グレープフルーツ(ジュースを含む)と一緒に摂ると効果が強く出すぎることがあります。
  • 立ちくらみ・めまい・ふらつきが続く場合は、薬の量が合っていない可能性があります。早めにご相談ください。
  • 定期的な血液検査(腎機能・電解質など)で、お薬が体に合っているかを確認します。
  • 市販のかぜ薬や痛み止めの中には血圧を上げるものがあります。購入前に薬剤師や当院にご相談ください。

🏥 当院でできること

  • 症状や合併症に応じた降圧薬の選択・調整
  • 副作用や飲み合わせの確認
  • 他院処方薬を含めたお薬手帳での一元管理
  • 定期的な血液検査によるフォロー

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高血圧と脳・心臓の関係

高血圧が続くと、血管に常に高い圧力がかかり続け、血管の壁が傷ついて硬くなります(動脈硬化)。これは全身の血管で起こりますが、特に脳・心臓・腎臓は影響を受けやすい臓器です。

🧠 脳への影響

  • 脳梗塞:動脈硬化により脳の血管が詰まる
  • 脳出血:もろくなった血管が破れて出血する
  • くも膜下出血:脳の血管にできた瘤(こぶ)が破裂する
  • 認知症:脳の血流低下や小さな脳梗塞の積み重ねが、認知機能の低下に関わることがあります

❤️ 心臓への影響

  • 心肥大:高い血圧に逆らって血液を送り続けるため、心臓の壁が厚くなります
  • 心不全:心臓の負担が積み重なり、ポンプ機能が低下します
  • 狭心症・心筋梗塞:心臓を養う血管(冠動脈)の動脈硬化が進み、血流が悪くなったり詰まったりします
  • 不整脈(心房細動など):心臓に負担がかかることで脈の乱れが起こりやすくなります

🫘 腎臓・血管への影響

  • 腎硬化症・慢性腎臓病:腎臓の細い血管が傷み、ろ過機能が低下します
  • 大動脈瘤・大動脈解離:血管の壁が弱くなり、こぶ状に膨らんだり裂けたりすることがあります

🏥 当院でできること

  • 血圧コントロールを通じた臓器保護
  • ホルター心電図など心臓の精密検査
  • 脳卒中・認知症のリスク評価
  • 腎機能を含めた定期的な血液検査

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トップ > 健康ライブラリ > 脂質異常症とはどんな病気か

脂質異常症とはどんな病気か

脂質異常症とは、血液中のコレステロールや中性脂肪(トリグリセライド)の値が基準から外れている状態をいいます。以前は「高脂血症」と呼ばれていました。自覚症状はほとんどありませんが、放置すると動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。

📊 診断の目安(空腹時採血)

項目 基準 分類
LDLコレステロール140mg/dL以上高LDLコレステロール血症
HDLコレステロール40mg/dL未満低HDLコレステロール血症
中性脂肪(トリグリセライド)150mg/dL以上高トリグリセライド血症
Non-HDLコレステロール170mg/dL以上高non-HDLコレステロール血症

いずれか一つでも当てはまると「脂質異常症」と診断されます。基準値は健診結果の単位(mg/dL)に基づいています。

🔍 主な原因

  • 生活習慣によるもの:脂肪分や糖分の多い食事、運動不足、肥満、過度の飲酒、喫煙
  • 体質・遺伝によるもの:家族性高コレステロール血症など、若いうちから著しく数値が高くなる体質があります
  • 他の病気にともなうもの:糖尿病、甲状腺機能低下症、腎臓病、肝臓病、一部の薬剤(ステロイドなど)が原因となることもあります

⚠️ 放置するとどうなるか

高い状態が長く続くと、血管の壁にコレステロールが少しずつ蓄積し、動脈硬化が進行します。これにより、狭心症・心筋梗塞、脳梗塞、足の血管が詰まる閉塞性動脈硬化症などのリスクが高まります。高血圧・糖尿病・喫煙などが重なると、リスクはさらに高くなります。

🏥 当院でできること

  • 血液検査によるコレステロール・中性脂肪の評価
  • 生活習慣改善のアドバイス
  • 必要に応じた薬物療法(スタチンなど)の開始・調整
  • 動脈硬化の進行度の評価

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トップ > 健康ライブラリ > 脂質異常症と動脈硬化

脂質異常症と動脈硬化

動脈硬化とは、血管の壁が硬く厚くなり、血液の通り道が狭くなる状態です。脂質異常症、特にLDLコレステロールが多い状態は、動脈硬化を進める大きな原因の一つです。

🩸 動脈硬化が進むしくみ

血液中に増えすぎたLDLコレステロールは血管の壁の内側に入り込み、酸化されて蓄積します。これに対して免疫細胞が集まり、コレステロールを取り込んで「プラーク」と呼ばれるこぶのような塊を作ります。プラークが大きくなると血管が狭くなり、また、プラークが破れると血の塊(血栓)ができて血管が急に詰まることがあります。

⚠️ 動脈硬化が引き起こす病気

  • 狭心症・心筋梗塞:心臓を養う血管(冠動脈)が狭くなる・詰まる
  • 脳梗塞:脳の血管が狭くなる・詰まる
  • 閉塞性動脈硬化症(足の動脈硬化):歩くと足が痛む・しびれる、進行すると安静時にも痛みが出ます
  • 大動脈瘤:血管の壁が弱くなりこぶ状に膨らむ

🔗 重なるとリスクが高まる要因

脂質異常症は単独でも動脈硬化を進めますが、高血圧・糖尿病・喫煙・肥満・運動不足が重なると、リスクは相乗的に高まります。これらをまとめて管理することが、心筋梗塞や脳梗塞の予防につながります。

🏥 当院でできること

  • 頸動脈エコー検査による動脈硬化の評価
  • 他のリスク要因(血圧・血糖)も含めた総合的な管理
  • 脳卒中・心筋梗塞のリスク評価とご説明

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トップ > 健康ライブラリ > LDLコレステロールとHDLコレステロール

LDLコレステロールとHDLコレステロール

健診結果でよく目にする「LDLコレステロール」「HDLコレステロール」「中性脂肪」。それぞれ体の中での役割が異なり、バランスが大切です。

🔴 LDLコレステロール(いわゆる悪玉)

LDLコレステロールは、肝臓で作られたコレステロールを全身の細胞へ運ぶ役割を持っています。しかし、量が多くなりすぎると血管の壁に蓄積し、動脈硬化の原因となります。健診では「140mg/dL以上」が高LDLコレステロール血症の目安とされます。

🟢 HDLコレステロール(いわゆる善玉)

HDLコレステロールは、血管の壁などに蓄積した余分なコレステロールを回収し、肝臓へ運び戻す役割を持っています。動脈硬化を防ぐ働きがあるため「善玉」と呼ばれます。「40mg/dL未満」になると低HDLコレステロール血症とされ、運動不足や喫煙で低下しやすくなります。

🟡 中性脂肪(トリグリセライド)

中性脂肪は体を動かすエネルギー源として使われますが、食べ過ぎ・飲み過ぎ・運動不足によって増えすぎると、肝臓に蓄積したり(脂肪肝)、HDLコレステロールを減らす方向に働いたりします。「150mg/dL以上」が高トリグリセライド血症の目安です。食事の影響を受けやすいため、検査前の食事内容にも注意が必要です。

📈 数値の見方のポイント

  • LDLコレステロールは「低いほど良い」傾向にありますが、目標値は他の病気(糖尿病・心筋梗塞の既往など)の有無によって変わります
  • HDLコレステロールは「高いほど良い」傾向があります
  • 中性脂肪が高いと、見かけ上LDLコレステロールが正確に測れないことがあり、その場合はnon-HDLコレステロールという指標を参考にします

🏥 当院でできること

  • 健診結果の見方についてのご説明
  • 個々の状況に応じた目標値の設定
  • 数値に応じた生活習慣指導や薬物療法のご提案

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トップ > 健康ライブラリ > 生活習慣改善のポイント

生活習慣改善のポイント

脂質異常症の治療は、まず食事・運動などの生活習慣の見直しから始まります。薬物療法を行っている場合でも、生活習慣の改善は治療効果を高めるうえで重要です。

🍽️ 食事のポイント

  • 肉の脂身・バター・生クリームなど飽和脂肪酸を多く含む食品を控える
  • 青魚(さば・いわし・さんまなど)に含まれるEPA・DHAを積極的にとる
  • 野菜・きのこ・海藻・大豆製品など、食物繊維を多く含む食品を増やす
  • 菓子パン・スナック菓子・揚げ物など、トランス脂肪酸を含む食品を控える
  • 糖分・アルコールの摂りすぎは中性脂肪を増やすため注意する
  • 食べる順番を野菜・汁物から始めると、血糖・脂質の急上昇を抑えやすくなります

🏃 運動のポイント

ウォーキングなどの有酸素運動を1回30分程度、週に3〜5回行うことが勧められます。運動はHDLコレステロール(善玉)を増やし、中性脂肪を減らす効果が期待できます。膝や腰に負担がある場合は、水中ウォーキングや軽いストレッチなど、無理のない範囲から始めましょう。

⚖️ 体重管理・禁煙・節酒

  • 肥満(特に内臓脂肪型肥満)は脂質異常症と関連が深く、体重を3〜5%減らすだけでも数値の改善が期待できます
  • 喫煙はHDLコレステロールを低下させるため、禁煙が勧められます
  • アルコールは中性脂肪を上げやすいため、適量を守りましょう

🏥 当院でできること

  • 生活習慣の見直しに関する具体的なアドバイス
  • 定期的な血液検査による効果の確認
  • 改善が難しい場合の薬物療法のご相談

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トップ > 健康ライブラリ > 認知症予防のためにできること

認知症予防のためにできること

認知症を完全に防ぐ方法は、まだ見つかっていません。しかし、生活習慣を改善することで発症のリスクを減らしたり、発症を遅らせたりできることがわかっています。認知症予防は、脳の健康だけでなく、全身の健康を保つことにもつながります。

1. 血圧・糖尿病・脂質異常症を管理する

高血圧、糖尿病、脂質異常症は脳の血管を傷つけ、認知症のリスクを高めます。

  • 血圧を適切に保つ
  • 血糖値をコントロールする
  • コレステロールを管理する
  • 定期的に健康診断を受ける

これらは認知症予防の基本です。

2. 適度な運動を続ける

運動は脳への血流を増やし、認知機能の維持に役立ちます。おすすめは次のような有酸素運動です。

  • ウォーキング
  • 軽いジョギング
  • サイクリング
  • ラジオ体操
  • 水中運動

1日20〜30分程度、無理なく続けることが大切です。

3. 人との交流を大切にする

社会的なつながりが少なくなると、認知症のリスクが高くなることが知られています。

  • 家族や友人との会話
  • 地域活動への参加
  • 趣味のサークル
  • ボランティア活動

などを通じて、人との交流を保ちましょう。

4. 脳を使う習慣を持つ

脳への適度な刺激は認知機能の維持に役立ちます。例えば、

  • 読書
  • 新聞を読む
  • 囲碁・将棋
  • パズルや計算
  • 楽器演奏
  • 新しい趣味への挑戦

などがおすすめです。特に「新しいことに挑戦する」ことが脳への良い刺激になります。

5. バランスの良い食事を心がける

野菜、果物、魚、豆類を中心とした食事は脳の健康維持に役立ちます。

  • 野菜をしっかり摂る
  • 魚を積極的に食べる
  • 塩分を控える
  • 食べ過ぎを避ける

ことを心がけましょう。

6. 十分な睡眠をとる

睡眠中には脳内の老廃物が排出されると考えられています。

  • 規則正しい生活
  • 寝酒を控える
  • 昼寝は30分以内

など、質の良い睡眠を心がけましょう。

7. 難聴を放置しない

加齢による難聴は認知症の重要な危険因子のひとつです。

  • 聞こえにくさを感じたら耳鼻科を受診する
  • 必要に応じて補聴器を活用する

ことが大切です。

🔍 こんな症状はご相談ください

  • 同じことを何度も聞く
  • 物の置き場所を忘れる
  • 約束を忘れることが増えた
  • 慣れた道で迷う
  • 金銭管理や家事が難しくなった

年齢によるもの忘れと認知症は異なります。気になる症状があれば早めにご相談ください。

📝 まとめ

認知症予防の基本は、

  • 血圧や糖尿病の管理
  • 適度な運動
  • 人との交流
  • 脳を使う習慣
  • バランスの良い食事
  • 良質な睡眠
  • 難聴への対応

です。特別なことを始めるよりも、日々の生活習慣を少しずつ改善し、継続することが認知症予防への第一歩となります。

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トップ > 健康ライブラリ > 子どもの発熱:受診の目安

子どもの発熱:受診の目安

子どもはかぜなどの感染症で38〜39℃の熱が出ることがよくあります。発熱だけで慌てる必要はありません。熱の高さだけで重症度が決まるわけではなく、お子さんの様子をよく観察することが大切です。

🏠 自宅で様子をみてもよい場合

次のような場合は、十分な水分をとりながら様子をみることができます。

  • 顔色が良い
  • 水分が飲める
  • 尿が出ている
  • 呼びかけへの反応が良い
  • 遊んだり笑ったりする時間がある

📋 早めの受診をおすすめする場合

  • 生後3か月未満で38℃以上の発熱
  • 発熱が3日以上続く
  • 耳を痛がる
  • 強い咳や呼吸の苦しさがある
  • 水分摂取が少ない
  • 嘔吐や下痢が続く
  • 発疹が出てきた
  • ぐったりしている

🚑 すぐに受診・救急受診が必要な場合

次の症状がある場合は速やかに受診してください。

  • 呼吸が苦しそう
  • 顔色や唇の色が悪い
  • 水分が全く飲めない
  • 尿がほとんど出ない
  • 強いぐったり感がある
  • 意識がはっきりしない
  • けいれんを起こした
  • 激しい頭痛や繰り返す嘔吐
  • 首が硬く動かしにくい

🏡 発熱時のホームケア

  • 水分をこまめに補給する
  • 無理に食べさせない
  • 薄着にしすぎず、厚着にしすぎない
  • 十分な休養をとる

解熱剤はお子さんがつらそうなときに使用します。熱があること自体が必ずしも悪いわけではありません。

📝 まとめ

発熱時には体温だけでなく、

  • 元気があるか
  • 水分が飲めているか
  • 呼吸は苦しくないか
  • 意識ははっきりしているか

を確認しましょう。気になる症状がある場合は、早めに医療機関へご相談ください。

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トップ > 健康ライブラリ > 喘息(ぜんそく)とはどんな病気か

喘息(ぜんそく)とはどんな病気か

喘息は、気道(空気の通り道)が狭くなったり腫れたりして、痰(たん)が増えることで呼吸がしづらくなる病気です。咳・「ヒューヒュー」という音(喘鳴)・息切れなどの症状を引き起こします。人によっては症状が軽く済むこともありますが、日常生活に大きな支障をきたしたり、命に関わる発作(喘息発作)につながったりすることもあります。喘息は完治する病気ではありませんが、症状をコントロールすることは可能です。喘息の状態は時間とともに変化するため、医師と一緒に症状を確認しながら、治療を調整していくことが大切です。

😮‍💨 主な症状

  • 息切れがする
  • 胸が締め付けられる感じ・胸の痛み
  • 息を吐くときに「ヒューヒュー」という音がする(喘鳴):特に子どもに多くみられるサインです
  • 咳や喘鳴のために夜眠れない
  • かぜやインフルエンザなどにかかると、咳や喘鳴の発作がひどくなる

次のような場合は、喘息が悪化しているサインの可能性があります。

  • 症状が以前より頻繁に・強く出るようになった
  • 呼吸が苦しいと感じることが増えた
  • 発作時に使う吸入薬(即効性の薬)を使う回数が増えた

🌬️ 症状が出やすい状況(トリガー)

喘息の症状が出やすくなるきっかけ(トリガー)は人によって異なります。代表的なものは次のとおりです。

  • 運動(特に寒く乾燥した空気の中での運動)
  • 仕事場のほこりや化学物質などの刺激物
  • 花粉・ダニ・カビ・ペットのフケ・ゴキブリの死骸やふんなどのアレルゲン
  • かぜなどの呼吸器感染症
  • 寒い空気
  • たばこの煙などの大気汚染物質
  • 一部の薬(β遮断薬、アスピリン、イブプロフェンなどの解熱鎮痛薬)
  • 強い感情の変化やストレス
  • 食品・飲料に含まれる保存料(亜硫酸塩など)
  • 逆流性食道炎(胃酸が喉に逆流する病気)

⚠️ 喘息になりやすい方(危険因子)

  • 親やきょうだいなど血縁者に喘息の方がいる
  • アトピー性皮膚炎や花粉症など、他のアレルギー疾患がある
  • 肥満
  • 喫煙者・受動喫煙の機会が多い方
  • 排気ガスなどの大気汚染にさらされる機会が多い方
  • 農業・美容・製造業などで化学物質を扱う仕事をしている方

🚑 こんなときはすぐに受診・救急を

重い喘息発作は命に関わることがあります。次のような場合はすぐに医療機関を受診してください。

  • 急に息切れや喘鳴がひどくなった
  • 発作時に使う吸入薬を使っても症状が良くならない
  • 少し動いただけで強い息切れがする

📋 放置するとどうなるか(合併症)

  • 睡眠・仕事・日常生活への支障
  • 発作のたびに学校や仕事を休むことになる
  • 気道(気管支)が硬く狭いまま戻らなくなり、呼吸機能が低下する
  • 救急外来の受診や入院が必要になる重い発作
  • 重症の喘息に対する長期的な薬物療法による副作用

適切な治療を続けることで、これらの合併症を防ぐことができます。

💡 症状をコントロールするためのポイント

  • 治療計画を守る:医師と相談して立てた治療計画(お薬の使い方・発作時の対応)に沿って、自己判断で変更しないようにしましょう
  • インフルエンザ・肺炎球菌などのワクチンを受ける:感染症をきっかけに症状が悪化することを防ぎます
  • トリガー(症状の引き金)を知り、できるだけ避ける:何が症状を悪化させるかを把握しましょう
  • 呼吸の状態に注意する:軽い咳・喘鳴・息切れなど、発作の前兆に気づけるようにしましょう
  • 悪化のサインに早めに対応する:早めに対応することで、重い発作を防ぎ、必要なお薬の量を減らすことにもつながります
  • お薬は指示通りに使う:症状が良くなったように感じても、自己判断で中止・減量せず、必ず医師に相談してください
  • 発作時に使う吸入薬の使用頻度に注意する:使う回数が増えてきたら、喘息のコントロールが不十分というサインです。早めにご相談ください

🏥 当院でできること

  • 問診・診察による喘息の評価
  • 症状やトリガーに応じた治療計画の作成・見直し
  • 吸入薬の種類・使い方のご説明
  • インフルエンザ・肺炎球菌などのワクチン接種
  • 症状が悪化した場合のご相談

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トップ > 健康ライブラリ > COPD(慢性閉塞性肺疾患)とはどんな病気か

COPD(慢性閉塞性肺疾患)とはどんな病気か

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、肺が傷つくことで起こる進行性の肺の病気です。気道に炎症や腫れが生じ、空気の通り道が狭くなる(気流制限)ことで、呼吸が苦しくなる・痰を伴う咳が続く・「ヒューヒュー」という喘鳴(ぜんめい)が出るといった症状が起こります。代表的な原因はタバコの煙で、「肺気腫」と「慢性気管支炎」という2つの病態が合わさって起こることが多い病気です。COPDは進行性の病気ですが、適切な治療によって症状をコントロールし、生活の質を保つことができます。心臓病や肺がんなど合併症のリスクを下げることにもつながります。

😮‍💨 主な症状

  • 体を動かしたときに息切れしやすい
  • 呼吸時に「ヒューヒュー」という音がする(喘鳴)
  • 痰(透明・白・黄色・緑色)を伴う咳が続く
  • 胸の締め付け感・重さ
  • だるさ・疲れやすさ
  • かぜなどの呼吸器感染症を繰り返す
  • (進行すると)意図しない体重減少
  • 足首・足・脚のむくみ

普段の症状が一時的に悪化することを「増悪(ぞうあく)」といい、数日から数週間続くことがあります。におい・冷たい空気・大気汚染・かぜなどの感染症がきっかけになることが多く、息苦しさの悪化・胸の締め付け・咳が増える・痰の量や色・粘りの変化・発熱などがみられます。

🔍 主な原因

  • タバコの煙:最も多い原因です。長期間の喫煙により肺が傷つきます
  • 職場での化学物質・粉じんへの長期暴露
  • 調理・暖房の煙への長期暴露(換気の悪い環境)
  • 遺伝的な要因(アルファ1-アンチトリプシン欠損症など):比較的若い年齢で発症することがあります

COPDは主に「肺気腫」(肺胞の壁が壊れ、酸素と二酸化炭素のガス交換がうまくできなくなる)と「慢性気管支炎」(気道に炎症が起こり、粘液が増えて空気の通り道が狭くなる)の2つが合わさって起こります。

⚠️ なりやすい方(危険因子)

  • 長期間の喫煙者(喫煙年数・本数が多いほどリスクが高い)、受動喫煙の機会が多い方
  • 喘息がある方(喫煙との組み合わせでさらにリスクが上昇)
  • 職場で化学物質・粉じん・煙にさらされる機会が多い方
  • 換気の悪い環境で調理・暖房の燃料を燃やす機会が多い方
  • 家族にCOPDの方がいる、または遺伝的にアルファ1-アンチトリプシンが少ない方

🚑 こんなときはすぐに受診・救急を

治療を行っても症状が良くならない、あるいは悪化する場合や、発熱・痰の変化など感染症のサインがある場合はご相談ください。次のような場合はすぐに救急受診してください。

  • 急に息が苦しくなり呼吸が整わない
  • 唇や爪の色が青っぽくなる
  • 脈が速い
  • 頭がぼーっとして考えがまとまらない

📋 放置するとどうなるか(合併症)

  • 呼吸器感染症:かぜ・インフルエンザ・肺炎にかかりやすくなり、肺の組織がさらに傷つくことがあります
  • 心臓の病気:心臓病・心筋梗塞のリスクが高まります
  • 肺がん:COPDのある方はリスクが高くなります
  • 肺高血圧症:肺へ血液を送る血管の血圧が高くなります
  • 不安・抑うつ:呼吸が苦しいことで活動が制限され、気分の落ち込みにつながることがあります

🛡️ 予防・進行を防ぐためにできること

  • 禁煙する:COPDの最大の原因はタバコです。禁煙することでCOPDの予防、また進行のスピードを遅らせることができます。一人で難しい場合は禁煙外来などのサポートをご活用ください
  • 職場での化学物質・粉じん・煙への対策:マスクなど防護具の使用について職場と相談しましょう
  • ワクチン接種:インフルエンザ・肺炎球菌・新型コロナウイルス・RSVなどのワクチンを受けることで、感染症をきっかけとした症状悪化を防ぎます
  • 気分の落ち込みへの対応:気分が落ち込む・無力感が続く場合は、お気軽にご相談ください

🏥 当院でできること

  • 問診・診察によるCOPDの評価
  • 症状に応じた治療計画の作成・見直し
  • 吸入薬の種類・使い方のご説明
  • 禁煙のご相談・禁煙支援
  • インフルエンザ・肺炎球菌・RSVなどのワクチン接種
  • 症状が悪化した場合のご相談

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